MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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2018社会人野球 7月後半開催の東北クラブカップ岩手予選第二週(第3日、第4日)結果と各県の様子/8月中の大会について。

 この項では7月29、30日に行われた東北クラブカップ岩手県予選の第二週7試合の詳報と、クラブ関連の試合情報を日本野球連盟ホームページ(jaba.or.jp)情報をもとにお伝えします。最初に29日に行われた三回戦と準決勝の模様からです。

◇釜石野球団 7−4 一戸桜陵ク

 第一週2連勝で勢いに乗る釜石はこの日も一戸主戦坂井優を打ち込み二回までに5得点。途中一戸の猛追も食うが、釜石の鈴木が耐え、終盤に2点追加し逃げ切ったら、一戸は三回に3点返すなど追い上げたが届かなかった。

◇MKSIBC 12−3 北上REDS

 近年上位もうかがうようになったMKSIとクラブ選県4強の北上の対戦。三回までに北上が先行するが…三回のMKSI10得点はさすがに驚いた。以降はなんとか落ち着いたがこの得点は試合を決めるには十分だった。

矢巾硬式ク 2−1 宮古倶楽部

 矢巾は南幅、宮古は齋藤と精神的タフさが売りのエースが先発。先手をとったのは矢巾。二回に先手をとると六回にも一点。宮古は七回に1点を返し反撃なるか、と思われたが、南幅が一踏ん張り利かし完投。宮古は齋藤を援護したかった。

◇盛岡球友倶 9−4 盛友クラブ

 一昨年と前年の交流大会進出チーム同士の対戦は思わぬ差がついた。四回までで3−0とリードしていた盛球は五回に5得点!盛友は後半に4点奪い矜持は見せたが、三塁打3本と鈴木治の力投で勝ち切った。盛友は五回裏だけ悪夢。

◇釜石野球団 6−4 MKSIBC

 初の県突破を目指すMKSIは主戦田村を、三年ぶりの県突破を目指す釜石は若き主将菊池が先発。釜石が六回までリードもMKSIが終盤に追いつきタイブレークに持ち込む。釜石が2点先行し、更にその裏を無得点に制し三年ぶりの東北進出を果たした。

矢巾硬式ク 3−1 盛岡球友倶

 二年ぶり東北目指す盛球は加藤、前身大会以来8年ぶりの東北行き目指す矢巾は初登板の細川を持ってきた。盛球は三回に先制したが、初登板の細川を援護せんと矢巾打線は中盤に3点あげ逆転。細川はそれに応え盛球打線を抑えきり完投。矢巾は東北CCとしては初進出を果たした。

 30日は代表2チームが県内大会優勝をかけて戦いました。

◇釜石野球団 8−5 矢巾硬式ク

 優勝をかけた戦いは釜石鈴木、矢巾はベテラン大道が先発。勢いが上回っていたのは釜石で二回に5点先取すると、中盤にも3点追加。矢巾も小刻みに反撃し、去石の2三塁打も効き5点返したが釜石が鈴木→菊池と継投し優勝を成し遂げた。

 個人表彰は以下の通り。最高殊勲選手の菊池投手は2年目、敢闘賞の去石選手は新人での受賞。佐々木選手は1試合欠場しましたが規定に到達しました。

 菊池健太郎(釜石)最高殊勲選手

 去石 晴希(矢巾)敢闘賞

 佐々木健祐(釜石)首位打者

 記事アップは8月14日にしてしまいましたが、8月12日時点での東北他県クラブカップ予選の状況をお知らせします。【】が本大会進出チーム。

△宮城→【TFUクラブ】がHOKUTO、大崎を破り前年の借りを返す。

△青森→三菱製紙八戸】がキングブリザード、全弘前を破りリーグ優勝し東北に。

△秋田→7チームが参加。【大曲BC】が互大設備を破り代表に。

△福島→11日から12チームで開催。
 クラブ選手権東北予選進出のいわき、郡山E、郡山Bもエントリ。
 福島硬友−全白河、オールいわき−郡山イーストで18日に代表決定戦。

△山形→8月18日に予選会。3チームリーグ戦。

 ―18日に福島県2、山形県の代表が決まり出場チームが出揃います。最後に、ここしばらくの岩手県関連出場大会の紹介をします。

▲8月18日から弘前市長杯。青森はクラブ4チーム、岩手からは盛岡球友、一戸桜陵、花巻硬友が参加します。

▲8月24日から日本選手権東北最終予選(仙台市民、石巻市民)。東北の企業8チームが参加します。

 書きためていた記事を盆を利用してアップしますので時間ありましたら付き合ってやってください。今回は以上で失礼します。

2018社会人野球 リバース、アレッズが本大会に。岩手の本大会連続出場は42年でストップ。クラブ野球選手権東北予選第3日結果。

 今日は。先週末から全国各地でクラブ野球選手権二次予選が行われています。東北地区でも今日最後の2枠をめぐって熱い戦いが行われました。私は直に球場行けませんでしたが、弘前アレッズ中継室のYouTube中継でその様子を見ていました。その結果をピックアップゲームで記します。写真はこれまでとっていた写真の中から使用します。

◆ピックアップゲーム

弘前アレッズ5=040000010

水沢駒形倶 3=200010000

 前年代表を逃したアレッズが、集中打と小刻みな継投で駒形を振り切り代表に。同時に駒形の敗戦でこれまで46都府県唯一連続出場を続けてきた岩手勢は43回目にしてついに本大会出場が途切れた。

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 駒形は初回に横倉、松岡の適時打で先制したが、二回に斎藤のリズムが乱れたか、アレッズ下位打順からの攻撃で4点を失う。早めに点を返したい駒形は山上、諏訪を攻め込み5回に菊池譲の適時打で1点差に迫った。

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 途中救援から粘投してきた松本智だが、八回に瀧澤に痛打を食うなど攻略を受け、代わった松本利が犠牲フライで1失点。九回には無死からランナー二人出す好機つくるも、リリーフした山口に封じられ試合終了。総力あげたアレッズが2年ぶりにドーム進出。駒形は機はつくるも継投策に決定打を封じられた。

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 …何から語ればいいですか。

 昼、結果が出た後のツイートでは以下のように記しました。

『…ついに、岩手勢本大会連続出場が途切れました。前線で戦われた駒形、江刺の皆様お疲れ様でした。』

『かつては岩手で単独枠。99年からの現行形式でも19大会連続で代表を送りましたが今回ついに…駒形、江刺の皆様、近年その荷を背負わせ続けてすみません。前線で戦ってくれたことにただお礼を申し上げます。』

 それをベースに。

 かつて、社会人野球と言えば「ノンプロ」と言われた企業チームが主流だった時代がありました。もっと以前はクラブチームが主体となって始まった社会人野球ですが、日本社会の取り巻く状況から社会人野球=企業チーム化、という道に。その中で岩手県はクラブチームがずば抜けて多くありました。

 企業チームだって盛岡鉄道あり、釜石製鉄あり、岩手銀行、日通盛岡、岩手トヨタ、県南バス、小野田セメントとある時代から。時にはそのクラブチームが企業チームに噛みつくこともあった。高校野球では他県勢に苦杯を浴び、大学野球は更に目立たなかった頃、それでも80年中盤に出版されたプロ野球人国記(ベースボールマガジン社)で「その熱意はどこの県にも劣らぬ」と記されたのは、広く県内に硬式野球をする場があり、それを続ける人が多くいたからではないでしょうか。

 1974年から岩手クラブ選手権、1976年からはクラブ野球選手権が始まり、その場で全国に進出し、その経験を持ち帰ってきたことが次の熱意を起こす糧にしてきた。出場するチームは変われど。21世紀、殊に2005年から変わり始めたクラブチームの環境。東日本大震災含めた社会環境の変化と併せて、富士通やアレッズのような形態で「都市対抗も含め上を目指すチーム」もできました。

 環境も変わる中でひとつの県が絶対の位置にいることはできません。「いつか来る」と思った出来事が、今日、訪れてしまいました。これまで最前線で戦われた皆様、軌跡を作っていただきありがとうございました。またここから歩んでいきましょう。



 もう1試合の代表決定戦は以下の通りです。

◆Gリバース 6−3 郡山EJク

 念願の東北突破に向けて総力戦で挑む郡山イーストは前半を0−1で乗りきったが、リバースは六回に一気に4点を追加。七回に郡山イーストが3点返したが、その裏にリバースがだめ押し。小沼→高橋と主戦投手の継投で郡山イースト打線を抑え、3年連続のドーム進出を果たした。

 クラブ野球選手権に関しては、他にも情報が多々入ってきていますが今日はこの記事書くので精一杯です。いくつかの記事はまた日を改めて記すことにします。お付き合いありがとうございました。

2018社会人野球 富士通、マークス全国に、岩手決戦は駒形が制す-クラブ選手権東北二次予選第2日短報と第3日見所/岩手定期戦も短報。

 今晩は。クラブ選手権、今日はあづま球場で準決勝、決勝戦が、信夫ヶ丘球場では敗者復活一回戦が行われました。制作時間の都合で結果については短報、見所は通常通りでお伝えします。情報は日本野球連盟jaba.or.jp)より。

◎あづま球場

◆東北マークス 24−5 郡山EJク

富士通ICク 8−6 弘前アレッズ

富士通ICク 10−0 東北マークス

◎信夫ヶ丘球場

◆Gリバース 7−3 鶴岡野球ク

◆水沢駒形倶 10−6 オール江刺

 富士通アイソテック、東北マークスは本大会進出が決定。鶴岡野球クとオール江刺は予選敗退が決定です。大会最終日、代表決定戦は下記2カードで行われます。

◇あづま第一 Gリバース−郡山EJク

 初戦大敗のショックを振り払い勝ち上がった リバースは大会3本塁打と長打力備える打線でどこまで活路を見出すか。郡山Eはマークスに大敗したが前日2連勝の意気込みも。初のドーム進出へ総力戦で挑む。

◇あづま第二 水沢駒形倶−弘前アレッズ

 駒形は県予選同様終盤の攻撃で“奥州決戦” を制してきた。経験値備えた攻撃力でアレッズ投手陣の攻略を。アレッズは山口が後援に回り久米田らが奮闘してきた。前日の執念が原動力になる。

 第三、第四代表決定戦はギリギリの戦いになります。どのチームも悔いなく臨んでください。

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 続いて、岩手県定期戦も結果短報でお伝えします。

盛岡大学 1-0 JR盛岡

トヨタ東 7-0 盛岡大学

トヨタ東 4-0 JR盛岡

 1位 トヨタ自動車東日本

 2位 盛岡大学

 3位 JR盛岡

 詳細はまた後日に。お付き合いありがとうございました。

2018社会人野球 江刺、駒形は敗者戦に、福島勢2チームとマークス、アレッズが準決勝に−クラブ野球選手権第1日の結果と第2日の見所/岩手定期戦対戦カード。

 今晩は。名古屋で気温40℃をたたき出す猛暑のなか、福島市では西武ドーム行きを目指してクラブ野球選手権東北二次予選が行われました。日本野球連盟HP(jaba.or.jp)を基に今日行われた6試合の結果をお伝えします。

◇郡山EJク 10−4 オールいわきク

 郡山Eがここ数年の借りを返す攻勢でいわきを破った。先制されるもすぐ逆転し、五回に大量6点。桑原がリードを保ち逃げ切った。いわきは中盤の失点以降追い上げも見せたが、七回にだめ押しを食らったのも響き予選敗退。

◇東北マークス 7−0 水沢駒形倶

 接戦が予想されたカードだが、五回の大量点が響き予想外の大差がついた。マークスは四回に先制すると五回に4点奪取。終盤にも追加点をあげ、伊藤侃ら3人の継投で完封。駒形は五回の守備はともかく、マークス投手陣を攻略できず敗者復活戦に回った。

◇郡山EJク 7−6 鶴岡野球ク

 点を取りつ取られつのゲーム展開、最後は地元の郡山が底力を見せサヨナラゲームに持っていった。郡山Eが序盤にペース握るも鶴岡はジリジリと追い上げ7回に逆転。三回以降復調した木俣がこのまま逃げ切るかと思われたが、最終回ドラマが待っていた。鶴岡は最後の詰めを誤り敗者戦に。

◇オール江刺 13−2 郡山BBC

 江刺がビッグイニング二度の攻撃を見せコールドに持ち込んだ。途中六回までは3−2と競っていたが、終盤七、八回に江刺が10点。高橋比呂に本塁打が出るなど援護を受けた江刺投手陣は失点も2に抑え逃げ切った。郡山Bは三回に一時は逆転したが、近年の経験の差が終盤に現れ無念の予選敗退。

富士通ICク 19−1 Gリバース

 前年本大会進出チーム同士、接戦が期待されたが…二回の4点はともかく、三回の13点はリバースに大きなダメージを与えた。富士通は本間、服部、高橋と継投し、ダレずに準決勝進出。リバースは七回に小沼が本塁打を叩き込み、完封敗けを逃れるのがやっとだった。

弘前アレッズ 13−11 オール江刺

 アレッズがリードしては江刺が逆転し…を二態繰り返し7−5で江刺リード迎えた八回、アレッズは大量7点を奪い逆転。九回の反撃もかわし競り勝った。江刺は久米田らを攻略し最後エース山口を引きずり出したが八回の失点が響いた。

 ―はい、以上6試合の結果でした。今日目立ったのは郡山EJクの1日2勝ですか。東北二次予選は一回戦が即敗退ゾーンで、組合せでそこに配置された場合「ここで勝たないと即終了」と精力を使い、より相手が強くなる二回戦目が大変になりますがクリアーしたものです。勢いつけて初“東北突破”なるか。

 一方で、前年代表チーム同士の対戦がよもやの大差になりました。特に富士通−リバースは「違う試合開けてしまったか」と思い、よく見たら…。実力そのものがある分、傾きかげんでは一気に差がつくこともある、というのは認識していましたが、こういう形になると驚く他ありません。3日間の短期決戦、リカバーに努めたいところです。

 では今日の対戦カード見所です。

◆あづま第一 郡山EJク−東北マークス

 2年前は東北クラブカップで対峙した両者がドーム進出をかけた一戦で再び対戦。マークスは一関大会の勢いはまだ継続中。抜かりはなく戦いたい。郡山EJは1日2連勝で勢いに乗る。マークス投手陣をいかに攻略するか。

◆あづま第二 富士通ICク−弘前アレッズ

 九割九分本間−山口の投げ合いが予想される一戦。前日盤石の試合運びを見せた富士通は、7長打を放った攻撃陣が勢いままに発揮できるか。地元の声援を受け戦う。アレッズはチーム総力の粘りを見せて江刺を逆転してきた。両者ともに先手を握り戦いたい。

◆あづま第三 決勝戦

 準決勝2試合の勝者が東北王者を決める戦いに挑みます。来年の出場枠プラス1を考えると抜いた戦いはできません。

◆信夫ヶ丘第一 鶴岡野球ク−Gリバース

 経験値はリバースが上回るが、予想外の大敗がチームにどういう影響をもたらすか。打で見せた小沼が投で引っ張り気勢を上げたい。鶴岡は手応えもつかんだが最後競り負けた結果を糧に。手負いの強敵に確実性高めた攻守で挑む。

◆信夫ヶ丘第二 水沢駒形倶−オール江刺

 よりによっての岩手決戦。県予選では駒形が競り勝っているが、短期決戦を考慮すると昨日得点力に手応えをつかんだ江刺がモチベーションは上回る。駒形の経験値と選手層が勝るか、江刺の勢いが勝るか。注目の一戦。

 今日で代表2チームが決まります。

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 もうひとつ。岩手県内では企業、大学チームによる岩手県定期戦が行われます。この後日本選手権最終予選を控えるだけに、東京ドーム出場のトヨタ自動車東日本、「東北6強越え」目指すJR盛岡と企業2チームがどう戦うか。盛岡大も秋のリーグ戦に向けて貴重な鍛練の場です。会場は葛巻町運動公園。リーグ戦の対戦順は以下の通り。

◆8時30分前に開始予定。

1)JR盛岡−盛岡大学

2)トヨタ東−盛岡大学

3)トヨタ東−JR盛岡

 猛暑の続く東北地区ですが、急な荒天も予想されます。皆様お気をつけて試合に臨んでください。完成が試合開始越えてすみません。失礼します。

2018社会人野球 クラブ野球選手権東北予選開幕。出場チーム紹介と第一日の見所。

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 今晩は。クラブ野球選手権の東北予選が3日開幕と迫ってきました。クラブチームにとっては一番の目標となる西武ドームを目指す最終関門、10チームが福島に集って「一回戦カット敗者復活トーナメント」で代表4枠を争います。では出場チーム紹介。選手名は敬称略、試合情報は日本野球連盟jaba.or.jp)を参考にしました。

富士通アイソテッククラブ(福島1)
前年は)アレッズやマークスとの競り合い制し東北王者に。本大会は浜松の140キロ半ば速球投手に苦杯。
今年は)都市対抗県優勝、東北予選1勝2敗。一関大会は準決勝進出。
今予選)直前の都市対抗東北予選もあり厳しい日程も高橋、安田が力投し優勝。
寸評)やはりエース本間、主力打者村島、八百板が鍵。今年も都市東北で唯一クラブで勝っているので、注目もマークも受けるが連続王者狙う。

◇オールいわきクラブ(福島2)
前年は)一度はリバースに勝つも、敗者復活戦でリベンジ食らい代表逃す。
今年は)県内は安定して上位に。都市対抗は県準優勝、東北予選2敗。
今予選)渡辺竹が都市対抗での借り返す奮投など厳しい日程乗り越え準優勝。
寸評)投手陣は松本、渡辺竹軸に連戦対応を。打者では松本聖、鈴木裕の出塁で流れつかみたい。経験を積み4年ぶりのドーム目指す。

◇郡山イーストジャパンク(福島3)
前年は)県予選準決勝でいわきに敗れ東北行き逃す。
今年は)都市対抗は不戦勝の後1敗。
今予選)いわき菊田に勝利後、福島クの棄権で県予選突破。準決勝で富士通に敗戦。
寸評)結成後意識高い取り組みは見せているがまだクラブ選手権での本大会進出は未達。今回は突き抜けたい。

◇郡山BBC(福島4)
前年は)県予選一回戦敗退。
今年は)都市対抗県予選三回戦。
今予選)一回戦から登場。福島硬友や全白河を僅差で破り東北出場権を得た。
寸評)県予選は投手陣中心に粘り勝って3勝し東北に。元々は全国準優勝(90年代)も経験。07年以来の出場で再興といくか。

◇鶴岡野球ク(山形)
前年は)地元開催で錦を飾りたかったが代表決定戦2連敗で全国届かず。
今年は)都市対抗は県予選1勝もきらやか銀行に敗戦。
今予選)リーグ戦、天童には後半逆転、新庄にも後半に追いつき東北進出権を得た。
寸評)木俣、冨樫を軸に連戦対応可。ここ数年積んだ経験値の発揮し山形勢13年ぶりの西武ドームめざす。

◇東北マークス(宮城)
前年は)15、16年の鬱憤晴らし全国進出。本大会では代替わりしたメンバーが箕島の洗礼を受けた。
今年は)都市対抗は企業2チームに苦杯。一関大会はREVENGE99、全足利、富士通、駒形破り優勝。
今予選)準決勝まで2試合で34-0。ライバルTFUを破り突破。
寸評)投手陣の軸は鈴木、柳原に。チーム一体化の努力更に進め全国の借りは全国で返す。

◇ゴールデンリバース(秋田)
前年は)敗者復活戦踏ん張り代表権。全国でも「あわやノーノー」16年の借り返す1勝。
今年は)都市対抗は県ベスト4。一関大会は2勝も駒形に敗れる。
今予選)由利本荘クに苦戦も以降2試合は快勝し東北予選に。
寸評)TDKから高橋、菊地と技量十分の選手が移籍し強化が進む。「前年より上」目標に戦う。

弘前アレッズ(青森)
前年は)組み合わせの運が作用しよもやの2連敗。リバースに0-1敗退でドーム連続出場ストップ。
今年は)県内無敗も都市対抗東北予選2敗。一関大会は警視庁に敗戦。
今予選)三菱八戸に差を詰められるも優勝。
寸評)久木田、山上、諏訪がどこまで山口をカバーできるか。瀧澤中心に全国意識したプレーでドーム復活を。

◇水沢駒形倶(岩手1)
前年は)瀬戸際から敗者戦2連勝で代表。馬場の力投で一昨年全国優勝ビッグ開発破るも千曲川に逆転敗退。
今年は)都市対抗は県準優勝も東北予選2敗。一関大会は準優勝。
今予選)宮古に差を詰められ、江刺とは接戦も地力を見せ優勝。
寸評)斎藤、松本利に松本智が主戦級に名乗り。横倉ら成長著しい若手に菅原瑛も加わり、東北王者奪回、最終日進出を狙う。

◇オール江刺(岩手2)
前年は)東北予選進出も一回戦で大曲クに敗れ即敗退。
今年は)20代前半投手陣の成長も意識。都市対抗県4位、福島大会は富士通に、一関大会は茅ヶ崎に敗戦、
今予選)高田、赤崎を連破し代表権。駒形にも肉薄準優勝。
寸評)菅原祥、藤野、村岡が長らく支えてきたが大久保、千葉らが20代を引っ張りたい。力は十分、地力発揮を。

 以上踏まえて、3日に行われる6試合の見所を紹介します。

◇あづま第一 オールいわき-郡山イーストジャパン
 福島予選の2、3位チームが対戦。ここ数年いわきに先んじられることの多い郡山Eはその払拭から。いわきは自己のペースで試合に入りたい。

◇あづま第二 東北マークス-水沢駒形倶
 一関大会の決勝戦がいきなり初戦から。強豪4連破で上げ潮のマークスに対し、豊富な投手陣を持つ駒形が攻守にペースを引き込むか。

◇あづま第三 鶴岡野球ク-第一試合勝者
 県予選は試合後半の粘り腰で代表権を得た鶴岡。相手は一試合勝っている勢いを持ち込むのでがっぷり組むか注目。

◇信夫ヶ丘第一 オール江刺-郡山BBC
 共に複数投手を用いて勝ち上がり。3試合を勝ち抜いた自信持つ郡山に、投手陣の課題克服に光が見えた江刺、どっちの成長力が勝るか。

◇信夫ヶ丘第二 ゴールデンリバース-富士通アイソテックク
 前年東北王者の富士通に、力強さ増したリバースが相対。富士通は河野以降の中下位打順も総力で援護を。リバースは菊地の強打糸口に本間を攻略したい。

◇信夫ヶ丘第三 弘前アレッズ-第一試合勝者
 より上目指して模索続けるアレッズは入口をどう入る。二重の意味で勢い乗る第一試合勝者に先んじて実力を見せられるか。

 完成が当日朝になってすみませんでした。天候は相変わらずの猛暑です。皆様対応お気をつけて試合に臨まれてください。

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月末進行、盆前進行に移行して。

 クラブカップ岩手予選が終わり、今週末はクラブ選手権東北予選と岩手県定期戦。日本選手権の最終予選の組み合わせも発表されました。

 様々な日程重なったときはプレビュー・試合紹介を優先し、試合結果は後刻まとめるスタイルをとっていますが、それでも追いつかない状態になる時期があります。まして、これまで別な人がしていた役割が自分に回ってくる、なんてのが増えると時間は余分に削られたり。

 クラブ選手権東北予選は金曜開幕なので、それまでに記事書けるように努めます。

送信コマンドを間違えました。野球記事制作は準備中です。

 31日0時15分にアップした記事ですが、本体ブログと送信コマンドを間違えてしまい当方に掲載されてしまいました。お詫び申し上げます。

 野球の記事は月末進行もありデータ集めが進んでいません。もう少し時間を下さい。

2018社会人野球−東北クラブカップ岩手予選…の記事書ききれません。ごめんなさい。

…今朝は朝から用事が立て込み、その準備で昨夕から体調調整していたので記事を書く時間が作れません。申し訳ございません。今日は東北進出2チームによる決勝戦が行われます。第二週も詳報はまとめて記述します。

2018社会人野球 東北クラブカップ県予選、赤崎ク緒戦敗退!第一週(第1日、第2日)の結果/第二週第3日の見所。

 今日は。社会人野球やるにも猛暑が応える季節になっています。そんなもので私も日傘さしながらのチーム帯同・試合見学となりました。東北クラブカップ第一週の試合結果と第3日の見所をお伝えします。今回は江刺、前沢両球場(胆沢を予備会場)で開催しています。
◎7月21日開催分

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◇ピックアップゲーム
釜石野球団 13=0050125
盛岡桜窓ク 4=0000130
 朝早くから高温気味の気候の中スタートした試合が動いたのは三回。大瀬の安打から乙津の三塁打、久保二塁打、更には野村セカンド犠飛で本塁を突き一挙5点先制。六回にも3暴投と久保適時打、差を詰められた七回には佐々木、菅原、柏の適時打で突き放し、投げては菊池健の力投の末完投で勝ち抜いた。

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 桜窓は五回に下村、六回には引屋敷凌、佐藤の連続長打などで計4点を返したが、バッテリーエラーが重なり差を広げられた。

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【釜石野球団】出場選手
5 高 橋
D 大 瀬
6 乙 津
3 佐々木憲
9 菅 原
8  柏
7 久 保
4 鈴 木
2 野 村
1 菊池健
【盛岡桜窓ク】出場選手
61下 村
156上野
3 引屋敷凌
9 佐 藤
8 橋 本
2  森
515播磨
4 中 里
7 川 村
H 高 橋

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◇花巻硬友倶 10-3 住田硬式ク
 花巻は住田吉田康の立ち上がりを突き初回いきなり4点先制。三回にも1点あげると六回には再び4点追加し試合の流れをつかんだ。住田は二回以降落ち着きを取り戻し、七回にコールドを免れる3点はあげたがその裏に止めを刺された。
宮古倶楽部 9-0 高田クラブ
 新加入選手もあり意気も高かったはずの高田でしたが、行事と重なるなど人員が確保できず棄権に。出た大会で見せ所も作っていただけに再挑戦を。宮古倶楽部は戦わずして第二週進出。
◇オール不来方 9-8 福高クラブ
 福高は山本を立てたが、不来方は初回から打ち込み6得点。しかし、福高も二、四、五回に2点ずつ返し打撃戦に持ち込ませる。不来方は小刻みに追加点をあげ瀬戸を援護、八回に1点差まで追い上げられるが、なんとか逃げ切った。
◇MKSI BC 13-8 久慈クラブ
 両者共に田村、廣崎と主戦を先発に立てたが中盤から点の取り合いに。久慈先手→MKSI逆転→七回の3点で久慈が逆転と進んだ試合は、MKSIが七、八回に3点ずつあげ打ち勝った。久慈は終盤持ちこたえられず涙を飲んだ。
◇北上REDS 3-1 雫石クラブ
 北上はクラブ選躍進の原動力高橋郡が、雫石は一時期の盛岡一高二本柱及川、小野寺の継投で勝負に。投手戦となった試合の差を分けたのはハーフタイム前の五回にあげた点数差。雫石は先制したが、北上は3点あげ逆転、そのまま逃げ切った。

 ―大会初日はこのような結果になりました。引き続いて第2日の結果です。

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◇ピックアップゲーム
釜石野球団 6=000200004
赤崎野球ク 0=000000000
 赤崎の先発はいまや主戦格花崎、釜石は前年に一勝をあげている鈴木が先発。

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 試合は四回に動く。3安打で一死満塁とすると、この日は捕手に入っていた菅原がレフト前に適時打を放ち先制。花崎は以降二イニング踏ん張ると、七回からは新加入宮田が当番。切れのある速球で8アウト中6三振(1打者結果未確認)を奪ったが、九回に3失点と洗礼もうけた。

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 最終回、リリーフした釜石主将・菊池健から無死満塁と攻め立てたが、強烈な当たりが真正面ゲッツーなるなどし万事休す。釜石は三度あった好機のうち二度を田中の本塁打など大量点で生かし、投げては鈴木→菊池健の継投で赤崎クを完封。2連勝で第二週に進んだ。

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【釜石野球団】出場選手
4 三 浦
5 高 橋
7 乙 津
9 菊池昭
3 田 中
8 久 保
6 佐々木康
2 菅 原
D 大 瀬
1 鈴 木
 1菊池健

【赤崎野球ク】出場選手
4 金野耕
8 佐 藤
3 山 崎
 6金野和
9 山 下
63多 田
2 小 松
5 新 沼
D 出 羽
7 伊 藤
1 花 崎
 1宮 田
 1佐々木純

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◇盛友クラブ 5-1 オール不来方
 前年交流大会まで勝ち進んだ盛友がエース武田の好投と、中盤以降今上の本塁打等の攻勢で点を積み重ね不来方を退けた。不来方は初回に先制、連投になる瀬戸が粘ったが盛友の地力にジリジリと押し出された。

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◇一戸桜陵ク 5-2 遠野クラブ
 新規登録の佐々木隆也が先発した遠野は三回に先制するも、一戸はすかさず逆転。五回にも追加点をあげると、七回にだめ押し。坂井→米澤→川向と右3投手の継投で遠野を2失点に抑えた。遠野は佐々木隆也が完投したことが収穫。

矢巾硬式ク 6-0 花巻硬友倶
 矢巾はエースの南幅が先発。これまで見せていた粘りを「失点を許さない」方向で発揮し花巻打線を完封。花巻は柿澤→北山と継投したが6失点。援護をしたかったが及ばなかった。

◇盛岡球友倶 4-3 前沢野球倶
 地元開催でいいところを見せたかった前沢だが、盛球は初回に先制すると、四回に3点あげ流れを引き込んだ。前沢は盛球鈴木治を終盤にとらえ1点差まで詰め寄ったが、そこで踏ん張りきった鈴木治が完投勝利。佐々木主将も2長打で援護した。

 以上11試合を経て第二週進出8チームが決まりましたが…一番のトピックは前年県予選優勝の赤崎ク敗退。六月の下旬からは5週中4週試合があり、一週前にも一関大会・全足利と対戦。休みと調整に厳しい状況となり力を出しきれませんでした。
 社会人野球は年度内で選手登録ウィンドウを二度開けています。1度目は年度当初。2度目は7月です。登録ウィンドウ直後のこの大会は途中から加入した選手が名簿にも載り、赤崎クでは宮田、山口両選手が、遠野クラブでは佐々木投手(下写真)が登録即先発と早速躍動する様子が見られました。

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 では、第二週第3日の試合予定と見所です。

《江刺運動公園》
1)釜石野球団-一戸桜陵ク
 釜石は2試合19得点で第二週に勝ち上がった。今大会は“商工トリオ”がマウンドまかなうか。ペース引き込みたい。一戸は米沢、川向の登板機会が増えてきた。槻舘が攻守に牽引して6年ぶり(※前身大会)の東北行き目指す。
2)MKSI -北上REDS
 クラブ選ベスト4の北上はダブルヘッダーもにらんだベンチワークが鍵を握る。加藤、佐藤の成長を。MKSIは初戦を打ち勝った。登板の増えている藤田が代表権狙う上でのキーマンとなるか。
3)両試合勝者による準決勝

《前沢スポーツランド》
1)矢巾硬式ク-宮古倶楽部
 矢巾は初戦を南幅の完投でクリアー。岩舘、大道、吉村らで失点減らしつつ玉川中心に打ち勝ちにいく。宮古は緒戦不戦勝で第二週からの登場。打線の強さは負けないが投手陣がどうこらえるか。
2)盛友クラブ-盛岡球友倶
 前年、一昨年の交流大会出場チームが県予選三回戦で対戦。鈴木治-武田・小山で巧投戦に持ち込むか、沢田・加藤-佐枝・佐々木でピチピチの投げ合いにするか。今期主戦の野手陣は盛友が経験に勝るが盛球も米島など成長が楽しみ。注目カード。
3)両試合勝者による準決勝

 当日朝のアップになりましたが、皆様の健闘と猛暑で体痛めないようにと願いながら文を閉じます。

2018社会人野球 東北クラブカップ岩手予選、第1日短報と第2日見所。

 今日は。今記事は試合結果については短報、見所は通常通り記載します。

 

◆江刺

1)花巻硬友ク10−3住田硬式ク

2)宮古倶楽部9−0高田クラブ※棄権

3)オール不来方9−8福高クラブ

◆前沢

1)釜石野球団13−4盛岡桜窓ク

2)MKSIBC13−8久慈クラブ

3)北上REDS 3−1雫石クラブ

 

 大会2日目の見所です。

◆江刺

1)盛友クラブ−オール不来方

 今期公式戦よもやの二連敗スタートとなった盛友は捕手の洗練がひとつの課題。去年は交流大会まで進出の力を。不来方は昨日打撃戦を制した勢いをぶつける。投手は世代交代期、出た投手が自信を。

2)赤崎野球ク−釜石野球団

 沿岸勢対決。初戦を若き主将菊池と佐々木の活躍で制した釜石は投手起用をどうするか。全員野球で番狂わせ狙う。赤崎は宮田、山口優二が加入。クラブ選で見えた課題は全足利との対戦経て改善方向に。

3)遠野クラブ−一戸桜陵ク

 遠野は計算できる3投手に更なる加入選手も。攻撃陣の鋭さ増して前身大会以来の東北行きを目指す。一戸は米沢が主戦投手に名乗り出。打者も強打者が揃いあとは実戦での力量発揮を。

 

◆前沢

1)矢巾硬式ク−花巻硬友倶

 矢巾は新人岩舘が天国も地獄も味わった。南幅や大道と継投しながらリズムつくり攻守ともに力発揮を。花巻は緒戦二度のビッグイニングをつくるなど攻め方に目処。捕手伊藤大の伸長にも注目。

2)前沢硬式倶−盛岡球友倶

 地元開催の前沢は巧者高橋直を中心に粋のいい選手がそろう。試合の流れを持ってきて勢いをつくりたい。盛球は「新世代」が地力をつけつつある。先輩のアドバイスも受けながら二年ぶりの東北以上進出をめざす。

 時間がとれず、簡略形でしか記事を作れず申し訳ありません。小刻みに記事の下地(間違いじゃないですよ汗)作っているのですが、宿題を溜め込んでいる感じで大変ですが、記述発せられるよう頑張ります。

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