MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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683歩目 初のJ3、5年ぶりのグルージャ試合観戦。しかし私のバカさ加減はは相変わらずでした。

 今日は、伊東です。
 今回の記事は23日に行われた「J3・グルージャ盛岡JリーグU-22(以下“J-22”)」の試合観戦記をお届けします。
 

◆1.実はサッカーも見ています。
 

 なんで野球主体の伊東がサッカーを?とお思いの方もいると思いますが、まあ私も月並みにサッカーにも興味はありまして。横浜FCのファンでもあり(←いい迷惑)。一応去年山形まで横浜FC見に行ってきまして。結果ですか?聞くな申し訳ないから(←1-5で敗退)。
 で、今回の試合観戦。
 09年にも見に行っていたグルージャが、J3に昇格したので、さてどうなっているのかなと気になっ…たからってのは副次的なものでした。事実、私が座った座席は「A席自由席ビジター席」。何を意味するか分かりますね。
 今回盛岡南球技場に行ったのはJ-22を見届けるためでした。

盛岡南・西面.JPG

⇒あーあ、客席はガラガラだし雪は残っているしほんに大丈夫か…とお思いでしょうが、これは盛岡南球技場の西面です。試合は東面で行っています。

バックスタンド.JPG

⇒この日はバックスタンドもこの通り盛況でした。


 「おいおいあなた岩手県人…」
 ですよ。半分山形の血も入っていますが(←いい迷惑パート2)。
 

◆2.毎度毎度のバカ行動の理由。

 
 さて、自分がそういう行動とったわけ。J3の開幕戦の琉球対J-22。テレビで見ていましたが、琉球サポーターはたくさんいるのは当然として、J-22にも何人かはいるかな…思ってみてみたら誰もいません。固定されたチームな訳でもなし、固定したサポーターはいないわけで。そこへ加えて某新聞に掲載されていた批判的な記事。
 たしかにこのJ-22というチームは特殊な形体で、人によっては存在意義に?つける人も。
 
 それでも。
 
 存在するなら見てやりたいべし、そこでたたかう人がいるなら…という思いで、J-22側に行ったのでした。
 

◆3.いままでとは違う光景。

 
 この日の午前中はどうしても外せない用事もあったので、球技場到着は遅くなりました。球技場到着自体は40分前でしたが、駐車場が足りず、近隣施設の駐車場に。そこからは徒歩25分かかりました。着いた時にはもうキックオフの笛が。場内に入ろうとした時に大きい歓声が!アウェイ席に入って最初に見たものは、グルージャが先制点をあげ、自陣に帰っていく所でした。
 このあとグルージャはPKで2点目を奪い、更に裏を突いたりして加点し4-0。J-22は不安視されていた守備の連携を突かれて失点を重ねてしまいました。
 後半、ようやくメンバーの連携がとれ、代わったGK高丘選手のファインセーブ、ボールポジションで底力を見せ、小屋松選手がゴールに叩き込みましたが、いつの間にかグルージャに来ていた佐藤幸大選手に2点追加され、結果1-6でJ-22は敗戦しました。
  

◆4.グルージャ、J-22、私の行動の感想。

G盛岡松田.JPG

グルージャバンディエラ・松田選手。大船渡市出身です。
  

 まずはグルージャから。ただ昇格を果たしたというだけでない、地域決勝大会で優勝を果たして昇格したという事実がチームを一段、高い所に押し上げたのかな、と思っています。ただ、全国区リーグをたたかうのは始めてで、遠征も広範囲に。遠征距離が長くなることは、イコールしてコンディション整えることの大変さを意味します。シーズンは始まったばかり。対戦相手だけでない「対策」しっかりやって、J3初年度を関わる人たちと一緒に戦ってください。

ニッキ.JPG

⇒この日一番目立っていた一人のハーフナー・ニッキ選手。ただ、この日6失点くらった守備陣の中で大変な思いもしたと思います。
  

 続いてJ-22。日本プロ野球でも「フューチャーズ」「シリウス」という選手を拠出しての混合チームが形成されたときもありましたが、サッカーは複雑な動きが求められますからね。個対個ならどうにか対抗できても、チームプレーで苦杯を喫する場面も。
 更に言えば、J-22サイドで見る言いましたが、個々人で存在を認識してたのは横浜FCの高丘選手、岩手出身の藤村選手、父と兄が有名なハーフナー・ニッキ選手…ぐらいでした。それでよく「J-22サイドで声援します」言えたものですが、試合中に見えてくるものはありまして。「6番の選手、動きいいな」…ガンバの内田選手。遠くて番号が見えなかったりもしましたが、13番宮市、10番?幸野両選手かな?いい切れ込みをしていました。そして高丘、永井両GK。2人のプレーは焼き付けた。注目して見ていきますよ。
  

 で、私ですが、いざJ-22サイドに座ってみたはいいのですが、普段やっている野球とは勝手が違います。何やっていいかわかりません。試合開始前から来ていたのであれば何かしたのでしょうが、準備不足で直前到着じゃ何にもできません。やったことは何か言えば「部活のサッカーを見ていた親父が息子に声援送るの図」でして。しかも小屋松選手がゴールを決めたときには硬直してしまい「ナイスゴール」言うのがやっとでした。ああこれが“アウェイ”だというのを強烈に認識することに。
 観戦の際には色々と準備せなあかんのだな、というのはよくわかった今回の行動でした。今年はあと2回J-22がやって来ます。野球のシーズンにも入るのでどこまで見れるかわかりませんが、機会あれば再び一所懸命存在しようとする人の応援をしていければ、と思っています。
  

◆5.各々のポジションで更なる成長を。

  
 今までJ2を2試合、東北リーグ時代のグルージャを1試合見させていただきました。その3試合とこの試合を見て思ったことは「カテゴリが上になるほど“やらなきゃならない事”は多くなるんだな」。それを端的に表すのが観客動員だったりします。J1で万人台をよく見かけます。つい聞き流しがちですが、ああいう状態を恒常的に作り出すのがどんだけ大変か。この日行われたJ3では大体1~3千人(盛岡は3048人)。観衆~人、という数字の裏には各々の人に「暮らしの中にJがあるのが当たり前」て心がある証明かな、と。
 そういう深度を深く広くする取り組みをすすめて、グルージャが街と共にある姿をこれからも追求していっていただきたい。更に追い求め方を「好敵手をリスペクトした上で信頼する仲間の勝利を築く」であればと。それを心から願うものです。グルージャの皆様の健闘願い文を閉じます。

グルサポ.JPG

◆PS もう一つの岩手のチームは…。

 

 この後、帰宅途中に紫波のサッカーセンターで行われているガンジュ岩手ラインメール青森の試合でしたが、ここでも岩手勢が底力を見せ、ガンジュが3-0で勝ちました。岩手のサッカーの季節は始まったばかりです。

ガンサポ.JPG



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