MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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クラブ選手権東北予選第22日─赤崎ク、東北マークス とし烈な投手戦の末敗れる。マークスと水沢駒形が西武ドーム進出決定!

今日は、伊東です。ここからクラブ選手権の記述を進めます。まず最初に扱うのは当然「赤崎野球クラブ-東北マークス」です。ピックアップゲームとしては他に「水沢駒形-オールいわき」もありますが赤崎-マークスから。

赤崎ク 0=000000000
東北M 3=00000030×

【赤崎野球ク】
4 金野耕
6 野々村
8 山本武
9 清水
5 小松
D 村上知
3 山下
2 村上修
7 佐々木
1 多田→8回から佐々木純

【東北マークス】
5 富岡
8 伊藤
6 佐々木
3 原子→8回から3青葉
松田元
7 佐藤崇→8回代走只野、そのまま7
D 佐藤力→4回代打江井
2 松田幸→7回代走大内→8回から2門奈
4 工藤→7回代打佐藤茂→代走槇、そのまま4
1 阿部


 両チーム合わせて放った安打はわずか3。しかしその安打を最大の好機に叩き出した東北マークスが代表決定戦に進んだ。
 マークスはNTT東日本から転籍の阿部、赤崎は“二刀流”多田を先発に立てた。6回までは互角に渡り合い0-0で進んだ。
 4回の満塁機を江井投入でも生かせなかったマークスだが、7回に代打代走攻勢で満塁とすると、佐々木宏太が左中間を抜き走者一掃の三塁打で先制。赤崎は8回に好機をつかんだが、力投見せる阿部を崩せず1安打完封を許した。赤崎投手陣も2安打に封じたが、打線の反撃ならずくやしい敗退を喫した。

いわき0=0000000
水駒倶11=331202×

【オールいわき】
8 松本
2 山田好→3回から5鵜沼宏
5 猪狩勇→3回から2
D 稲川→6回代打遠藤真
7 渡辺→7回代打大越
3 坂本→4回から3水井
6 鈴木→7回代打猪狩孝
4 古村→5回代打太田、その後9
9 鵜沼良→5回から4
1 矢吹→3回以前に猪狩瑛→5回から本田

【水沢駒形】
8 本郷
4 羽藤
6 玉城→6回から5
9 千葉秀→7回から3
3 深井→6回代打新渡戸、そのまま9
D 高橋幸→6回代走佐藤辰
7 菊池譲→4回から7菅原
2 斎藤
5 及川将→5回代打村上、そのまま6
1 馬場→6回から千葉康→7回松本利


 球場に到着した時には既に駒形が6-0でリード。深井や高橋幸の適時打でダメを押し、3投手継投でいわき打線を完封、東北代表を決めた。いわきは本郷の外野フライを併殺にし、4回には猪狩勇の好打も出たが駒形の好守に阻まれた。
 では、ピックアップゲームでお伝えした2試合以外の二回戦3試合、代表決定戦1試合をお送りします。なお、江刺-全白河の試合、花巻球場にはいましたが、所用をしていたので試合を見ていません。全白河の試合は初見なので見たかった所ですが果たせませんでした。ここにお詫びします。

◆江刺11-4全白河
 福島予選を競り勝った白河は立役者緑川が先発。打線も江刺及川幸を攻め、3回までは4-4と接戦を見せた。しかし江刺は中盤に3点加えると、8回には一気に4点追加。及川幸は中盤から立て直し完投した。白河は継投策に出たが江刺を止められず、敗者戦に回った。

◆いわき6-5盛岡球友
 終盤戦の攻防はいわきに1日の長があり最後逆転で勝ち上がったが、盛岡球友の鈴木治は今大会エース投手の中では最年長の49歳ながら最後までいわきを苦しめた。打っては若手の阿部、木村が見せ所を。いわきは里見、遠藤充が踏ん張り、8回に逆転し粘り勝ち。

◆水沢駒形3-0三菱八戸ク
 前年全国ベスト4と東日本CC優勝チームの対戦。岩手社会人野球を熟知している46歳尾形が先発も、駒形は3、5、7回に加点。投げては高橋徳→松本利のレフティリレーで八戸打線を完封した。八戸は左の加藤も復調を伺わせ、中村大も見せ場は作ったが届かなかった。

◆マークス5-0江刺
 もうひとつの代表決定戦は、エースへと成長見せている若松が2試合25点の江刺打線を完封。4年連続のドーム進出を決めた。打ってもNTT東北の生き残り只野が本塁打を放ち存在感を見せた。江刺は河内山が先発も苦戦。新鋭齋藤が三塁打は放ったが一歩届かず。


 以上6試合の結果をお伝えしました。これを受けて明日は敗者復活からの代表決定を決める試合が4、東北王者決定戦が行われます。第一試合開始は8:50頃です。

▽花巻
1.盛岡球友-全白河
2.水沢駒形-東北M
3.1の勝者-江刺

江釣子
1.赤崎ク-三菱八戸
2.1の勝者-いわき


 見所は各球場毎に。
 花巻第一試合は盛岡球倶と全白河。盛球は福島勢に初の一勝を。全白河は長所を出しきることを第一に。第二試合は文字通りの東北王者決定戦。力のマークスに結の駒形、流れはどちらに。第三試合は江刺が待ち構える。共に今大会勝っているが油断は厳禁。しっかり戦いたい。
 江釣子第一試合は赤崎クと三菱製紙八戸ク。6年前に対戦しているがもはや別チーム。八戸はCC優勝が選手に自信を。赤崎はマークスとの激戦をいい方向に。第二試合はこの勝者が即オールいわきと相対。選手層は厚いだけに第一勝者は気迫込めての戦いに活路を見出したい。


 …というふうに第三者風に書いてきましたが、私は当事者でありまして。当事者として思うことはたったひとつ「勝つ」だけなんです。それは、明日グラウンドで相対する6チーム皆一緒でしょう。野暮言うな、はそう言うことです。
 最後に。実は2日の試合で「熱中症で救急車」という事態が起きてしまいました。幸い治療後は安定取り戻しましたが、対応できる人が近くにいなければ大変なことになる所でした。明日も朝からの猛暑が予想されます。熱中症の対策は万全にしていただきたく願います。一番危ないのは私ですが。
 明日も花巻で、北上江釣子でいいゲームをしましょう。最後にこればん語って項を閉じさせていただきます。


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