MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

下記ランキング参加しています。にほんブログ村 野球ブログ 社会人野球へ
にほんブログ村
社会人野球ランキング

大崎、GRが本大会へ、岩手勢は予選敗退 クラブ野球選手権東北二次予選、7月4日の結果と7月5日の見どころ【社会人野球2026】

 クラブ野球選手権東北予選は7月4日、石巻市と女川町で5試合が行われ、全国進出2チームと東北王座が決まりました。一球速報ホームページの情報をもとに、雑感を記していきます。

▽準決勝:ゴールデンリバース 3対2 B-NET/YAMAGATA

 終始塁を賑わせたゴールデンリバースの攻勢をB-NET/YAMAGATAが食い止める展開だったが、最終回に逆転サヨナラ勝ちを収めたゴールデンリバースが3年ぶりの本大会出場を決めた。B-NET/YAMAGATAは2回に2点本塁打で先制。ゴールデンリバースは14安打で猛追するもB-NET/YAMAGATA守備陣が踏ん張っていたが、九回裏2アウトからゴールデンリバース攻撃陣が3連打を放ち、最後は内野安打でサヨナラ勝ちをもぎ取った。B-NET/YAMAGATAは五回に追撃の好機があったが、ものにできなかったのが響いた。

▽準決勝:大崎トリプルクラウン 8対3 エフコムBC

 序盤、エフコムは八百板卓丸の本塁打などで先制するが、大崎は四回、五回に勝ち越しの本塁打を放つ。八回にはダメ押しの3点を浴びせ、2年連続東北王者のエフコムを圧倒して全国進出と決勝進出を決めた。エフコムは四回以降も反撃の機を築いたが、本塁が遠かった。

▽決勝戦:大崎トリプルクラウン 12対0 ゴールデンリバース

 2019年以来の東北優勝を狙ったゴールデンリバースだったが、全試合で強豪を破ってきた大崎の勢いは止まらず、毎回のように走者が安打などで出塁し得点を重ねた。終わってみれば12得点を挙げ、七回コールド勝ち。大崎の先発投手は2試合連続の登板となったが、この試合は7イニング完封を果たした。ゴールデンリバースは攻撃陣も散発の4安打に終わり、7年ぶりの東北王者は逃した。

▽敗者復活一回戦:弘前アレッズ 4対3 盛友クラブ

 初の予選2日目進出を果たした盛友クラブは、経験豊富な弘前アレッズ相手に食らいついたが、七回に4番打者の犠牲フライで勝ち越され、アレッズが継投策で逃げ切った。盛友は六回までに的確にチャンスを活かし、序盤に先行したアレッズに食らいついたが、2日連続好投を見せていた若手投手が勝負所で痛い失点を喫した。それでもこれまでにない経験を積んで大会を後にした。

▽敗者復活一回戦:東北マークス 1対0 水沢駒形倶

 7月4日に行われた試合の中で一番の注目を集めたカードは、予想通りの大接戦となった。初回の攻撃でホームスチールにより点をもぎ取った東北マークスが、以降の駒形の反撃を抑え競り勝った。水沢駒形は初回に3安打を重ねるも無得点。その後五回、七回にもチャンスを掴むも得点に結びつけられず、先発投手の力投を援護することができず無念の予選敗退となった。

 

 ということで、この日行われた5試合の結果、大崎トリプルクラウンが勢いに乗り東北王座をもぎ取り、ここ数年の不運を乗り越えたゴールデンリバースが再び全国の舞台へ進出することになりました。

 そして、盛友クラブと水沢駒形倶楽部の岩手勢は、全国行きにはあと一歩届かないという結果となりました。

 もともと大崎トリプルクラウンは、硬式のJABAだけでなく軟式野球にも参加するほどの意欲を持った野球好きが集まるチームでした。2010年代に東北クラブカップに進出することはありましたが、東北マークスが一歩上を行く状況で、TFUクラブあるいはHOKUTO BCといった強豪の壁に阻まれ、上位進出は阻まれていました。ところが2020年代半ばに、県内の有力選手が集まる場所の一つと認識されてメンバーが集まるようになると、東北クラブカップでも上位に進出するように。東北上位チームの壁にはぶち当たっても底力をつけてきて、このクラブ野球選手権ではそれが一気に花開いた形になりました。私の関わる赤崎野球クラブも2年前に対戦していて、その意欲というのは直接目の当たりにしています。初めての全国大会進出ですが、チーム内に同様の経験をしている選手が多いので、その協力を得て良い戦いができればと願っております。

 ゴールデンリバースもその実力を3年前に思い知らされています。そうでなくても説明無用なレベルで秋田で確かな実力を持っているチームではありますが、ここ2年のクラブ選手権東北予選では秋田での豪雨と重なり、参加したメンバーを見ると「悪天候への対応に回った選手も多かったのかな」と思えるような陣容でした。それでも辛抱強く戦ってきた結果が、この成果につながったのかなと見ています。

 そして岩手勢。

 盛友クラブについては、これまでも県内上位を伺う位置にはずっとい続け、時折県ベスト4以内には入ってきます。都市対抗で釜石野球団に安打数は上回ったものの敗戦という試合がありましたが、それは逆に「噛み合えば結果が逆にもなる」という中身でもありました。それを県予選やオールいわきとの試合で発揮し、弘前アレッズにも食らいつけたわけですから、またライバルが手強くなったという展開になりましたね。まずは2日間の戦い、お疲れ様でした。

 そして水沢駒形倶。大崎トリプルクラウンとの試合結果はさすがに衝撃でした。近年の野球は、1イニングの大量得点で流れが簡単に変わる場面もありますが、それがまさか駒形に起きるとは、ないわけではないけれど驚いた次第です。そして昨日の東北マークスとの試合は、初回のホームスチールが試合を決定付けるという展開。もちろんその後も点を取ろうと激しい鍔迫り合いがなされていました。「どんな野球の試合でもそれぞれのチームに3度はチャンスは訪れる」という格言があります。しかし点を取るには厳しい試合展開で、わずか2試合で予選を後にすることになりました。

 ここまで敗戦を喫したオールいわき、オール江刺もそうですが、再挑戦を願うものです。さて、今日行われる全国行き2つの枠を巡る戦いは、以下の対戦カードとなりました。

◎7月5日:石巻市民球場(10時開始予定)

▽代表決定戦:エフコムBC 対 弘前アレッズ

 エフコムの自力の強さは間違いのないところだが、一方で4月からの連続する公式戦の対応にも苦労しているのではないかという部分も垣間見える。前日の悔しさを噛み締め、再起を図りたい。弘前アレッズは連日の接戦を切り抜けてきたことで勝負強さを再認識している。頼れる投手二本柱と、入れ替わりありながらも青森プライドを胸に戦う選手たちが2年ぶりの本大会出場を目指す。

▽代表決定戦:B-NET/YAMAGATA 対 東北マークス

 地元でいいところを見せたい東北マークスに、チームとしては初出場&山形県勢21年ぶりの全国出場を目指すB-NET/YAMAGATAの対戦。東北マークスはエフコムに善戦し、水沢駒形には競り勝つなど調子を取り戻している。力量とともに実戦の中の勝負勘を取り戻している様子を、ここ一番の勝負の中で発揮できるか。B-NET/YAMAGATAは5月、6月と各種大会、県予選、都市対抗野球東北二次予選と続く激戦の中でチームが鍛えられてきた。昨日の試合はあと1アウトからの逆転負けを喫したが、そこから姿勢を立て直して大一番に臨みたい。

 今週末はクラブ野球選手権の予選が多くの地域で行われる予定でしたが、特に西日本地域は雨天にたたられ、開催予定の延期が次々と伝えられています。クラブの大会は原則週末に行われる日程で編成されていますが、九州地区では海を越えての遠征となるチーム(沖縄のアーマンズBC)もある事情で、純粋な日程スライドで月曜日からの再開とのことです。以前はこの雨天にたたられ、半分のチームが出場辞退してトーナメントを練り直すという事態にも見舞われた経験もありますので、何とか実戦を経て結果を決める場であり続ければと願うものです。

 この時期は食べ物などにも気を使う季節になります。皆様、お気をつけて試合に臨まれてください。

 

 

 

下記ランキングに参加しています。にほんブログ村 野球ブログ 社会人野球へ
にほんブログ村