MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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社会人野球2016-クラブ野球選手権東北予選13試合の結果。全国にはリバース、江刺、アレッズ、富士通が進出!駒形は初戦敗退。

 おはようございます。
 社会人野球は2記事「クラブ選手権出場チーム」「同東北予選」を記載していきます。
 今日大会開幕を控えるクラブ選手権。県大会を全休してしまい、その後も追えずじまい。なので県大会は「今年中」ということにしまして、近隣に行われた東北二次予選を記載します。
 5日に始まった予選初日、一回戦2試合、二回戦4試合です。

◆大曲BC5-4福島硬友ク
 先手をとったのは3回に3点を先取した福島硬友。その後中盤は膠着状態に陥ったが、7回に大曲が4点あげ逆転。福島硬友がすぐ追い付くが、大曲は8回に勝ち越し、藤田が完投勝利をあげた。福島は後半に失点くらい予選敗退となった。

◆三菱八戸ク6-5水沢駒形倶
 近年成長を見せていた三菱八戸が、ここまで8年連続全国に進出していた水沢駒形を破り、予選敗退に追い込んだ。三菱八戸は中盤に5-0とリード。駒形は終盤反撃に出て1点差まで詰めたが、8回の1失点が効いてしまった。

◆TFUクラブ2-1弘前アレッズ
 前年全国進出したチーム同士の対決はTFU加藤、アレッズ山口の投手戦に。7回に先制したTFUは9回にも1点あげ逃げ切った。アレッズは山口が奮闘したが、反撃に出るにはあまりに窮地に追い込まれ過ぎ、敗者戦に回った。

◆オール江刺5-4大曲BC
 駒形の敗退で岩手勢最後のとりでとなった江刺は左腕エース菅原が先発。大曲はこの日2試合目だが粘りの戦いを展開し、突き放された9回にすかさず追い付いた…が、江刺は9回裏に大曲投手陣を攻略しサヨナラ勝ち。

◆Gリバース5-2富士通IBC
 都市対抗で存在感も見せた富士通相手に地元秋田のリバースがどう戦うか見ものだったが、先制、中押し、だめ押しと着実に加点したリバースが、富士通打線2点に抑え勝ち上がった。佐藤智は完投勝利。

◆三菱八戸ク7-0新庄球友ク
 ライバル鶴岡を破り東北の戦いに復帰した新庄に立ちはだかったのは八戸のベテラン尾形。序盤はおとなしい展開だったが、4回以降八戸打線が本領を発揮し、各回2点ずつあげコールド圏内に。尾形→大野とつなぎ新庄を完封した。


 …という結果で、初日の6試合を終えました。驚いたのは駒形の敗退でしたね。三菱八戸の強力打線発揮もそうですが、エース格の八重垣投手がよく辛抱しました。
 6日は準決勝・決勝と敗者戦の一回戦、あわせて5試合が行われました。

◆オール江刺1-0TFUクラブ
 江刺の河内山がその能力を遺憾なく発揮、2回の1点を猛烈に追いかけるTFU打線をシャットアウトして2年ぶりの全国切符を勝ち取った。TFUは豊島が1失点完投と好投を見せたが打線が封じられ、敗者戦でドーム行きを目指すことに。

◆Gリバース3-1三菱八戸ク
 八戸は期待の川口を先発に立てたが初回にリバースの攻略を許し2失点。以降は踏ん張り8回に1点差に詰めたが、その裏に突き放しを食らった。リバースは小沼が好投を見せ3年前のリベンジ(13年CC決勝)と共にドーム行きを決めた。

◆Gリバース3-1オール江刺
 クラブ東北王者を目指す戦い。江刺は河内山と並ぶ右の期待の若手及川を先発に立てたが、リバースは3回に先制、追い付かれた6回に2点を加点。成田から佐藤とつなぎ江刺を1点に抑え、東北王者を取り戻した。江刺は反撃利かず準V。

富士通13-1大曲BC
 前日の惜敗を胸にこの位置からの敗者復活を狙う両チームだったが、この日攻撃力に優れていたのは富士通。2回に5点奪うと、5、6回にも4点ずつ奪い大量リード。大曲は6回に1点返したが流れを引き戻すことはできなかった。

弘前アレッズ17-5新庄球友ク
 新庄は近年加入した柳瀬を先発に立てたが、アレッズは初回に2点先制すると、2回には大量7点をあげ試合の流れを持ってきた。その後も手を緩めないアレッズだが、新庄も4、5回に3点返し、意地を見せた。


 江刺は河内山君が素質開花してTFUを完封&全国行き決めました。リバースはここ数年で加わった投手が力になっての東北王者奪回。敗者戦に回った富士通、アレッズの前年代表組は意気上げる大勝。最終日に準決勝惜敗のTFU、三菱八戸と残り2つのドーム行き目指します。

富士通IBC14-3TFUクラブ
 前年代表でドーム枠を争ったが予想外の展開で富士通が大勝、2年連続の全国行きを決めた。TFUに逆転された2回に5点あげると、6回までに2、3、1、2点加点し、TFUの再反撃を防いだ。TFUは継投策で対抗も及ばず。

弘前アレッズ7-0三菱八戸ク
 こちらは青森勢でドーム枠を争う一戦になったが、八戸エース八重垣を攻略したアレッズが三度全国に進出した。アレッズは2回に先制すると、4回に下山の3点本塁打。投げては山口が八戸打線を封じた。八戸は念願の全国にあと一歩届かず。


 表彰選手は以下の通りです。

 最高殊勲選手→成田壮伸選手(Gリバース)
 敢闘賞→河内山拓樹投手(オール江刺)
 首位打者賞→村岡康仁投手(オール江刺)


 一次予選でマークス、この予選で駒形が早々と本大会進出を断たれましたが、江刺が投手陣の資質開花で岩手勢連続出場を維持。Gリバースは復活の東北優勝を果たし、富士通、アレッズは前年代表の意地見せて本大会に進みました。
 駒形と共に初戦で敗れた福島硬友はここからのリスタート。大曲、新庄は壁に突き当たらされ、三菱八戸は念願の、TFUは2年連続の全国行き届きませんでした。全国に出る4チームには俺たちここにありという戦いをしていただければと願い、項を閉じます。


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