例年であれば都市対抗野球の東北二次予選に向けて、これまでの各チームの実績を細かく記した記事を作成しておりましたが、SNSに割く時間を作ることができず、今回は今日行われる試合の組み合わせに関する「雑談」という形で記させていただきます。別エントリーにて今日の行動とお知らせを記しておりますので、そちらも併せてご覧ください。
都市対抗野球東北二次予選には12チームが参加し、今日は県営あづま球場と、しらさわグリーンパーク球場の2会場で第一代表トーナメントの1回戦が行われます。
■ 県営あづま球場(第1試合10時開始予定)
▽第1試合:マルハン北日本カンパニー vs 釜石野球団
マルハンは昨年社会人野球に加わったばかりの後発チームですが、NPBで一線級の活躍を見せた館山監督や、吉田一将投手の経験値は大きく、東北5強を猛烈に追っている状況です。都市対抗の県予選準決勝ではJR東日本東北に1対2と競り合いました。一つひとつの戦いが経験値とはいえ、やはり勝利への執念を見せたいところです。
一方の釜石野球団は2015年以降、東北の舞台を経験し、カテゴリーを年々アップさせる中で、今年はついに都市対抗東北二次予選進出を成し遂げました。ムードの良い「楽しい野球」と、勝負に挑む選手の熱意が融合し、それがさらなる加入選手を呼ぶという好循環を生んでいます。岩手県外の企業チームとは公式戦では久しぶりの対戦となりますが、どのような爪痕を残すかに注目です。
▽第2試合:JR盛岡 vs B-net/YAMAGATA
B-net/YAMAGATAは、ここ2年の不調を乗り越えた形です。マスコミ取材によると不調の要因は明白で、そこからの脱却に向けた取り組みの中で県予選優勝を取り戻しました。「B-net」としての強さが、どの程度到達点に近づいているか見てみたいところです。
JR盛岡は主力メンバーが入れ替わって数年が経ち、新たな戦い方を確立させています。長く中軸にいるベテラン選手を追いかけ続け、チームを底上げできるか。投手陣は、県予選決勝で登板した2人の左腕投手のそれぞれの持ち味に注目したいと思います。
■しらさわグリーンパーク球場(第1試合10時開始予定)
▽第1試合:トヨタ自動車東日本 vs エフコムBC
今日の再注目カードです。トヨタ東日本はメンバーの入れ替えもあり、クラブチームに一時移籍した選手もいましたが、昨年はここ数年辛抱して戦った選手たちが実力を見せ、日本選手権では本大会出場にあと一歩まで迫る戦いぶりを見せました。加入していきなり中軸を任されている選手が、東北の強豪相手にも遜色なく戦えれば、面白いムードで戦えそうです。
対するエフコムBCは、近年チーム体制を強化。チーム数の減少で福島からの二次予選進出チームは1チームのみとなりましたが、地元でどこまで突き抜ける戦いを見せるか期待が高まります。
▽第2試合:弘前アレッズ vs JR秋田
青森の最前線を走るチームと、秋田県ナンバー2の座を死守した企業チームのぶつかり合いです。弘前アレッズは青森県内では圧倒的な戦いを見せ、先日のクラブ野球選手権では33得点という青森新記録で勝ち上がりました。高い攻撃力が注目されますが、投手を中心に守備力を高めた試合ができるでしょうか。
JR秋田は「誰が出ても自分たちの戦い方ができる」チームです。数年前は成長過程だった投手がどこまで成長しているか楽しみに見てみたいと思います。東北の強豪に迫るために、この試合をどう戦うかが両者の共通した目的意識となりそうです。
データ的なものは一球速報のホームページをご覧いただければと思いますが、チーム紹介の一要素として、どうしても書き留めておきたかったです。社会人野球の活動継続はできましたが、環境は十分とはいえず、早速それが露呈した形となりました。
別の記事でも書きましたが、私は今日は釜石野球団の応援に赴きます。完全な中立という立場では見られない部分もありますが、各都道府県予選の戦いを経て、この舞台に立ったことは間違いありません。野球大会の醍醐味として、本大会よりも、そこへ出場するための「地区予選」の戦いに注目するファンは多いものです。都市対抗東海地区予選は約2週間の熱戦を経て、先日6代表が決まりました。東北予選も、今週・来週の2週間でどのような人間模様を見ることができるか注目し、後押しできればと考えています。
今日、2会場・8チームの皆さんの健闘を心より願っております。
