MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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社会人野球ランキング

二百三十七の巻二分の一 社会人野球・ポイントランキング-岩手の部-

 さて、毎年恒例の「社会人野球ランキング」。
 今年も多くの試合が行われたその一年分の成果を、数字で示したものです。
 例年通りの基準で算出したポイントランキングは以下のとおりです。
 すみませんが、記事中の敬称は略させていただきます。
 まずは上位5チーム。

1位 フェズント岩手 99.5P(18-4)
 ◇優勝=春季県知事旗、都市対抗県大会、東北連盟県予選、毎日旗、定期戦、県アマ王座。

2位 オール江刺 94P(18-7)
 ◇優勝=クラブカップ県予選、クラブカップ東北予選、北上市長。

3位 水沢駒形倶楽部 79P(14-9)

4位 赤崎野球クラブ 73.5P(13-8)
 ◇優勝=大槌大会、東北連盟県予選。

5位 高田クラブ 60P(11-5)
 ◇優勝=クラブ選手権県予選


伊東:ここからは“伊東4人衆”で記事をお送りします。
 まずは1位となったフェズント岩手です。
 去年までの投打の主軸だった豊田、大坊両選手はじめ、数人が退部し、今年の試合の大半を12人の選手でたたかいました。こんな状況なので、指名打者も使わず投手も打順に。これが逆に試合に入る、という意味ではいい効果を生み、都市対抗でJR東北に1点差ゲーム。日本選手権では都市対抗本大会に進出した日本製紙石巻に勝つという結果を生みました。

ベン:投手でエースの小野寺、左の柿沢が踏ん張り、若手の坂本がそれを支えるという形で3人の投手陣で頑張った格好の投手陣。野手陣も主将の渡辺を中心にレベルを落とさず、県内のたたかいでは敗れる事なく今年のたたかいを終えました。

伊東:ポイント2位にはオール江刺がつきました。
 クラブ選手権では県2位。全国大会進出は後一歩で逃しましたが、クラブカップの県、東北予選ではほとんどの試合で相手を圧倒。負けなしでクラブカップ大会への進出を果たしました。

びー:都市対抗で赤崎、クラブ選手権で高田と両気仙地区のチームに苦杯は喫したけど、シーズン開幕を前に前年までの主軸投手が登板不可能に陥った状況の中、ルーキーの及川政人、2年目の佐々木、もともとは外野手の高橋翔太が登板してチームを支えた。彼らが踏ん張れたのは、藤野、村岡を中心とした意識の高い野手陣と、佐藤、高橋金吾、寺長根といったベテラン投手の存在があったからだと思うな。来年も侮れないチームです。

伊東:3位の水沢駒形は、今年は珍しく優勝大会がなし、というシーズンとなりました。都市対抗、クラブ選手権で3位、東北連盟県予選は準優勝、クラブ選手権では全国大会進出という成果は出しましたが、どうにも不完全燃焼だったという印象も見えた1年でした。

びー子:ここ15年チームを支えた新田投手が無理効かなくなり、佐藤功也を先頭とした若手投手陣がチームを支える役割を果たそうとしましたが、今野、千葉隼、高橋修、佐藤雄各投手といった面々が一定レベル以上のたたかいで苦しみ、ベテラン加藤武“投手”の助けを借りる場面も多々ありました。
 深井、新渡戸、玉城、千田各選手を中心とした野手のバックアップ体制は十分なだけに、投手陣の成長が、来年のこのチームのたたかいを握るカギとなりそうです。

伊東:4位は赤崎野球クラブ。
 大槌大会で優勝、県知事旗では初戦敗退もフェズントに食らいつきました。
 クラブ選手権ではベスト8で同地区の高田クラブに競り負けましたが、都市対抗ではギリギリのたたかいを競り勝ち、6年ぶりの東北大会進出。いわきに勝ち都市対抗東北初勝利。七十七、TDKとタイトなゲームを経験しました。
 秋のたたかいでも東北連盟県予選で優勝するなど、限られた参加機会ながらも実のある結果を出したと言えます。

ベン:フェズントから左の志田直行が加入。前年登板できなかった佐々木純一が成長し、佐々木慶喜もエース格に成長。大黒柱の山本含め、だれが出ても試合は作る好投手がそろっているのが一つの強み。野手陣でも清水、山下の加入でレギュラー争いも活発化し、大きいのはなくても穴のない打線を作ることができた。あとは東北レベルでたたかう相手にどうやって優位に立つか。世代が代わったチームの探求テーマになりそうです。

伊東:5位の高田クラブは、ここ数年で見せていた成長力が形となって表れた年でした。福島市長大会ではベスト4に進出すると、クラブ選手権では赤崎、久慈、江刺を破り県優勝。東北でのたたかいでは苦戦も強いられましたが、江刺に競り勝って、22年ぶりの全国大会進出を果たしました。その全国大会でも所沢に敗れはしたものの、強豪チーム同士が合併した(※)大会優勝チーム相手に一つの成果を出しました。

びー:ポイントランキングでは5位だけど、充実したたたかいができたかという意味では上位4チームに劣らないものがあった。その全国のたたかいでは「気を抜く場面がない」という厳しいたたかいも経験した事が、若手も多く入ったこのチームの成長の糧になれば、と思います。

※去年末に東京のABC野球クラブと合併。

6位 久慈クラブ 44P(9-7)

7位 矢巾硬式クラブ 26P(6-5・1棄権)

8位 JR盛岡 25P(3-8)

   遠野クラブ 25P(4-6)

10位 オール不来方 18P(3-5)


びー子:では、続いてポイントランキング6~10位のチームです。

伊東:6位に入った久慈ですが、シーズン終わってみれば結構な数の勝利をあげていましたね。大槌大会で準優勝、クラブ選手権でも代表権を争い、東北連盟県予選でもベスト4に残りました。大沢、川代、堀崎…とベテラン選手の奮闘も目立ちますが、佐々木、中村など若い選手の芽も出始めた1年と言えましょう。

ベン:7位に入った矢巾はここ2、3年で入った若手選手が、県レベルの大会でも力を発揮し始めた印象があります。駒形、赤崎に苦杯を喫した春のたたかいでしたが、クラブカップ県予選では先輩のチームを破り東北大会に進出。東北でもあぶくまBBCに勝ち東北初勝利をあげました。三菱八戸、TFUと言った壁にぶつかりもしましたが、在家、里舘両投手を筆頭におもしろい選手も多く、これからが楽しみのチームです。

びー:8位タイの2チームは「マークされるようになったチームの苦しみ」を見た1年のように思えた。JRは都市対抗で2勝、県知事旗で1勝と今年はわずか3勝に終わった。大会の制度が変わって、自分たちよりレベルが上のチームとしか対戦する機会がなかったのもつらかった所。成長する機会を作るたたかいをどう確保するか、ですね。

 もう一つの遠野は、組み合わせの不運に泣いた所もあった。
 特に東北進出を目指したたたかいで「序盤に江刺と対戦」となったクラブカップでその悲哀を感じたね。クラブ選手権でも延長14回のたたかいを勝ち抜く事ができなかった。各大会で一つは安定的に勝てる力量はついただけに、後はトップクラスとのたたかいをどう頑張るかを追求したい所です。

伊東:10位の不来方は、全般では不満の残るたたかいと言える内容でしたが、それでも都市対抗では遠野に競り勝つなどしてベスト8に進出。北上大会でも江刺と競るたたかいを演じるなど、底力はあるという部分は見せた1年となりました。その勝負強さで来年の“リベンジ”誓いたいところですね。

11位 北上レッズ 17P(3-5)

   福高クラブ 17P(3-3)

13位 盛友クラブ 15P(3-5)

   宮古倶楽部 15P(3-5)

15位 花巻硬友倶楽部 14P(2-3)

16位 一戸桜陵クラブ 12P(2-3)

17位 黒陵クラブ 11P(2-3)

18位 住田硬式クラブ 9P(1-4)

19位 盛岡倶楽部 7P(1-3)

20位 前沢野球倶楽部 5P(0-5)

   釜石野球団 5P(0-5)

22位 盛岡市立クラブ 3P(0-3)

   雫石クラブ 3P(0-3)

一関ベースボールクラブ 3P(0-2・1棄権)

25位 大槌クラブ 2P(0-2)

   九戸クラブ 2P(0-2)


伊東:ここでは11位以下のチームを紹介してまいりますが、明暗分けた部分もありました。まずは“明”。
 この筆頭格は25年ぶりに上位大会進出を果たした福高クラブでしょうか。新人が多数加入し、それに刺激を受けた既在選手達も奮闘。都市対抗では初戦敗退も接戦。クラブカップ県予選では前沢、久慈、矢巾といずれも競り勝ち、地元で上位大会進出を決めるという劇的なシーンを見せました。東北大会でも三菱八戸に食らいつき、一定の力をもつことを示しました。

 盛友クラブも新人の武田投手が早エースに成長。20歳周辺の選手達も頑張り、これをベテランの松本、坂本両選手や、強豪チームで奮闘して来た菊地、今松両選手が引っ張るという図式でチームとしての成長を見せました。クラブカップ県予選では東北行きまで後一歩とせまりました。来年は東北行き果たせるか見所です。

 多くの勝ちに結び付けられなかったものの、花巻はクラブ選手権で延長戦に競り勝ち、江刺には食らいつく好試合を展開。投手陣再構成中の北上も何だかんだで大会に出れば一つは勝てる所を見せました。住田もクラブカップ県予選では数年ぶりの勝利をあげ、地元の新球場完成、地元に残った若い人の加入と明るい話題が出ました。

ベン:その一方で、ここ数年上位進出などで県のたたかいを沸かせていた黒陵クラブがクラブ選手権でベスト8に進出したもののこの2勝に終わり、宮古倶楽部がと東北連盟県予選で2勝は上げたものの、他の大会で強豪チームに苦杯を喫し、両チームとも上位進出を果たせなかったのが残念でした。

 また、今年も1勝もできなかったチームが7チーム。釜石や前沢は多くのたたかいに参戦し、他のチームに食らいついていましたし、市立も久慈を破るかという勢い見せたこともありましたが…実際の力の差は、このポイントで書くよりももっと近いだけに、1回負けたら終わりというトーナメントの特性もありますが、残念な思いでいます。

伊東:と、いう部分でずっと岩手でのたたかいを追いかけ続けて来ましたが、今年はもう一つ、趣向をこらした記事を用意しています。

びー:来年の予想当てたら100万円とか?

伊東:そんな金ねぇし、そんな事したくもない!失礼だろ!
 その趣向というのは…
 東北5県のポイントランキング
 をお送りします。

びー:…バカだ、バカがここにいるぞ!

伊東:もう30数年その言葉は言われ続けて来た。効かないよ。
 と、いう事で東北他5県のポイントランキングを今年はお送りしてまいります。

ベン、びー子:という事で、もう少しのお付き合いよろしくおねがいします。

伊東:岩手県の部分はここにて失礼します。


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