記述日:6月24日
6月20日の記述以降、筆が途絶えていました。郡山での応援活動後は所用が次々に重なり、こちらの記述にまで手が回らない状況に。この間に八戸や山梨、あと関東地方で震度6クラスの地震が相次いで起こりました。海の向こうではベネズエラでマグニチュード7クラスの地震が立て続けに起きるなど、環太平洋地域での地震が相次いでいることには警戒しなきゃならないです。被害に遭われた地域の皆様にはお見舞いを申し上げます。
地震や豪雨の中で、各地の都市対抗野球二次予選は進行しています。東北地区では6月19日に第2代表決定トーナメント一回戦が、6月23日に第一代表決定準決勝と第二代表決定二回戦が行われました。その結果をまとめて通知します。まずは6月23日に行われた第1代表決定トーナメント準決勝の様子からです。
▽第一代表決定準決勝:日本製紙石巻 9対5 マルハン北日本
両チーム13安打ずつを放った打撃戦も、より得点力に長けていた石巻が中盤以降に点を重ねマルハン北日本を圧倒した。マルハンは二回に2アウトから3連打を放ち5点を挙げリードしたまま折り返す。日本製紙石巻は六回に打者一巡の攻撃で四点を挙げると、終盤八、九回にも2点ずつを重ねダメ押し。マルハンは三回以降も得点機を伺う場面もあったが、それ以上は重ねられず敗者復活戦に回った。
▽第一代表決定準決勝:JR東北 8対7 七十七銀行
点の取り合いとなった試合は終盤に攻撃力を発揮したJR東北が逆転サヨナラと決着を見ました。初回から点の取り合いの様相となり三回終了時点では七十七銀行が優位に。JR東北は五回までに3点を返すと、七回に4点を挙げて一気に逆転。七十七銀行は九回に同点に追いつきましたが、JR東北はその裏に逆転サヨナラ本塁打を浴びせ、序盤の劣勢を取り返し決勝進出を決めました。
引き続いて、6月19日に一回戦、6月23日に二回戦が行われた第二代表決定トーナメントの様子を記していきます。
▽第二代表決定トーナメント一回戦:トヨタ自動車東日本 26対4 釜石野球団
今年の都市対抗県予選では対戦していなかったカードが郡山で行われたが、トヨタ自動車東日本は26得点を挙げる猛攻で二回戦に進出。トヨタは二回に4長打で9点を挙げると、三回にも8安打で9点、四回にも3長打で7点を挙げ、25対0と大差をつけた。
しかし釜石野球団はプレーに臨む意気込みを一切下げず、五回にはチャンスを作ると六回には4番打者の三塁打で2点を返し、七回にも死球などでチャンスを作ると3番打者の三塁打でさらに2点を返す奮闘。最終結果こそ大差になったものの十分に戦い切った姿を見せ、釜石野球団は堂々と大会を後にした。
▽第二代表決定一回戦:JR秋田 6対3 B-net/YAMAGATA
初回、両者激しい点の取り合いを見せたが、わずかに優位性を見せたJR秋田が五回にも追加点。中盤以降もダメ押し点を挙げ、投手陣が二回以降は踏ん張りました。B-netは安打数では上回り五回に3安打、六回には2安打を重ねるが得点に結び付けられず、3エラーも響き無念の初戦敗退となった。
▽第二代表決定一回戦:TDK 11対1 エフコムBC
今年こそ企業越えの本大会進出をも目指したエフコムでしたが、毎回のように走者を出しては得点に結びつけたTDK打線の圧力の前に苦戦。四回には下位打線の攻撃で6点を挙げたTDKは、相手打線を1点に抑えコールドで勝ち上がった。エフコムは序盤の得点機を逃すと七回に1点を返したもののTDKに試合を支配され、無念の敗退となりました。
▽第二代表決定一回戦:JR盛岡 5対4 弘前アレッズ
新鋭が台頭しつつあるJR盛岡と東北大会での一勝を目指す弘前アレッズの対決は序盤中軸選手の激しい打ち合いで3対3と展開。四回以降は試合が落ち着き投手戦に。六回にJR盛岡が点を挙げるもすかさずアレッズが追いつく同点劇。延長タイブレークにもつれ込むかと思われた九回裏にJR盛岡が送りバントをした際にアレッズ守備陣のエラーが飛び出し走者が生還、サヨナラ勝ちを収めた。アレッズは11安打を放ったものの5エラーが響いた。
▽第二代表決定二回戦:トヨタ自動車東日本 18対0 JR秋田
トヨタ自動車東日本はこの試合も攻撃力をいかんなく発揮。初回は3四球から得点をもぎ取ると、三回には4安打、五回には6安打、六回には3長打をきっかけにチャンスを作りこの試合も18得点。投げても3年目の左投手が完封勝利。JR秋田は地道に力を積み上げてきた投手陣が奮闘したがトヨタ打線に粉砕され攻撃陣も2安打という結果に終わりました。
▽第二代表決定二回戦:TDK 8対0 JR盛岡
無念のサヨナラ負けから敗者復活戦に回ったTDKは、勢いを見せているJR盛岡のエースから序盤から攻勢をかける。中盤はJR投手陣の制球難を突き的確に走者を還し、リードを広げ、守備陣も隙を見せず快勝。JR盛岡は走者を出す場面もあったが、もう一押し詰められず、投手陣もピンチを凌ぎきれず、コールド負けは免れるのがやっとだった。
◎都市対抗野球東北二次予選 第1ラウンドを終えて
ここまで、6月19日と23日に行われた第1ラウンドの様子を記してきました。本来なら18日から21日までの4日間で消化する試合でしたが、雨の影響があり2日間の順延がありました。多くのお客さんに来てもらいたいという思いで週末に日程を組みましたが、ままならぬ天候には苦しめられた様子も見えました。
東北地区はJR東日本東北、日本製紙石巻、七十七銀行、TDKで「四強」、それを激しく追うトヨタ自動車東日本とマルハン北日本、フルタイム勤務企業チームのJR盛岡とJR秋田が続き、山形を代表するB-net/YAMAGATA、青森を代表する弘前アレッズ、福島を代表するエフコムBCが、これら上位チームに挑む形に。これまでは水沢駒形倶楽部もこの戦いの中に割って入っていましたが、今年は代わって釜石野球団がこの舞台に立つ形となりました。残念ながら2試合ともマルハン、トヨタに敗れるという格好にはなりましたが、大舞台で強敵を相手に気後れせずに挑んでいったのは見事でした。
それでも、東北大会に挑むチームが固定化しているという部分も見えるので、欲を言えばもう4つほど枠が増えて、16チーム参加のトーナメントで門戸を広げるという形も取れないのかななどと思ったりしています。ただ、そうすると敗者復活戦が大変になるため、1980年代や2006年の九州予選のように「一回戦は敗者復活なし」という方式になりますね。(参考:1980年代前半の九州大会は約15チーム程度が在籍。1987年、鹿児島、大分、熊本の国鉄→JRチームの統合を契機に企業チームの廃部が相次ぎ、一気に10チーム程度にまで縮小。2006年はクラブチームが急増したことにより、九州地区加盟の参加希望チームが全チーム二次予選トーナメントに参加)
私も自分のチームで三度、東北二次予選を戦いましたが、やはり舞台は見る景色を変えるものなんですよ。対戦相手のレベルも格段に上がりますし、そういう中で今回が初参加となった釜石野球団の皆様には良い経験になったのではないかと思います。
以上、6月19日と23日に行われた都市対抗野球東北二次予選の第1ラウンドの試合結果と私なりの所感を記してきました。「第2ラウンド」初日となった26日の試合結果などについては、また別エントリーを起こします。お付き合いいただきありがとうございました。
