おはようございます。いよいよゴールデンウィーク入りますね。各地で社会人野球の試合が賑やかに行われていますが、岩手県では都市対抗野球岩手一次予選がスタートします。見所や日程を記して参ります。長いけどお付き合いよろしくお願いします。今予選の大きな変更点は「三週に渡っての開催」「トヨタ、JR、駒形、江刺のシードは最終週から」「球場も分散開催」。今記事では日程の流れと初日の見所をJABAHP(jaba.or.jp)を基に記していきます。
先ずは日程の流れ。都市名は省略します。
【4月28日】
▽葛巻町総合運動公園
開始式も考えると8時から
1)遠野クラブ−住田硬式ク(A
3)前沢野球倶−福高クラブ(C
【4月29日】
▽葛巻町総合運動公園
開始 9時頃
1)盛岡球友倶−久慈クラブ(D
2)一関BBC−高田クラブ(E
【5月12日】
開始は共に9時頃
1)北上REDS−A勝者(F
2)赤崎野球ク−花巻硬友倶(G
▽遠野市総合運動公園
1)盛友クラブ−MKSI BC(H
2)一戸桜陵ク−盛岡倶楽部(I
【5月13日】
開始は共に9時頃
1)D勝者−E勝者(J
2)H勝者−I勝者(K
▽遠野市総合運動公園
1)F勝者−B勝者(L
2)C勝者−G勝者(M
【5月19日】
開始は8時半前
3)−準決勝−勝者は東北予選進出
▽岩手県営
1)L勝者−JR盛岡(N
2)M勝者−水沢駒形倶(O
3)N勝者−O勝者(P
▽花巻市営
1)J勝者−トヨタ自東(Q
2)K勝者−オール江刺(R
3)Q勝者−R勝者(S
【5月20日】
▽岩手県営
開始 9時頃
1)第三代表決定戦
P敗者−S敗者
勝者は東北予選進出。
2)決勝戦
P勝者−S勝者
勝った方が優勝。
…という具合になります。シード4チームは2日間の密度濃い戦いで東北に行けるかどうか決まりますし、ノンシード17チームはその舞台にたどり着くためには2〜3試合を勝たないとならないわけで、どのチームにとっても簡単ではありません。28日はその第一ラウンドが始まるわけです。岩手4強、殊にトヨタ自動車東日本を追いかけるチームはどこか。本日行われる3試合の見所を紹介します。(毎日新聞岩手版から得た情報も加味します)。
1)遠野クラブ−住田硬式ク
唯一の一回戦は隣街対決。遠野は投手の照井、甲子園捕手の佐々木と有力選手が加わり力強さを増す。従来の隙の少なさと融合できるか。住田は帰郷の松高がチームにスパイスを。他にも移籍選手有りとの噂。個性派の面も出せるか。
宮古は投手陣再編成の最中だが齊藤軸に出た選手が全力を。水梨、古舘コンビに好機を集めて得点力アップを図る。矢巾は山本がすっかり投手に馴染み、一方で近年加わった選手がラインアップに並ぶように。再浮上期す。
3)前沢野球倶−福高クラブ
近年は存在感見せ始めた前沢はさらに浮上を図ろうと守備の強化も。高橋、蔦と二本柱は堅い。目指すは“奥州筆頭”。福高は昨夏にはじめて?(71年の福岡ク時代が不明)福岡高以外の選手も登録。近年の不本意な成績の脱却図る。
今大会は雫石、不来方、桜窓、黒陵、釜石が欠場して21チームのトーナメントに。そのトーナメントも以前の「県クラブ予選→本予選」スタイルを踏襲したような形になりました。ノンシードから東北行くには4〜5試合勝たなきゃならないと。昔は「基本一発トーナメント」、そこから二次予選レベルでは敗者復活戦が加わり、一時はリーグ戦が隆盛になりましたが、いまは二次予選も敗者復活戦が、一次予選ではノンシード絞り込み→シードとトーナメント、という形も増えました。
職場の事情もあり、あらかじめ休みとっていたので葛巻に向かいます…が、今月はじめのように調子悪くなったら撤退します。何しろ重症の花粉症+森林のまち葛巻ですから。ですが、皆様は森林・一次産業の街葛巻も堪能してください。
仕事と生活と野球に頑張る社会人野球選手の活躍をどうぞご覧ください。入場料は例年通りなら500円、パンフは300円ぐらいで入手できます。気候変化にはお気を付けてください。
長文お付き合いいただきありがとうございました。