MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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CK111 日本選手権岩手県予選&東北地区予選。

 ここでは8月初頭に野田村・久慈市で行われた日本選手権・岩手県予選に関して触れさせていただきます。
 都市対抗やクラブ選手権と比べ、どうしても盆前ということで大会の参加に苦慮するチームも多く、今年は10チームの参加で東北進出をかけたたたかいが行われました。

・一回戦
 一戸桜陵ク 9-1 盛友クラブ ※8回コールド
 福高クラブ 24-5 前沢倶楽部 ※7回コールド

・二回戦
 フェズント岩手 8-1 一戸桜陵ク ※7回コールド
 オール江刺 11-0 雫石クラブ ※7回コールド
 JR盛岡 6-4 久慈クラブ
 水沢駒形倶 9-0 福高クラブ ※7回コールド

・準決勝
 フェズント岩手 5-3 オール江刺
 JR盛岡 6-4 水沢駒形倶

・決勝
 JR盛岡 6-5 フェズント岩手

・第二代表準決勝
 水沢駒形倶 4-1 オール江刺

・第二代表決定戦
 フェズント岩手 8-2 水沢駒形倶

・最優秀選手 寺田翼投手 JR盛岡
・敢闘賞 柿澤成憲投手 フェズント岩手
・打撃賞 田中宏典外野手 JR盛岡 6打数3安打 .500
 

 インターネットで毎日jpの記事見ながらまとめよう、と思ったのですが、何がどうしたか、7月以降の社会人野球の記事がすっぽりと消えてしまっています。これではどうしようもないので、JABAのホームページから試合結果を引っ張って記事を作っていきます。

 まず初日ですが、行われた6試合のうち、5試合がコールドゲームという結果になりました。スコアを見ただけで言うのも難ですが、一定程度踏んばる事はできても、その一線越えられたときに大量失点というケースが見られました。よくよく見れば…野球好きでも実力が伴っていない私から見ればみんな一定の力、持っているんです。それでも差がつくのは「一つ一つのプレーを完遂しきる事」が徹底されているか、どうかなんでしょうか。

 一回戦をコールドで勝ち上がった一戸、福高(またも一イニング14点!)という両チームも、続く試合でフェズント、駒形といったチームに逆にコールドで敗戦。福高は駒形投手陣に無安打に抑えられました。
 この日コールドで敗れた5チームのみなさんには、悔しい結果バネにしていただければ、と思います。

 JRと久慈の試合は2回までで5-0とJRがリードしていましたが、ここで久慈が踏ん張り、4回に1点、8回に3点奪い接戦に持ち込みましたが、4二塁打と力で勝り、新主戦の前川投手が踏ん張ったJRが勝ち上がりました。

 2日目は、準決勝、決勝戦が行われ、一つ目の代表が決まります。
 準決勝第一試合はフェズントと江刺が対戦。4回までで2-2、7回にフェズントが勝ち越しますが、9回に江刺が追い付き延長に。しかし10回に一気に2点あげたフェズントが、そのまま逃げ切り、決勝進出。
 第二試合はJRが4回に勝ち越すと、駒形の猛追を僅差でかわす展開に。駒形は4投手を継投させますが、惜しくも実らず、JRはエース金野寛投手が完投。決勝にコマを進めました。

 そして、決勝。
 都市対抗、定期戦では勝利したフェズントでしたが、左のエース柿澤が2回につかまり、一挙4失点。JRは8回にも2点奪い、6-0と大量リードしました。
 しかし、このままで終わらないのが「岩手の王者」の意地。
 9回にフェズントは一気の5点であと一歩まで迫りましたが、寺田、前川両投手の前にあと一歩が届かず涙をのむことになりました。
 JRは都市対抗・日本選手権の二大県予選大会では、JR盛岡として復帰してからは初めての優勝を成し遂げました。

 3日目はふたつ目の代表を決める試合が行われました。
 第一試合の駒形-江刺の“奥州市対決”は、1-1で迎えた3回に駒形が勝ち越すと、ペースを持ってきて5、6回にも加点。佐藤功也投手は江刺の強力打線を抑えきり、1失点完投勝利を挙げました。先日触れたクラブ大会での好投といい「強い投手」になりつつあります。
 
 そして、第二試合で駒形とフェズントの第二代表決定戦が行われましたが…フェズントは柿澤、志田直行両左腕投手が踏ん張り、序盤と終盤に大量得点を奪い、東北大会行きを奪い取りました。
 スコアだけ見ればフェズントの圧勝。
 でも、フェズントはここで負けたら…ただでさえ、エース豊田君の転身や、正捕手の負傷欠場もあり、大変な状況。目の前でのJRや駒形の勝利。その強力なプレッシャーとのたたかいも強いられた事でしょう。それに負けず、一つ上のたたかいに行けた、というのは一つの財産ではないでしょうか。

 この日敗れた駒形、江刺両チーム。
 駒形は最後差がつきましたが、エースの新田君がケガで投げられない状況の中、それでも力を落とさずに頑張っている印象を受けました。ここ数年、佐藤功也君や佐藤雄亮君、今野君や渡邊君には「あなた達の成長がカギだ」という意味も込めて「成長のカギ握る」という書き方させていただきましたが、それが実りつつあります。

 江刺は…大方の主軸選手がここ何年かで入部してきた選手。
 もともとある地力があるのは…今年だけでも応援しているチームが3回敗れているのでわかりますが、それを社会人の生活をしながら、実力発揮するには覚えなきゃならない事は多い、という事でしょうか。

 優勝したJRは金野寛、前川、寺田3投手が質量ともに計算できる主軸投手になった事がチーム力アップの力になったのでしょうか。先の都市対抗ではゴールデンリバース、七十七銀行に跳ね返されました。今度こそ、“東北でもJR盛岡旋風”狙います。

 さて、その東北大会の組み合わせも決まっていました。
 以下に紹介させていただきます。

・大会第一日 9月25日
 試合はすべて一回戦
こまち第一試合 由利本荘BBC-NTT東北M →1
こまち第二試合 ALL北嶺-きらやか銀行 →2

八橋第一試合 七十七銀行三菱製紙八戸ク →3
八橋第二試合 フェズント岩手-日本製紙石巻 →4

・大会第二日 9月26日
 試合はすべて二回戦
こまち第一試合 TDK-3の勝者 →7
こまち第二試合 会津BBC-4の勝者 →8

八橋第一試合 JR盛岡-1の勝者 →5
八橋第二試合 JR東北-2の勝者 →6

・大会第三日 9月27日
 二試合とも準決勝
こまち第一試合 5の勝者-6の勝者 →9
こまち第二試合 7の勝者-8の勝者 →10

・大会第四日 9月28日
 決勝&代表決定戦
こまち第一試合 9の勝者-10の勝者
  →全国大会に進出。
 今年はJABA大会通じて選手権本大会に進出したチームがないので、七十七銀行、JR東北、TDK3チームそろって予選に参加して、たった一つの代表をあらそう展開となりました。二回戦でTDKと七十七がたたかう可能性もある組み合わせにもびっくりしました。

 大会初日は4試合。
 クラブ選手権で全国ベスト4まで進んだNTTは由利本荘と対戦。
 由利本荘は07年のクラブ東北予選以来の東北進出。クラブチームのカテゴリーでは最強レベルのライバルになるNTT相手にどうたたかうか。NTTは全国で成長を見せた投の遠藤、野手の加藤両選手がどう存在感を見せるか。

 第二試合は北嶺ときらやか銀行
 再び会社が責任持つチームとして活動を再開したきらやか銀行は、野球をするには条件きつい間積み上げた力をどう発揮するか。北嶺は…すみません、特徴つかめていませんが、福島を勝ち抜いた力をどう見せるか。

 八橋第一試合は七十七銀行と三菱八戸。
 ブルーズのタイトル独占を阻止して東北に出て来た八戸は、3年前の都市対抗での大敗の借りを返したい。七十七銀行都市対抗本大会一勝の経験をどう生かすか。
 第二試合はフェズントと日本製紙石巻
 フェズントはこれまで幾度も東北の舞台で石巻に煮え湯を飲まされてきた。エース豊田投手が抜けた投手陣がどう立ち向かうか。一方成長著しい石巻も去年のこの大会では須賀川クラブに敗退を喫する屈辱を味わっている。意地と意地のぶつかり合いがみられるカードになりそう。

 二日目は複数代表進出県の第一代表が登場します。
 岩手で伸張著しいJR盛岡は、整備されてきた投手陣と、経験積み重ねてきた堅実な打撃陣で勝負。JR東北はこの大会を勝ち抜いて、東北王者の座を確固のものとしたい。TDKは都市対抗制覇後納得いかない全国のたたかいに進むためにも、統合チームの融合性高めて挑みたい。会津も福島の王者として前年須賀川が見せた様なたたかいをしたい所。
 
 先にも触れましたが、今年は代表枠1を“東北3強”がフル参戦する中で争います。
 いつも都市対抗では「その中から2チームが全国」という感覚で見ていたので、まずし烈な争いになるな、と思いますが、一日一試合、その試合ごとに何が起きるかわかりません。岩手勢は1993年のJA岩手経済連以来出場がありませんが、一つでも多く勝ち抜けるように頑張っていただきたいです。

 途中JABAホームページ見ていたら東北大会のトーナメントも載っていたので、急遽それも反映して記事を作らせていただきました。長文お読みいただきありがとうございます。

伊東宛の私書箱はこちらからです。どうぞご意見をお寄せください。 


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