MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

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春季大会はJR盛岡が初優勝!/福島大会で盛岡倶1勝1敗。【2009社会人野球】

 こんにちは。「もう1つの主題」方面はどうにも肩こりながらの制作となりますが、野球の方は「もう1つ~」に比べれば半分ぐらいの負担度で書く事が出来るので気が楽です。とはいっても、最低限の節度は守らなわんないし、前年みたいに選手の事実誤認なんて事は×。記事書くというのは大変なものです。はれほれ。
 最初に5月3日に行われた岩手県知事旗争奪春季大会に関しての記事から始めます。大会初日に本命のはずのフェズント岩手が敗れ、赤崎クラブも敗れ、水沢駒形、江刺、高田、JRで準決勝が行われました。
・準決勝
水沢駒形倶 5-4 オール江刺 ※延長10回サヨナラ
JR盛岡 3-2 高田クラブ ※延長10回サヨナラ
・決勝
JR盛岡 6-5 水沢駒形倶 ※延長10回サヨナラ
・最優秀選手 金野寛投手 JR盛岡
・敢闘賞&打撃賞(9打数6安打)玉城宏二捕手 水沢駒形

 この日行われた3試合共に延長10回、サヨナラゲームとは。5月も頭にしてエンジン全開って所ですね。
 第一試合は奥州市対決。終盤まで0-0で推移していた試合ですが、7、8回に駒形が2点ずつ奪取。しかし江刺も9回に一挙4点を挙げ、追いつき延長に持ち込みましたが、10回裏に駒形が1点入れサヨナラゲームとなりました。
 江刺は投手で「三浦」、捕手で「小又」という名前が目に付きました。ここ数年富士大学から軸となる選手が加入していますが、この2人もそうでしょうか。一方の駒形は佐藤雄亮投手が9回に崩れましたが、最後まで投げぬきました。新たに左の軸候補としての活躍が期待されます。
 第二試合。前日にフェズントを倒した勢いそのままに初回、6回と点を入れる高田。しかしJRも8回に追いつきこの試合も延長に。馬場投手も奮闘しましたがついに10回に力つき、サヨナラゲームでJRが2年連続で決勝に勝ち進みました。
 JRは前川、千葉(裕)両投手が奮闘しました。去年の秋ごろからこの2人はセットで投げる事が多く、いずれは金野寛、千葉智之両投手に次ぐ存在になるのかな、と思わされました。一方高田。馬場投手が2試合連続で好投を見せましたが、終盤に援護を与える事が出来ず惜敗。しかし、前年秋の東北会長大会進出など、成果を出しつつある存在なだけに改めての注意が必要です。
 第三試合は前年と同じカードで決勝戦となりました。前年はコールドで駒形が勝ちましたが、JRもここ一年のたたかいの中で自信をつけつつあります。序盤はJRのペース。5回までは3-0としますが、駒形は6回に4点、8回にも1点入れ5-3に。しかし9回にJRが追いつき延長。10回に満塁と攻め立てて、最後押し出しをもぎ取ったJRが、JR盛岡としてははじめての優勝を成し遂げました。
 JRはこの試合16安打中15本がシングル。つないでつないでの打線でJR盛岡になってからのビッグタイトルを手にしました。その一方で、岩手日報によると守備に乱れを生じて危機に陥ったときもあったとか。より上位でたたかおうとすれば、対処しなければならない事です。都市対抗での対戦を楽しみにしています。
 準優勝の駒形。決勝では加藤武さんがロングリリーフ。「コントロールの重要性」を示し奮闘しましたが、最後の詰めだけ誤った(岩手日報より-3ボールにしてしまったのがまずかった、との事)と。このたたかいぶりが渡辺、佐藤功也、今野、千葉といった投手陣に伝われば、と思います。
 何にしても、JR盛岡の皆さん。去年のJR東日本大会に続く優勝おめでとうございます。
 ゴールデンウィークの時期は、様々な大会が集中的に行われます。
 それぞれの大会は「全国行きをかけた」大会あり、「今年のたたかいに備える」大会あり。クラブ選手権では早々と全国大会出場チームが決まりまして。北九州硬式クラブが佐賀魂、嘉麻市、大分、福岡オーシャンを破り全国大会に駒を進めました。前年の大会でもその奮闘で存在感示した好チーム。去年秋の日本選手権九州予選では試合に参加できなかった事で大変な目にあいましたが、何にしても今年のたたかいに参加できてよかったです。
 一方で準優勝の福岡オーシャンも活動形態に何のかのと言われた事もありますが、まずは1つの成果を出しました。今後の活動に期待します。
 クラブチームのたたかいとしては、各地の大会に参戦して…OBC高島が日石ENEOSを破るという結果を出したり、全足利がJR千葉、日本ウェルネスを破り足利大会を制したりというのが目立った所でしょうか。
 そして、岩手県勢としてはもう1つ、盛岡倶楽部が福島市長旗大会に出場。2005年からこの大会に派遣された岩手県勢として勝利を上げることが出来ました(※1)。
・一回戦 盛岡倶楽部 10-5 保原クラブ
・二回戦 表郷硬友ク 11-0 盛岡倶楽部 ※7回コールド

 二回戦こそ、表郷に守備の乱れからコールドでの敗退を喫しましたが、元々は前年都市対抗でもオール江刺を破る力のあるチーム。あとは安定的に力を発揮し続ける事が出来るか、という部分だけでしょう。
 なお、大会は新潟からファイティングスピリット、宮城から北社学園、群馬から伊勢崎硬建、茨城から日立ドリームスと各地域の強豪も登場。福島勢としては福島硬友が決勝まで勝ちあがりましたが、優勝の座は伊勢崎硬建に譲りました。
※1 福島大会の岩手県勢の成績。
05年 盛友クラブ 5-6 須賀川クラブ
06年 北上レッズ 5-6 郡山BBC
07年 黒陵クラブ 4-7 福島硬友ク
08年 矢巾硬式ク 3-10 いわき菊田ク
 最後に。
 明日5月7日に開幕する新潟大会で、JR盛岡がファイティング・スピリットと対戦します。この大会が終われば、岩手では都市対抗&クラブ選手権の大会出場をかけたたたかいが始まります。
 気がつけば大会開幕はもう3日後。
 この大会に参加される皆さんがベストな状態で参加できるように心から願いながら、今日の記事制作2つ目を終わらせていただきます。


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