MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

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岩手勢は3チームとも敗戦、駒形・盛友は敗者復活戦へ:クラブ野球選手権東北二次予選 7月3日の結果と7月4日の見どころ【社会人野球2026】

 社会人野球 クラブ野球選手権東北二次予選は7月3日、宮城県の石巻市と女川町で一回戦と二回戦の計6試合が行われました。一球速報ホームページを元に、以下に雑感を記していきます。

▽一回戦:盛友クラブ 6対2 オールいわき

中盤まで競り合った試合であったが、八回裏に集中打を浴びせた盛友が東北予選初勝利を挙げた。序盤はオールいわきが三回までに2点を挙げる。盛友も下位打線の奮闘で食らいついた。中盤は両チームの投手が踏ん張ったが、八回裏に敵失からチャンスを掴んだ盛友が勝ち越しに成功。九回のいわきの反撃を抑えて逃げ切った。

▽一回戦:大崎トリプルクラウン 9対3 オール江刺

両チームとも数年ぶりのクラブ選手権二次予選となったが、中盤に分厚い攻撃を見せた大崎が江刺を突き放し二回戦へ進出した。初回に大崎が3安打で3点を先制。四回に追いつかれたが、大崎はそこから長打攻勢で点を重ねた。江刺は反撃を試みたが、大崎の救援投手に封じられ無念の初戦敗退となった。

▽二回戦:ゴールデンリバース 4対2 弘前アレッズ

序盤、ペースを握ったのは弘前アレッズ。初回に適時打、四回にも下位打線で得点を挙げる。しかし、ゴールデンリバースは直後に長打を絡めて同点に追いつくと、終盤八回に相手投手の制球難から2安打を重ねて勝ち越した。先発左腕は完投勝利。弘前アレッズは先発投手が6回10奪三振の好投を見せたが、後続の投手が捕まり敗者復活戦へ回った。

▽二回戦:エフコムBC 3対1 東北マークス

本日最も注目を浴びた対戦カードは予想通りの接戦となった。マークスは初回に先制したが、エフコムは二回に四球から8番打者の3点本塁打で逆転。その後は両チーム先発投手による守備戦となったが、エフコムが逃げ切った。マークスは主力選手が奮闘し、八回に反撃の機会を伺ったが、エフコムの前に抑え込まれた。

▽二回戦:大崎トリプルクラウン 9対2 水沢駒形倶

長年の実績を持つ水沢駒形に、新興勢力の大崎が立ち向かう構図であったが、終盤大崎の攻勢で駒形を圧倒した。序盤、駒形が四回に中軸打線の攻勢で2点を挙げれば、大崎も適時打で2点を返し、2-2で迎えた七回裏に大崎の1番打者の本塁打で勝ち越すと、八回には1アウト満塁から4本の適時打を浴びせ駒形のエースを降板に追いやる。救援投手も打ち込み一気にコールドゲームとした。

▽二回戦:B-NET/YAMAGATA 8-5 盛友クラブ

一回戦で東北初勝利を挙げた盛友はこの試合でも勢いそのままに初回先制したが、山形は三回に3本の二塁打を重ねて一気に4点を挙げ逆転した。その後は中盤に点の取り合いとなる。盛友は四回に本塁打、六回にも得点するものの、山形も着実に加点してリードを譲らず。山形守備陣は終盤の盛友の反撃を防ぎ切り、準決勝に進出した。

 ということで、7月3日に行われた6試合分の結果と雑感を記してきました。東北予選の一回戦2試合は敗者復活戦なしで、この試合に負けたチームは即予選敗退となりますが、今回そこに敗れたチームは、長年東北の舞台で戦っているオールいわきとオール江刺でした。一方で、チーム力を増強させている大崎トリプルクラウンと盛友クラブは、少なくともあと2試合、さらに上を目指せる位置に立ちました。

 先の都市対抗野球予選では、TDKの監督が「年々東北のレベルが上がっており、勝ち抜くのは簡単ではない」と話していましたが、クラブ野球でも同様。長年上のレベルで戦う経験をしているチームでさえ簡単に跳ね返される状況であるということを改めて認識した次第です。大崎はその後、水沢駒形に集中打を浴びせて準決勝進出を果たしています。別のブロックではB-NET/YAMAGATAも勝ち上がり、一方で敗者復活戦では、前年の東北代表である水沢駒形と東北マークスのどちらかは全国に出られないという状況になりました。そこら辺の様相も含めて、4日に行われる試合日程を紹介します。

◎石巻市民球場 8時30分開始予定

▽第1試合 準決勝:B-NET/YAMAGATA 対 ゴールデンリバース

今シーズン、投打ともに調子を取り戻しているB-NET/YAMAGATAは、昨日の試合でも盛友の激しい猛追を退け、粘り強い戦い方を貫徹した。山形県勢21年ぶりの全国を目指す。一方、ゴールデンリバースは弘前アレッズの好投手から終盤の隙を突いて加点した勝負感が侮れない。ここ2年、荒天によって阻まれてきた全国進出を果たせるか。

▽第2試合 準決勝:エフコムBC 対 大崎トリプルクラウン

ここ2年連続東北王者のエフコムは、分厚い選手層の中から出場する選手がどのような活躍を見せるか。全国進出はマストではあるが、集中打による番狂わせも起きているため、気を引き締めて戦いたい。一方大崎トリプルクラウンはここまでチーム力を増強させてきた意欲を武器に東北王者に立ち向かう。まずはクラブ野球選手権の全国行きなるか。

▽第3試合 決勝戦

◎女川町営球場 10時開始予定

▽第1試合 敗者復活一回戦:盛友クラブ 対 弘前アレッズ

経験値では弘前アレッズが上回る。前日は二本柱が登板したが、わずかな制球の乱れを突かれ敗戦。この悔しさを晴らし、青森から全国への夢を繋ぎたい。盛友は昨日の試合で新戦力が東北レベルでも戦えることを示しており、攻撃陣も手応えを掴んだ。下克上での全国進出を狙う。

▽第2試合 敗者復活一回戦:東北マークス 対 水沢駒形倶

 前年の全国進出チーム同士がこの位置で戦うという予想外の事態となり、今日一番の注目カードとなった。東北マークスはエフコムに互角に競り合ったが、一発長打の攻撃力の前に屈した。連続本大会出場の夢を繋ぎたいところだ。水沢駒形は、大崎戦終盤の激しい被攻撃のダメージをどこまで払拭できるか。勝ち方を知っているチーム同士、いかに自分たちのペースに持ち込めるかが鍵となる。

 ということで、7月4日に行われる試合の見どころを書いてきました。今週末は多くの地区で、クラブ野球選手権本大会出場チームを決める二次予選が開催されます。中国地区が天気の乱れが予想されるために来週へ順延となりましたが、その熱い戦いの中で東北地区ではどのような結末を見せるのでしょうか。B-net/YAMAGATA、大崎の悲願の初出場か、ゴールデンリバースの久しぶりの出場か、それとも王者エフコムの底力を見せるのか。見どころはたくさんありますが、いずれにしろグラウンドに立たれる皆様の健闘を心から願っております。

 

おまけ

「伊東さんは行かないのですか?」

……だから、給料も休暇も使い切りましたよ泣。

 

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