MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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2012社会人野球 都市対抗野球岩手県予選-出場チーム紹介前編。

 毎日新聞岩手版では7日から都市対抗出場のチーム紹介が始まりました。この記事に書かれたメンバー表を基に私の経験を踏まえワンポイントチーム紹介を行います。まずはトーナメント左側10チームから。
【JR盛岡】素質開花の前川、安定感の寺田、オールマイティー左腕岡本に何と江刺の及川が転籍加入!千葉は同期前川に追い付きたい。去年大ケガの田中が県知事旗大会で復活。新卒で甲子園出場の宮が入、更に捕手の井河が出番を増やしている。97年に復活した『新生JR』も15年目。復活初期から所属している中村や関口らの次の世代の突き上げに期待したい。
【九戸クラブ】人数こそは多くはないが、例年コンスタントに新入部員が入っている。20代半ばの選手も多く、経験さえ積めば侮れない力はある。投で田沢、打で橋本、滝谷がカギを握る。長年九戸の野球を支えている橘一雄-中野バッテリーの出場にも期待したい。
【盛岡球友倶楽部】今年から新加入。覚えあるだけで17人の岩銀野球部経験者が“復帰”した。たたかい方はまだ見えないが、岩銀メンバーや甲子園経験者鈴木嘉の経験を若いメンバーがどう受け継ぎ新しい色をつけていくか。関東自工と並ぶ今期最注目チーム。
盛岡市立クラブ】主砲の荒川が盛岡球友に“復帰”したが、出番をつかみはじめている若手メンバーがチームを刺激している。一昨年は強豪久慈に一時大量リードを奪った。後は力をどう安定的に出していくか。元JAいわてのエース高橋司や盛鉄、経済連で全国を経験した“岩手のレジェンド”熊谷がチームを引っ張る。
【遠野クラブ】去年は震災の後方支援に回る選手が多く、事実上2年ぶりにフルシーズンに挑む。震災前は岩手トップグループを追いかける立場だったが、実戦でどこまで試合感覚を取り戻していくか。右の井手、照井に左の佐々木英、菊池雄は試合を壊さない。打線はつなぎの野球でねちこくいきたい。
【北上レッズ一時期は野手登録の選手でまかなった投手陣も、守山、竹村の成長、本城も登板できる状況になり形ができた。野崎兄弟や高橋昌、及川が長らくチームを支えてきたが最近は安部や高橋利ら中堅、村上ら若手も存在感見せるように。去年はベスト8で敗退。県代表争いにからみたい。
【オール不来方ここ10年漆原、徳田の二本柱でチームを支えてきたが、去年は三浦大、藤島慶も登板。若い捕手皆川がリードする。打線は小田嶋が盛球に“復帰”したものの、同期の小田中を先頭に攻め方巧いベテランと動きのいい若手で攻撃を形成。前年の不覚、県知事旗大会での棄権と続いた“不完全燃焼”を晴らす。
【福高クラブ】10年クラブカップ東北進出に貢献した小坂、東山以外にも松舘、佐賀将も支え手に入り連戦に対応できる投手陣を作ってきた。打線の軸は石輪だが、全体的にパワー、経験を増し、調子に乗せればビッグイニングを作り出せる力は持つ。県トップレベルチームその地力を出すことができるか。63年ぶりの東北をめざす。
【オール江刺】去年は決勝まで進みながら代表決定戦2連敗し東北行きを阻まれてきた。及川政がJRに転籍したが菅原祥を中心に知事旗で登板した伊藤、佐々木幸、ベテラン佐藤幸、高橋金吾でマウンドを守る。藤野、村岡のコンビは健在。古舘の復活、高橋祥や高橋豊の台頭など見所も多く、クラブ全国の経験を活かし念願の東北行きを目指す。
【赤崎野球クラブ】去年は震災の影響で休部。今年から復帰した。打線の軸だった山下や成長が期待されていた伊東崇が退部したが、ためてつないでいく攻撃スタイルは変わりない。投手陣も佐々木慶、佐々木純、志田直に加え佐々木康、大和田が加わる。大エース山本淳も健在。村上知の加入で正捕手村上修の負担も減らせる。新沼、金野耕を軸にブランクの甘え許さず取り組み、東北行きで大船渡の魂示す!
 今回は4部立てで都市対抗の様相を取り上げていきます。次回は残り参加9チームの紹介、県代表争い、1975年度生まれ選手の特集とお送りします。
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