MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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選抜高校野球大会-釜石高校、一勝と課題/釜石・奥村、滋賀学・井川両二塁手を見て。

 今日は、伊東です。
 今日行われた「東北6県一斉行動・戦争法廃止盛岡デモ」は300人以上の参加で世にアピールしました。そのあと参加者何人かで食事会をしましたが、それに関しては後刻記載します。

 選抜高校野球。大会自体は既に4強にまで絞られて、今週中には優勝決まるかな、という状況になっています。そんな中、特別枠で選抜された岩手県釜石高校は緒戦の小豆島戦に2-1で勝ち、滋賀学園に1-9で敗れ、大会を終えました。小豆島との試合では幾度もあったピンチをしのいだ釜石。滋賀戦でも「辛抱して後半勝負」というゲームプランがあったようですが、それはあえなく突き破られる形に。一点こそ返しましたが、滋賀学にペース握られ続けてしまったのがなんとも言えず残念です。

 あと、気になったのが岩間投手の右腕。中学時代からのダメージが蓄積されている、という記述が気にかかりました。岩手の公立勢選抜出場チームは92年宮古、96年釜石南(当時)、04年一関一。いずれもエース投手の比重重く、ダメージが抜けず後の野球人生に影響しました。
 どうしても高校野球は期限つきで衆目も集めやすいので「夏も釜石旋風」と思いがちになりますが、どうか身体状況には気を使っていただき、場合によっては「別体制のたたかいかた」も考えていただければ、と思うものです。

 二回戦の、釜石高校滋賀学園。結果は1-9で釜石敗戦、という結果になりましたが、試合を見ていて両チームのセカンドに目が行きました。
 釜石高校の奥村颯吾君。
 滋賀学園の井川翔君。

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(画像はNHK中継から)

 まずは滋賀学園の井川翔君。サングラスをかけてのプレーが話題を呼びました。なんでも太陽光を浴びることもダメージになってしまうらしく、サングラス着用でないと…ということで許可を得たようです。
 実は私、今年に入ってから外出時原則眼鏡をかけて出ています。いままでは花粉症の時期だけグラスをかけていましたが、去年末から目がピリピリ来るようになったので、年明けから外出時はほぼ常時かけるようになっています。正直、これだけでもしんどいです。目にダメージ来るのが常時かよ、と。
 井川君は加えて「光」もですからね。その難儀さは如何に…。野球は外でやるし、土ぼこり舞う所でやるから井川君の症状はとても大変です。症状生む因の中でプレーするのも大変だども、地区の中で好成績のこし、全国大会で足跡も残した。見事というほかありません。症状の改善は医療の発展が必須ですが、井川君にはどうか自らの可能性を追求して戴きたいものです。

 一方の釜石高校の奥村颯吾君。試合には敗れたものの、守備の奮戦ぶりはツイッタータイムラインでも少なくない好評価を得ました。その中でひとつ…奥村君もセカンドゴロのエラーやっています。ゴロには追い付いたものの下半身を崩し、無理な体制からの暴投。23年前の夏の大会に俺もやったな、と。
 左利きの選手をどうしても一塁以外の内野に置かなければならない…というときに頭浮かぶのはセカンド。ああいう一塁側のゴロ等の時に投げやすいんですね。2000年沖縄・那覇高校は三塁手(と捕手)に左投げ置きましたし、漫画「どぐされ球団」では遊撃手を左投げ置きましたが。
 閑話休題。あれくらい一塁側にずれたゴロを処理するには一回ボール投げるために体制逆回転になるようにしないとわんないのです。そこで踏ん張りきれないと…となります。攻守に奮闘した奥村君も新たな鍛え直しの道見えたでしょうか。あそこを押さえられるかそうでないかは意外と重要。更なる成長を望みます。

 重要な仕事もあり、センバツの試合を見られたのは釜石関連の2試合だけでした。あと何日かすれば春の優勝チームが決まり、夏の選手権大会に視線が向きます。将来先によく心に残る成長過程を刻んでいただくことを願いまして項を終わります。


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