記述遅れてすみません。クラブ野球選手権岩手県予選、25日には二回戦8試合が行われ、第二週に進出する8チームが決まりました。胆沢球場開催分以外は日本野球連盟(jaba.or.jp)の情報を基に記します。
↑すみません、今回写真加工する時間なかったのでこれだけで勘弁してください
まずは、ピックアップゲームは当然赤崎野球クラブ-一戸桜陵クラブです。
赤崎野球ク 5=200300000
一戸桜陵ク 4=001100002
近年では15年一戸、17年は赤崎が勝っているカード。去年苦しめられた一戸先発坂井に赤崎は初回から粘り強く攻め、山下の押し出し、山崎の適時打で先制。四回には金野耕の三塁打と山下の犠牲フライで3点を加えた。
赤崎先発花崎は槻舘の本塁打や中里による不運な安打で2点は失ったが粘り強く投げ7回を投げきる。一戸は二番手米澤が無失点の力投、九回裏に橋坂三塁打を皮切りに中道、小笠原が得点打、更に機を作り稲葉が左中間に痛烈な打球を放ったが、佐藤が位置取りよくつかみ逃げ切った。
【赤崎野球ク】
4 金野耕
6 野々村
8 佐 藤
9 山 下
D 山 崎
5 新 沼
3 多 田
2 小 松
7 伊 藤
1 花 崎
1岩 城
【一戸桜陵ク】
8 松田廉
6 橋 坂
2 槻 舘
79中 道
97坂井祥
5深田泰
3 深田峻
3小笠原
D 稲 葉
5 戸舘満
R7苅 谷
4 中 里
1 坂井優
1米 澤
続いては胆沢のもう1試合、盛岡球友倶対久慈クラブ戦です。
盛岡球友倶 6=020102100
久慈クラブ 2=001100000
都市対抗でもあたった両者、二回に盛球が先制するも、久慈も失点直後に取り返し前半は互角。次の得点の行方が鍵を握ったが、それを実行できたのは盛球。六、七回に久慈投手陣を打ち込み3点追加すると、救援の鈴木治がアンダーから燕のような軌道のボールを投げ込み逃げ切った。
【盛岡球友倶】
6 千葉奨
4 大 友
4小田邊
7 田 中
7石 川
5 千葉隆
9 木 村
D 川 畑
3 米 島
3高橋洵
2 佐々木
2小 松
8 沢 田
1 加 藤
1鈴木治
【久慈クラブ】
81菊 池
6 角 野
4 佐々木
2 鈴 木
7 中 下
5 中 村
3櫛 桁
18田代
135廣崎
9 安 部
※廣崎投手時の守備体系は2鈴木以外不明
ここからは江刺、前沢両球場6試合の結果をお伝えします。
◇矢巾硬式ク 9-3 盛岡桜窓ク
都市対抗予選では救援の岩舘が先発に。矢巾打線は桜窓先発の佐々木などから五回までに7点奪い試合のペースを握った。桜窓は五回に3点返し、初戦で見せた打撃力を誇示したが、岩舘→南幅とつないだ矢巾守備陣を覆すには至らなかった。
◇高田クラブ 4―1 遠野クラブ
期待の成長株照井真を先発に立てた遠野は二回に先制。しかしそこで止めた高田は五回、七回に2点ずつ加え逆転。嶋村は力つけてきている遠野打線を三回以降無失点に抑え完投勝利をあげた。遠野は二の手がほしかった。
◇オール江刺 13-1 オール不来方
岩手王者奪回に意欲の江刺は初回に5点奪うと、二回に3点、四回にも4点奪い大量得点、千葉は2長打。不来方は課題克服に集中する江刺投手陣に苦戦を強いられたが、七回にバッテリーエラーにつけこみ1点返し意地を見せた。
◇水沢駒形倶 19-2 黒陵クラブ
都市対抗での経験を糧に今大会に入った駒形は二回に6点、四回には9点奪うなど黒陵投手陣を打ち込み、長原の本塁打など計19得点。投げても甲子園投手河野が公式戦初登板を果たすなど4投手継投で2失点に。黒陵は連投の2投手が苦い経験に。
◇宮古倶楽部 24-4 盛岡倶楽部
前日の一勝で意気上がる盛倶は、この試合も初回に4点あげ好スタート…と思いきや宮古はその裏に倍返し、三回に三倍返しで21-4に。藤岡諭の本塁打など7長打で打ち勝った。盛倶は投手姿見たことない(伊東が)佐藤が登板するなど継投に苦しんだ。
◇北上REDS 4-3 MKSI
今年見せ場を多く作っているMKSIに、最後の最後差しきった北上が第二週に進出した。北上は高橋郡が連投。北上が先行→MKSIが追いついたが、八回に北上が勝ち越し逃げ切った。高鼻は本塁打で投手仲間を援護した。MKSIは八回が痛恨。
以上が8試合の結果でした。湿気のこもった暑さがやって来て大変と思いますが皆様いかがでしたか。お日様にあたり、食べ物にもあたる私にはアドバイスする資格ありません。以下に30日の三回戦4試合の見所を紹介します。
江刺第1試合◇水沢駒形倶-宮古倶楽部
二年前都市で対戦したときは駒形が勝ったが、宮古は以降、人事異動踏まえての戦う体制を作り直し轍は踏むまいと意気込む。駒形は払拭の19点。千葉秀の出来が攻撃力アップの鍵を握る。
江刺第2試合◇盛岡球友倶-北上REDS
佐々木を先頭に活発さを見せる盛球は「盛高千葉コンビ」も牽引役に。米島も体躯生かすか。小松、熊谷洵らが後援。北上は高橋郡が2連投で勝ち上がってきた。いるメンバーの総力で約30年ぶりに代表権争いに割って入る。
前沢第1試合◇赤崎野球ク-矢巾硬式ク
二回戦から登場の赤崎は初戦勝ったが、宿題は出してしまった。まずは役割の完遂を考える。今野凌がムード作りたい。矢巾は岩舘が主戦候補に名乗り出た。粘りの南幅と合わせて赤崎打線をどう止めるか。下舘が攻守に鍵。
前沢第2試合◇高田クラブ-オール江刺
試合巧者遠野に競り勝った高田。変わりつつあるチームを地ならししながらつくっていく。黄川田、金野、金濱の奮闘を。江刺は新規投手陣の制球力UPの目標を為すためにも確とした戦いを。こちらは古舘や菊地恵太がチーム形成のキーマンに。
金曜日に「竜巻警戒情報」が出されたほどの天候です。過日ニュースで下呂市の集中豪雨の映像も見ましたが、ほんに一瞬でがっと降ります。江刺は山中、前沢は近くに河川もあります。お気をつけてご来場・ご観戦ください。お付きあいいただきありがとうございました。