(↑写真は山形県野球場。2010年撮影。)
前回に引き続き、昨年10月30、31日に行われた東北連盟会長大会・クラブの部の模様を記していきます。
クラブの部は各県代表1チームずつ、計6チームによる争いとなりますが、青森県がコロナ感染の環境を多大に受けている影響で県外大会の参加は大きく縮小せざるを得なくなりこの大会も不参加、5チームによる戦いとなりました。情報基は「一球速報(https://baseball.omyutech.com/)」より。
▽一回戦 オールいわき6―5 ゴールデンリバース
東北クラブ界の最前線を走ってきた両チームの対決は接戦となった。今年踏んだ場数のぶんいわきの立ち上がりよく、四回に先制すると、五回に5点のビッグイニングでリード。しかしリバースは六回に2点を返すと、絶対的豪打者の本塁打などで激しく追い上げる。元プロ投手→チームを支える右腕の継投で、いわきが接戦を制した。
▽準決勝 鶴岡野球ク 9―1 オールいわき
一回戦の激戦を勝ち上がったいわきが勢いに乗るかと思われたが、地元でもありいい所を見せたい鶴岡が四回以降得点を重ね、投げては若手2投手が奮闘。いわきは近年多く登板している左右の投手が継投で鶴岡打線に立ち向かったが攻略を受けて大敗を喫っした。
▽準決勝 水沢駒形倶 5―3 東北マークス
マークスは三回までに3―0とリード。駒形は中盤から反撃を始め、六回までに同点に追いつくと七回に2点を勝ち越し、投げては年長者左腕→ベテラン右腕→移籍若手右腕と継投し、中盤以降マークスの攻撃を封じ決勝戦へ進出した。
▽決勝戦 水沢駒形倶 10―3 鶴岡野球ク
20数年ぶりの山形県勢の優勝を狙った鶴岡だったが、駒形は初回に2点、三回に4点を挙げ試合を掌握すると、終盤にも得点を積み重ね、七回の3得点でサヨナラコールドに持ち込んだ。鶴岡は三回に1点差まで追い上げるもその後に大量失点くらい、七回までに四点差まで詰めたが最後とどめを刺された。
クラブの部、トピック2つばかり。
1)新庄球友クが約20年前に優勝しましたが、それ以降は優勝までは届いていなかった山形勢。今回鶴岡がオールいわきに大差で勝ち、優勝のチャンスが巡ってきましたが、都市対抗で好結果を出した水沢駒形倶に惜しくもその夢を打ち砕かれました。
2)青森県勢の不参加も残念でしたが、秋田県勢もクラブチームの参加には難関がつきまとい、能代、GLANZ、都市対抗でのゴールデンリバースが辞退、クラブ選でのリバースは規模縮小と思うように東北部分公式戦を重ねられなかった悔しさを持ちました。なんとか2022年度はそれを乗り越える社会状態であってほしいと思います。
これでなんとか2022年度中の公式戦については書き切りました。まとめがまだですが、岩手県部分の公式戦が始まるまであと3週間あるので、それまでには何とか何とか、\(・・)/m(__)m。
新年度もお付き合いよろしくお願いします。
(↓写真、山形県第二野球場。こちらは近年でも社会人野球の公式戦経験があります。)