MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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2017社会人野球−毎日旗秋季大会が16日から始まります。大会1日目の見所。

 お晩でございます。今週末は仕事される方によっては三連休にも三連勤にもなる日程、いかがお過ごしですか。

 社会人野球は9月に入り、第一週にクラブ選手権(水沢駒形倶が参加)、第二週に東北クラブカップ(盛友ク、赤崎クが参加)が行われてきました。第三週は毎日旗秋季大会です。明日から野田ライジング、洋野オーシャン両球場で始まる毎日旗秋季大会は、初日、2日目はクラブの部トーナメント、3日目はクラブの部、企業の部、両優勝チームによる毎日旗争奪戦が行われます。

 では初日の組み合わせと見所を。

 

◇野田第一試合 宮古倶楽部−MKSI

 宮古倶は先のCCで4強も一大会3勝できたのは大きい。新規投手陣がどこまで伸びるか。打線もパターン作りつつある。MKSIは都市対抗で4強も以降2大会は初戦敗退。力量を高い位置で安定させる技量の形成を。

◇野田第二試合 雫石クラブ−久慈クラブ

 前年は上位進出も経験した雫石だが、今季まだ実試合未勝利。この大会で勝ち星あげて次につなぐことができるか。久慈は地元での試合。新人が守る捕手を先輩投手陣がどう導くか。力量は着きつつあるだけに発揮といきたい。

◇野田第三試合 前沢野球倶−北上REDS

 若手の意気の良さが光る両チームの激突。北上は高橋郡の調子が鍵。高橋佳は本領発揮といくか。科学反応に期待。前沢はクラブ選の闘いぶりが印象に。高橋、萬に次ぐ第三の投手が確固たる位置に来れば侮れないチームに。

◇洋野第一試合 花巻硬友倶−一戸桜陵ク

 この日再注目カード。今年都市対抗、クラブ選と県4強の花巻は試合作れる4投手がいかに失点を少なくするか。途中加入選手の慣れにも期待。一戸は4大会に挑み4勝。投の坂井、深田峻、打の中道らがアレッズ戦から学んだことを生かしたい。

◇洋野第二試合 釜石野球団−矢巾硬式ク

 矢巾は地力に一定の評価を受けているが、先のCC県予選は棄権敗退。地力を発揮し上位を狙いたい。釜石は戦力変化する中都市対抗で1勝、CCでも盛友に食らいついた。ひとつでも多く場数を踏み、復活の道を。

 

 第一試合開始は野田ライジングが9時、洋野オーシャンが10時となっていますが、社会人野球は早めに試合が始まる傾向があるので、お気を付けてお出掛けください。

 

 この通り初日に行われる5試合の見所を触れてきました。一週間後にズレていれば見に行く段取りも作り始められましたが、今週では残念ながら行けません。参加される皆様の健闘を願うものです。

 さて、この大会は10月に行われる東北連盟会長大会の予選を兼ねています。例年だと大会後に組み合わせが決まりますが、今回は参加チームの準備の兼ね合いもあるのでしょうか、すでに発表されています。別なところでは「東北・北海道交流大会」も発表になっていますが記述はいましばらくお待ちください。

 

 かつて日本選手権が条件オープン(クラブも参加可)だった頃、同県予選は久慈で開催されていました。同予選が参加限定になってからは主に毎日旗大会が久慈地域で行われます。深まっていく秋空のもと、いくつかのチームにとっては“総決算”。どう戦うか注目しましょう。

2017社会人野球−第3回東北クラブカップ大会結果。赤崎クは1勝2敗で4位。交流大会には互大設備、HOKUTOク、盛友クが出場。

 お晩です。先の記事にも書いた通り、野球関連は野球関連の新たなチャンネルで書き始めます。改めてのお付き合いをよろしくお願いします。

 帰って以降たまっていた家事、仕事に体調調整、SNSの変更とわたくたづく、東北CCの記述遅れ申し訳ありませんでした。

 

 9月9日と10日に行われた東北クラブカップは東北各県から8チームが集結し、一関運動公園野球場と、東山球場で開催。9日は両球場で一回戦と準決勝まで行われました。日本野球連盟JABA.or.jp)情報も基に記述をします。

 

◇盛友クラブ5−2福島硬友ク

 東北レベルの大会初挑戦の盛友は先発に武田を。経験豊富な福島硬友から序盤に3点、七回に2点をあげリードを奪う。八回に2点を返されるが、小山との継投で逃げ切り東北初勝利。福島硬友は期待株酒井、大槻が奮戦したが及ばず。

 

◇互大設備Dク12−4新庄球友ク

 成長著しい互大は二、四回に3点ずつ加点。七回には5点のビッグイニングをつくり、意気上がる新庄に大差をつけた。伊藤→土田の継投でコールドに。

 新庄は序盤踏ん張りたかったが…七回に3点あげ意地を見せた。

 

◇ピックアップゲーム1

三菱八戸ク1=000100000

赤崎野球ク4=10101001A

 赤崎金野豪、三菱八戸高橋ともに、左右の違いはあるが伸びのある直球とカーブを武器にする投手。先制をしたのは赤崎。二回に清水が適時打を放つと、三回には志田一の好走塁で加点。

 三菱八戸は四回に相手エラーから1点を取り返すが、赤崎は五回に金野耕の適時打、八回には清水の盗塁で敵失を呼び順調に加点。投げては金野豪が本木に2安打を浴びたのみで無四球完投。14年クラブ選の借りを返し準決勝に進出した。

 

◇出場選手

【赤崎野球ク】

8 志田一

7 佐藤瑠

4 金野耕

D 山 下

9 清 水

2 小 松

3 今 野

5 新 沼

6 野々村

1 金野豪

 

【三菱八戸ク】

7  湊

5 深 堀

8 本 木

3 芦 口

D 中村大

2 高橋智

6 河 村

9 久 慈

4 畠 山

1 高橋航

 

◇HOKUTO4−3オールいわき

 クラブ選で代表決定を争ったいわきだが、この日はHOKUTOが見せ場を。0−2の四回に敵失に突け込み逆転。直後に追い付かれたが八回に勝ち越し逃げ切った。いわきは渡辺が粘投したが、四回の3失点が響いた。

 

◇互大設備Dク14−2盛友クラブ

 弘前行きをかけた一線は、東北部分の戦いに1日の長があった互大が先行し、14点をあげ盛友クを打ち破った。菅原は7回2失点。盛友クは小山、高橋、桂川三者がつかまり、5回には2点を返したが苦杯を喫した。

 

◇ピックアップゲーム2

赤崎ク0=000000000

HOKUTO1=10000000A

 赤崎は今野が仕事で離脱。CC県予選を回避した花崎を先発に。HOKUTOは小気味いい庄司が先発。花崎は練習時と違う状態に体がついていかず、初回に暴投で1失点。2回冒頭に早くも多田を救援に。

 多田は安定した投球でHOKUTO打線を抑えていったが、赤崎打線は庄司→大崎とつないだHOKUTO投手陣から毎回のように好機を作ったが、初回の本塁アウトをはじめ得点に至らず、“スミ1”ゲームで敗退した。

 

【赤崎野球ク】

8 志田一

7 佐藤瑠

4 金野耕

3 山 下

9 清 水

2 小 松

D 村上知

5 新 沼

6 野々村

1 花 崎

1 多 田(2回途中)

 

【HOKUTOBC】

97 関

5 高橋裕

3 千 葉

D 佐藤健

7 細 谷

H9菊 池(7回)

4  星

8 佐藤大

2 佐 山

2 田 島(7回)

6 鈴 木

1 庄 司

1 大 崎(7回)

 

 …早々と秋の天気になりかけた天候でしたが、この日は思い出したかのように好天に。その中で弘前大会に進出するには2試合を勝ち抜かなければならない…。投手陣に最適解持っていたHOKUTO、互大チームが、それを土台に勝ち上がりました。

 

 翌日10日。朝早くから太陽は出ていましたが、同時に一関市で「竜巻注意情報」が発令。何とか無事に進んでいただくことを願い、一関運動公園に。この日は3位決定戦(交流大会第3代表)と決勝戦が行われました。

 

◇ピックアップゲーム3

盛友クラブ4=000020200

赤崎野球ク2=00002000A

 交流大会最後の1枠を争う試合は、盛友クが県予選の借りを返し第3代表に。五回に連打で2点先制。追いつかれた七回には中屋、武田の投手陣による適時打で突き放した。

 赤崎クは若手選手陣が大一番に臨んだが武田の投球に合わず、六回に佐藤瑠の犠飛と相手ミスに突け込んで同点に追い付いたが、金野豪が7回を二桁被安打。佐々木慶喜が2回踏ん張り、九回に満塁と詰めたが一歩届かなかった。

 

◇出場選手

【盛友クラブ】

9 野 坂

3 中 屋

8 畠 山

7 今 上

1 武 田

2 高橋直

6 田 代

4 久保田

R 阿 部(8回)

5 高橋佑

54佐 藤

 

【赤崎野球ク】

8 志田一

6 金野和

7 佐藤瑠

9 山 下

3 今 野

5 新 沼

D 金野耕

R 菊 地(8回)

2 小 松

4 野々村

1 金野豪

1 佐々木慶喜(8回)

 

◇互大設備Dク6−4HOKUTOBC

 決勝戦は三回を皮切りに両者点の取り合い。互大設備3人、HOKUTOク4人の投手を登板させた総力戦は、八、九回に勝ち越した互大設備が勝り優勝。HOKUTOは六回に逆転まで持っていけず無念。

 

 今大会の表彰選手は以下の通りです。

▽最高殊勲選手賞 菊地正毅選手(互大設備Dク)

▽敢闘賞 高橋裕佑選手(HOKUTOク)

首位打者賞 出原和樹選手(互大設備Dク)

 まず、お疲れ様でした。

 今大会のまとめ書ければいいのですが、大会中は低血糖のような症状、大会後も拙稿ウェブの変更に手間をとられたので振り返る状態じゃないですね。弘前は当然行きたかったものですが、東北CCで敗れた相手の互大設備、HOKUTO、盛友クに託します。

 実は北海道・東北交流大会の組合わせ発表されていまして、岩手の盛友クは札幌ホーネッツと!色んな意味で対戦したいチームですが、頑張っていただきましょう。

 

 新体制第一段いかがでしたか。お付き合いいただきありがとうございました。

拙稿SNSについて・共通掲載

 ツイッターは二本立ての運用を始めています。「野球情報局」側の記述は文字通り野球に特化。「野球〜」の記事を「本体」がリツイートすることはありますが、逆をしません。「野球〜」のタイムラインは野球のみで形成します。

【SNS新体制】

Facebook→「野球」「社活」含んだ総合的な記述。

 ↓↓

▽「野球」組

・ブログ「“希”動力〜野球情報局」

ツイッター @benitoh96_bb

▽「社会活動」組

・ブログ「つなげ“希”動力〜」

ツイッター @benitoh96

 2012年秋以降、「ツイッターで掲載」→「ブログにまとめて記事化」というスタンスで記事を記載してきました。先の記述で「野球」組、「社会活動」組という区分けをしましたが、今後はその組内でその行為をすることになります。

 Facebookの体制を現状のままにするのは、FBでは複数アカウントを作れないのもありますが、以前の「伊東と関わる人全てを対象にした記述」を表す場にするためです。特色ある書く記事に比べて“抑制的”な記述に。Facebookツイッターと比べ、憎悪表現に関するセキュリティが厳しく、私が見せた見苦しい行動の「原因」はFBでは見かけません。願わくはツイッターもその域に達してほしいのですが…。

 野球の方で攻撃的な記述がなく、その部分ありがたく思っています。

 とりあえずは以上の内訳で新体制をスタートします。ブログの方は新規記述も始まりますし、楽天ブログのログもそれぞれ「本体」「野球情報局」に振り分けて移植する予定です。改めてのお付き合いよろしくお願いします。

2017社会人野球−クラブ選手権のツイートを見ながらのこぼれ話。

 社会人野球・クラブ野球選手権も終わりました。私は毎年所沢に行くための積立をしていますが今年も我がチームはドームへ届かず、積立の8割は8月のサッカー・シャペコエンセ試合見学に使いました。タイムラインで実況されている皆様のおかげで様子を知ることができて本当にありがとうございます。

◆東北社会人野球、強さ大体の序列

【企業6強】日本製紙石巻、きらやか銀、JR東北、TDK、七十七銀、トヨタ

  ↓

【追走組】JR盛岡、JR秋田、富士通、駒形、アレッズ、マークス、リバース

  ↓

【突上組】オールいわき、TFU、三菱八戸、江刺、鶴岡…に赤崎

 いつかはゴールドジム応援団・マッチョ隊と「ぜい肉隊」の応援合戦を…(←毎年言ってるね 来年まで生き延びてからもの抜かせ)

 そのゴールドジム選手名鑑で捕手が一人もいない事態に(たぶん誤植)。ポジションと実際が違うのは社会人野球では当たり前ですからね…我がチームも5人捕手いますが

 職場で管理的な位置→3人

 同特殊職→1人

 実力が小学生低学年レベル→このアカウント

 で外野手登録2人で捕手回しています。

西武ドーム、ネット裏のふかふかの席にお気軽に座れます。で、14年ドームで夜11時近くまで試合あったとき 伊東「終電越えたらここで泊まってダメですか」

係員「ダメです(ニッコリ」

今でも思い出します…ごめんねー

 これまで本大会見た経験は…

 98→盛岡、決勝9回のみ

 03→西D、赤崎出場

 04→静岡、赤崎出場

 (07年→西D、赤崎出場も負傷、断念)

 11→西D、江刺見届

 14→西D、いわき応援

 16→西D、江刺見届

 と、以上6回。いまやクラブ選手権は145キロレベルに向き合わないとアカンのか…と、さ、来週の準備進めよう。

ブログ運用方針変更により、はてなブログに引っ越しします。

【この記事は仮置きになります】
 今日は。岩手に住む伊東勉と申します。
 いままで楽天ブログで記事を記載してきましたが、ブログ記事制作の環境変化もあり、「野球」と「社会活動・その他一般」を分離、この機会にはてなブログに引っ越しすることを検討しています。本格運用にはまだ時間かかりますが、はてなブログでの運用は8割方決めていますので、お付き合いよろしくお願いします。

2017社会人野球−東北クラブカップ1日目短報・雑感。赤崎クは三菱八戸に勝利、HOKUTOに惜敗。

※記載は9月10日です。

 

 おはようございます。今日も社会人野球の東北クラブカップで一関にいます。この後9時前から3位決定戦に臨みます。試合の模様は随時ツイッターでお知らせします。お付き合いよろしくお願いします。昨日行われた東北クラブカップ1日目の結果と今日の見所を記します。

 

◇一回戦

盛友クラブ 5−2 福島硬友ク

互大設備D 12−4 新庄球友ク

赤崎野球ク 4−1 三菱八戸ク

HOKUTOBC 4−3 オールいわき

◇準決勝

互大設備D 14−2 盛友クラブ

HOKUTOBC 1−0 赤崎野球ク

 

 詳細な試合結果は後日述べることにして…今日は2試合ですか。1試合目は会心の試合運びで勝利。2試合目は攻勢かけたものの1点が届かず。今日の弘前行きはお預け。

 

 1試合目は「カーブの価値」の再認識。最近は捻りを加えるカーブを敬遠する向きがありますが、元々は変化球の基本がカーブと言われた時期もありました。私とて、曲がらないカーブを放ることができます(バカだろこいつ)。赤崎も八戸もカーブが活きた投球を。

 ただ、ビックリしたのが赤崎の金野君、八戸に打たれた安打は木本選手の2本のみ。やけにすいすいと試合が進むと思ったら。三菱八戸の打線は思いきりのよさが特色で、それにとらえられた場合大量点を覚悟しなければならないのですが、それを抑えたというのは見事でした。

 

 2試合目。復調を見せていた花崎君がマウンドに立ちますが、暴投で1失点。二回から多田君をリリーフに立て、攻撃時もHOKUTO投手陣を激しく攻めますが、初回の本塁アウトはじめ得点への詰めが甘く、結果0−1の敗退を喫しました。

 記事製作時間多くはとれなかったので、今日の試合の見所記述を優先します。

 

▽一関運動公園第一試合

3位決定戦 赤崎野球ク−盛友クラブ

 赤崎は初日2試合を金野豪、多田の力投で試合を作ったが、得点の詰めをどうするかが課題に。盛友は東北進出即一勝も果たしたが大きな壁にも突き当たった。両チームとも必勝を期す。

 

▽一関運動公園第二試合

勝戦 互大設備Dク−HOKUTOBC

 互大設備は昨日の2試合を共に大勝。伊藤、菅原の二本柱に確かな地力がつき、21世紀初の大型タイトル狙う。HOKUTOはいわき、赤崎の年上チームを僅差で破った若さの勢いまま押し切るか。

 

 最後に。東北クラブカップ大会の機材応援についてですが、私伊東がオーバースペックになり、HOKUTO戦では3回まで意識朦朧とした状態に陥りました。長年の付き合いになる監督から状態見抜かれてストップ。明日も機材応援は見送ります。申し訳ありません。

 今日も頑張ってください。

2017社会人野球-クラブ野球選手権、優勝は和歌山箕島球友会。水沢駒形、ゴールデンリバースは準々決勝敗退/結果受けての雑感も。

​​​ お晩でございます。社会人野球に関する記事、制作乱れしまいまして申し訳ございません。今記事では3日に行われた大会三日目準々決勝4試合、4日に行われた準決勝・決勝戦3試合の模様をJABAHP(JABA.or.jp)を基に記します。

千曲川ク 6-5 水沢駒形倶
 中盤までムードを支配していた駒形を千曲川が制しベスト4に勝ち上がった。駒形は五回まで横倉の本塁打などでリード。しかし千曲川は六回に1点返すと、七回に4点奪い逆転。駒形13-千曲川8安打も集中力見せた千曲川が差しきった。

◇大和高田ク 12-4 Gリバース
 地力経験に勝る大和高田がリバースの反攻を17安打で突き放し最終日進出。五回までに8点奪うと、九回にだめ押し。リバースは佐藤ら3本柱のうち2人をぶつけ(残りの小沼はDH)、中盤に4点あげ九回まで戦ったが勝利には届かなかった。

◇和歌山箕島 5-0 鹿児島DW
 九州の成長勢力鹿児島にとってひとつの挑戦となったカードだが、場数に勝っていたのは箕島。初回に3点、二回にも追加点をあげると、投げては左のエース和田が鹿児島打線を完封。鹿児島は要所で箕島にペース握られてしまった。

ゴールドジム 9-8 浜松KSク
 両チーム二桁安打、攻撃力の応酬は打力と筋力に優れたGジムが逆転し準決勝に駒を進めた。試合はGジム先行→浜松追走のパターン。七回に浜松が4点を奪い逆転したが、Gジムはその裏にすかさず3点あげ再逆転。浜松は総力も届かず。

 …と、大会三日目4試合が終わりました。
 駒形とリバース。駒形はね…ここ数年は松本利隆、梅津両左投手主軸に戦ってきましたが、今季は竹田君とか齋藤君、高橋君、松本智広君がど(など)若手右投手が頑張っていました。また挑戦を(対戦する時は勝ち行きます)。リバースは…去年はあわやコールドばかりか無安打無得点寸前。その相手(全足利)は今回予選敗退でしたが、1勝できたこと、他の東北強豪が軒並食らった「大和高田にコールド」しなかったのは次のステップにできるものです。勿論対戦する時は(以下略。

 最終日。準決勝、決勝戦と戦うという、他のJABA主要大会にはない(重要大会は基本1日1試合)日程になりますが、年度クラブ王者を決める試合はそのぐらいの“濃縮”した空気でやるのも良いのかもしれません。では3試合。

◇大和高田ク 4-1 千曲川
 前年度ファイナリスト(準優勝)の千曲川は昨日の逆転勝ちの勢いままに臨んだが、大和高田は初回に先制、三回には2点あげペースを握る。1点は返した千曲川だが、大和高田右のエース山本が13奪三振完投の前に破れ去った。高田打線11安打。

◇和歌山箕島 2-1 ゴールドジム
 初の決勝進出までかけ上がらんと挑むGジムを箕島が初回、四回と1点ずつ加えリード。Gジム北見は打線の援護を信じ以降の失点を許さず九回を投げきると、打線も1点を返したが箕島右のエース寺岡が12奪三振の力投で後続を抑えた。

◇和歌山箕島 3-2 大和高田ク
 九回まで0-0。大和高田米倉、箕島和田一歩も譲らずに延長タイブレーク。今里の2点適時打で先行した大和高田はバッテリー入れ変えたが裏目に。穴田の適時打→死球押し出し→水田の適時打と攻撃かけた箕島が悔しさ晴らす優勝成し遂げた。

 …今日は風邪をひいてしまいまして、昨夕から寝っぱなし。おかげで記事書いているいまは何ぼかマシになっていますが。昼途中に起きたときに丁度決勝戦の九回の場面テレビ中継してまして。BSJスポの。そこから試合終了までは見ていました。鳥肌立ちましたよ。
 部員10人程度の弱小校で三年間補欠だった私が言うのも難ですが、強くなり、その強くなった相手に勝とうと…の繰り返しの中で成就しようと思うと、詰めなきゃならないものは数多くなるし、細かくシビアになるし、それに耐えられる心身が必要になります。で、実力者同士の対決の中では、傾いたら実力相応に流される。でも、目標にするチームが「流される側」いたら悔しいですよ。

 高校野球ですが、準決勝母校扱(大船渡東)とあれだけの激戦演じた久慈が決勝戦で0-9。盛岡大附の実力認めた上で、悔しさというか悔しさというか…言葉にできない思い感じましたよ(←ただの未熟者とも言いますが)。

 今大会も。

 東北マークス3-20和歌山箕島

 3年前ですが両チームで3安打、0-3の試合した相手がこういう差をつけられる。漫画「ROOKIES」の安仁屋が「手も足もでないライバルが甲子園で12失点ノーアウトKO」にぐれたとかいう話ありましたね。この年になってぐれるもありませんが、厳しさとか虚無感とか感じない言うたら嘘になります。
 だども、歩き続けないと次の道も見えない…てなわけで。例にあげたマークスも、まずあの舞台に立てたわけだからこっから。頑張りましょ。

 表彰選手は以下の通り。
△最高殊勲選手賞
 和田拓也投手(箕島)
 18.2回自責点0。
△敢闘賞
 山本竜也投手(大和高田)
 16回20奪三振
首位打者
 岩永幸大選手(大和高田)

 表彰おめでとうございました。

 ミキハウス新日鐵大分など、少し前はクラブ選に参加していたチームが日本選手権最終予選を戦っています。社会人野球も関わり始めた22年前に比べると様変わりもしましたが、「グラウンドで、目の前のライバルと試合をして勝つこと」。この大基本は変わりありません。自分も何歳まで生きられるか分かりませんが、なるだけ長く付き合えるようにします。クラブ選手権に関わられた皆様お疲れ様でした。​​​



2017社会人野球-クラブ野球選手権2日目。富士通とマークスは苦杯喫する。ゴールドジムは大会初勝利/大会三日目の見所。

​​​※今記事は製作時間が狂い、記述が3日午前と4日夜に別れました。2日目の試合結果は4日夜製作、3日目の見所は3日午前10時の制作です。申し訳ありません。

▽(以下4日制作)2日に行われた一回戦4試合の結果は以下の通りです。

◇和歌山箕島20-3東北マークス
 3年のブランクを置き全国に戻ってきたマークスに待っていたのは全国区の厳しさだった。五回までで0-9、七回には大量11失点。六、七回で返した1点がせめてもの意地だった。箕島は22安打を放ち、先発寺岡らは試合を壊さなかった。

◇鹿児島DW7-4千葉熱血M
 終わってみれば延長11回に及ぶし烈な戦いを制したのは鹿児島だった。先にペースを握っていたのも鹿児島。しかし千葉は四回に1点返すと六回に同点。久保、福永の投手陣が踏ん張り延長に。11回3点奪った鹿児島がその裏を封じ粘り勝った。

◇浜松KSク3-0富士通Iク
 今季都市対抗のクラブ勢で一番の波乱を巻き起こした富士通。その後も底上げもなされ順調な軌跡を描いていたが、当然強いマークもうけ、初回呼吸の整わない所を2失点。浜松伊藤はMAX145キロの直球を武器に富士通打線を封じ込めた。

ゴールドジム5-3倉敷PJク
 9年振りに全国大会に帰ってきた倉敷は三回に先制。七回までは2-1とリードしていたが、Gジムは八回に一気に4点あげ逆転。九回に1点詰められたものの逃げ切り、大会初勝利をあげた。倉敷の白石に本塁打

▽(以下3日制作)…不覚ですが、一回起きたときに家族の時差録画(実際は8時に6時の放送見ていた)で時間を勘違いして二度寝し、クラブ野球選手権の記事を作り損ねました。とっくに第一試合の水沢駒形倶-千曲川クの試合は始まっていますが、拙稿では何事もなかったかのように記事を書きます。

1)水沢駒形倶-千曲川
 前年王者を破った駒形は馬場の奮闘で主戦投手陣を温存。打線も試合に絡むようになった二人の菅原が鍵になる。千曲川は横浜金港に地力を見せ完封で二回戦に勝ち上がってきた。初戦では三田、石渡が好調。多様な駒形投手陣をどうとらえるか。

…と書いて、いまJABAのHP見たら駒形が5-0とリード。横倉君がムードクラッチャー(←ムードメーカーとクラッチヒッター合わせた造語ですが…対面したときに怒られろ伊東)の底力見せる3点本塁打!先発は斎藤君でしたか。千曲川は2投手が打ち込まれ平林投手がリリーフ。後半戦に入ります。

2)Gリバース-大和高田ク
 WEEDしらおいとの息詰まる試合を制したリバースは小沼以外にも好資質の投手はいるだけに後は打線の伸長で強敵越えを。大和高田クは太田球友の初挑戦を集中打で跳ね返した。確かな実力もここ数年は最終日に進めていないのでそれを越えに行く。

3)和歌山箕島-鹿児島DW
 箕島は初戦マークスから20得点奪い大勝。但し諸刃の剣にもなりうるだけに先見据えて的確な攻めも見せていきたい。
 鹿児島は延長タイブレークを制し息上がる。クラブ選では思うような結果出ていなかっただけに勢いつけることができるか。

4)浜松KSク-ゴールドジム
 昨日は富士通との“都市対抗番狂わせ対決”制した。伊藤も出色だがまだ他にも見所ある投手も。自分のペースで挑む。
 大会ごとに成長を見せるゴールドジムは念願の一勝。サッカーのいわきFC同様フィジカル強化で革命なるか。応援団にも注目。

 クラブカップの準備もあり最優先の体制にしているので、中々良いように記述進められず申し訳ありません。三日目、四日目の試合結果は4日分の記事としてお送りします。お付き合いいただきありがとうございました。​​​


2017社会人野球-クラブ野球選手権開幕。水沢駒形は前年優勝ビッグ開発を破る!リバースもサヨナラ/2日目の見所。

​​※昨日の夜に作りきれませんでした。Twitterには少し前にアップ。3試合終わりましたがブログにいま出します。

◇水沢駒形1-0ビッグ開発ク
 開幕カードに前年度優勝チームビッグ開発が早速登場。ビッグ池間、駒形は馬場が先発。序盤動きなく終わるかと思われたが5回に駒形が一点先制。その後注目の知念を投入して反撃を待ったビッグだったが、馬場が完封。好スタートを切った。

千曲川ク5-0横浜金港ク
 “古豪”が“前年ファイナリスト”を破る―模様を見た古豪金港はこちらも40歳四日市を先発に立てたが千曲川が三回に三田の本塁打などで3点奪取。六、八回にも一点追加すると菊池→本多とつなぎ金港を完封。金港は谷も奮闘したが千曲川投手陣を攻略できなかった。

◇Gリバース2-1Wしらおい
 リバース小沼は前年の分と奮戦すれば、WEED宮澤も失点許さず九回に。安元の適時打で決まった…と思いきやリバースは裏に同点。タイブレークの延長はWEEDをゼロに抑えたリバースが遠山の適時打でサヨナラ。前年を払拭するサヨナラ勝ち。

◇大和高田ク9-2太田球友ク
 投手補強も利き念願の本大会に臨んだ太田は四回に山下、伊藤の適時打で先制。しかし大和高田はその裏に大量7点を奪い逆転すると五回に2点追加。反撃したかった太田だが、五回以降大和高田山本に封じられ、今大会初のコールドで敗退と苦い初陣となった。

 …と、以上4試合振り返りました。駒形は四番に花巻東で全国4強時のムードクラッチャー(ムードメーカー+クラッチヒッター)横倉君が。菅原君、松岡君、野手に戻った千葉君と大体20代選手が並びました。一方で実力主義もとるから43歳の沖縄出身玉城さんや40歳の馬場君も頑張ります。前年は予選敗退、復権の一勝です。
 金港先発は四日市君。盛岡大附四日市君と駒形の馬場君(岩手高田高出)は95年の高校野球岩手大会の準決勝で対戦しています(盛8-1高)。共に2番手投手で、エースは共に社会人で鳴らしました(マークス小石澤、太平洋セメント菅野両君)が長くマウンドにいるのはこの二人。凄い。

 リバースは去年の苦敗を直に見ていたので(半分くらい第三球場行ってたろ( ̄b ̄))まず安堵。太田は…北関東企業にも善戦していたけど大和高田の思いの強さに跳ね返されました。再挑戦を。
 ではチーム紹介兼ねた大会二日目の見所です。

1)箕島球友会-東北マークス
 共にク選常連。箕島は2年ぶりの出場。今年は例年にも増してライバルNSBクと激しく競り合った。都市対抗では二次予選進出を阻まれ、ク選でも僅差の戦い。前年苦杯喫した県警桃太郎にリベンジ果たしNSBとの打撃戦を制した。V4目指す。
 3年ぶり出場の東北マークスは水沢駒形との「東北2強」形成も近年は2年連続宮城予選敗退を喫する。今年は都市対抗は宮城予選敗退もクラブ選では県で取りこぼさず、東北では駒形、いわきと破り西武ドームに返り咲いた。世代交代中ながら確かな力を持つ所を見せるか。

2)千葉熱血M-鹿児島DW
 共に05年以降の「クラブチーム再興期」の中で結成、近年地力をつけつつある。
 千葉熱血はク選千葉予選でYBCの後塵を介し都市県本予選でもJFE、YBCに苦杯。しかし関東予選では厳しい組合せもリベンジ99との代表戦勝ち抜き本大会に。
 鹿児島ドリームウェーブは2年ぶり3回目の出場。去年は番狂わせ起こした都市対抗は早期敗退。ク選は薩摩の棄権で九州予選進出。福岡オーシャンズに1-0などと厳しい試合をしたが2勝し本大会へ。ビッグ敗退の今九州の期待を背負う。

3)浜松KSク-富士通Iク
 東海の盟主と東北王者が激突する。
 浜松ケイは近年エディオン矢場とんの猛追を受けていたが3年ぶり(8回目)にドームへ。都市対抗では企業にも勝ち、クラブ選東海予選はエディオンと激しく競り合うもサヨナラ勝ちで本大会を決めた。再浮上を。
 富士通は3年連続の出場。アレッズとの新興対決を制すと鶴岡にコールド、マークスも破り東北制覇を果たした。都市対抗では七十七銀など企業3チームに勝利。直後の大会で他投手の底上げもなされた。去年のベスト4越え、福島勢2度目の全国制覇を目指す。

4)ゴールドジム倉敷PJ
 東京のクラブチームでは代表格に成長したゴールドジムに復活出場の倉敷PJが挑む。
 ゴールドジム都市対抗二次予選進出。クラブ選では東京優勝、関東予選で所沢、YBCと当たるも勝ち抜いた。“マッチョ隊”応援団を背に快進撃誓う。
 倉敷ピーチジャックスは9年ぶりの本大会出場。今季は都市対抗は岡山山陰予選敗退、ク選一次は防府市2チームに勝って二次予選進出を決めると、二次予選では松山、山口防府を破り本大会に。08年出場時は1-2で惜敗。雌伏越えて忘れ物をとりに行く。

 体力の限界近もあり、昨晩中に記事を完成させることができませんでした。
 今日の試合も秋みたいな天気になりますが皆様の奮闘を願い項を終わります。​​


2017社会人野球-クラブ野球選手権開幕。大会初日の見処。

​改めて今晩は。
 クラブ野球選手権は1日に開幕します。仕事が押したり、洗濯機が故障したりで記述が進まず、参加16チームの紹介を諦め、1日に登場する8チームずつを試合案内と共にお伝えします。試合開始は午前9時(-15分)。

1)ビッグ開発ク-水沢駒形倶
 前年優勝のビッグ開発は2年連続連4回目の出場。都市対抗沖縄電力、エナジックに敗退、クラブ選手権は一回戦でBANクに0-2と苦しむも九州優勝を果たす。若手が育つ環境下新星は出るか。
 東北の古豪水沢駒形は2年振り23回目。前年はよもやの予選敗退、都市対抗も県B8、東北予選は初戦でマークスに敗れたが、敗者戦で大曲、鶴岡に連勝し西武ドームに戻ってきた。松(本)竹(田)梅(津)トリオに横倉、長原らが躍動するか。

2)千曲川硬式ク-横浜金港ク
 前年準優勝の千曲川は2年連続4回目の出場。今期は都市対抗県予選で信越ク、フェデックスに敗退、都市二次予選であわや東京ドームか、と思われた富山BCに注目集まったが、ロキテクノとの接戦制した流れのまま西武ドーム行きを決めた。
 横浜金港クは6年振り8回目、神奈川県としても5年ぶり(マルユウ湘南)。都市ク選合同一次予選を優勝し、関東二次では全神栖をゴールド、代表戦の都幾川との試合は延長タイブレークを制した。県内クラブの盛り上がりを全国につなげたい。

3)Wしらおい-Gリバース
 去年はトランシスに阻まれたドーム行きを奪還し5回目の本大会、今季都市対抗は決勝リーグに届かなかったが、クラブ選では伊達、小樽、北広島に勝ち、勢いつけてきた帯広を破り優勝。全国では苦戦もするがホーネッツ以来の全国V目指す。
 ゴールデンリバースは2年連続8回(※前身のユーランドク田4回含む)東北王者として乗り込んだ本大会では苦戦。クラブ選は秋田県優勝、東北もアレッズを破り、一度負けたいわきにリベンジ果たし本大会に。まず一勝を狙う。

4)太田球友倶-大和高田ク
 群馬県内上位には食い込んでいたが、伊勢崎、高崎の後塵に。初出場は意外だった。今期は都市対抗で県予選でスバルに、北関東でも企業に善戦、ク選は全栃木、YGSダイヤモンズ両試合ともに接戦を制した。念願の舞台如何に。
 大和高田クは4年連続16回目の出場。前年は江刺に勝つも2回戦敗退、都市対抗では近畿企業と互して戦い、ク選一次は危なげなく優勝、東近畿予選は京都城陽に食らいつかれたが二連勝で代表を決めた。代表枠1が多い中でほぼ毎年本大会に。優勝旗奪還に燃える。

 …諸事情重なり、端的な記述しかできませんでした。「自分のこと」もあるので、凝った作りができないのをご容赦ください。参加される皆様のご健闘を願い項を終わります。​


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