MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

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江刺は釜石に前年のリベンジを果たす!駒形、盛友、一戸桜陵と共にベスト4へ―クラブ野球選手権岩手県予選 5月31日試合結果と6月6日・7日の展望【社会人野球2026】

 前回の記事では久しぶりに歴史探索以外の社会人野球の記録(クラブ選手権青森予選)を詳細に記しました。後回しにして申し訳ありませんでしたが、岩手県大会の結果と今週末の展望を、「一球速報」の情報を基にお伝えします。

◎5月31日 試合結果

▽二回戦:一戸桜陵ク 5対4 久慈クラブ

 前評判の高かった久慈だったが、経験の浅い(と思われる)投手が登板した隙を一戸が見逃さず猛追。激しい鍔迫り合いとなったが、七回裏に勝ち越した一戸が久慈の終盤の反撃を封じて逃げ切った。久慈は特に投手陣にとって悔しい敗戦となった。

▽二回戦:盛岡球友倶 20対6 遠野クラブ

 遠野が初回に先制するも、盛岡がその裏にすかさず逆転。遠野は四回にも2点を返して粘りを見せましたが、盛岡はその裏に大量8点を奪い一気に突き放した。盛球は毎回得点の猛攻で計20得点を挙げ大勝しました。

▽二回戦:盛友クラブ 15対3 雫石クラブ

 前日に赤崎を破った雫石は「2匹目のドジョウ」を狙いましたが、盛友は三回裏に大量9点を挙げその勢いを挫いた。雫石は六回に反撃を開始したが、盛友はさらに5点を加えコールドゲームを成立させた。雫石は二度の大量失点が響いた。

▽二回戦:MKSIBC 8対7 高田クラブ

 終盤の激しい点の取り合いからタイブレークへ突入。好機を的確に活かしたMKSIBCがサヨナラ勝ちを収めた。六回表に高田が4点を奪い逆転したが、MKSIBCは七回裏に再逆転。高田も九回表に追いつく執念を見せましたが、最後はMKSIBCがサヨナラに。

▽三回戦:水沢駒形倶 17対3 住田硬式ク

 序盤三回までは3対3の競り合いだったが、四回裏に水沢駒形が一挙7点のビッグイニングを作り、その後も着実に加点。リリーフしたエースが住田打線を抑え込んた。住田は三回までの健闘があっただけに、中盤以降の展開には悔いが残った。

▽三回戦:オール江刺 7対5 釜石野球団

 昨年も同カードで対戦し、江刺が敗れていたリベンジマッチ。六回まで3対3の同点だったが、七回裏に釜石が2点勝ち越し。「今年もか」と思わせた展開から、オール江刺が八回に3点を奪い逆転。終盤をしっかり抑えきり、雪辱を果たしました。

▽三回戦:一戸桜陵ク 8対7 盛岡球友倶

 上り調子の盛岡球友に対し、一戸が打ち合いを制した。一戸は一・二回で計6得点と盛球先発を早々に追い込む猛攻を見せた。盛岡球友も終盤激しく追い上げたが、序盤の守備の乱れが最後まで響いた。

▽三回戦:盛友クラブ 8対5 MKSIBC

 復活の兆しを見せるMKSIBCが序盤に先制したが、盛友は五回表に同点、七回に3得点と、都市対抗からの課題である得点力を発揮。ディフェンスでは近年加入の投手が粘り強く投げ抜き、完投勝利を収めた。

 春先から勢いに乗っていた盛岡球友倶や、都市対抗で東北進出を決めた釜石野球団などが注目されていましたが、盛岡球友は長年この地で根を張る一戸桜陵クラブに競り負け、釜石野球団は前年雪辱を果たしたオール江刺に終盤逆転負けを喫しました。その一方で、都市対抗では長年続けていた東北の舞台を逃した水沢駒形倶楽部が、昨年加入選手の長打などで勝ち切り、ベスト4に名を連ねました。

 6月6日に一戸町総合運動公園で行われる日程・展望は以下の通りです。

◎一戸町総合運動公園(9時開始予定)

▽第一試合:準決勝 水沢駒形倶 対 一戸桜陵ク

 長年岩手のトップクラスを走り続けてきた水沢駒形は、中堅・ベテラン選手の好投と若手の攻撃力が噛み合い、順当に勝ち抜いてきました。序盤から主導権を握る展開に持ち込みたいところ。一戸は久慈クラブとの接戦、そして盛岡球友との打ち合いを制し、勢いに乗っている。地元開催で、ハマれば凄まじい爆発力を見せる一戸が、「格上」の駒形に対してどのような戦いを見せるか注目です。

▽第二試合:準決勝 オール江刺 対 盛友クラブ

 ともに都市対抗での悔しさをバネに、課題をクリアしてベスト4まで勝ち抜いてきました。オール江刺は2022年以来、盛友クラブは2019年以来の東北大会進出を目指す。江刺は昨年北海道東北交流大会で優勝を果たし、着実な成長を見せている。実力伯仲のこの一戦、勝負どころでの「立ち振る舞い」が明暗を分ける。

▽第三試合:決勝戦

 なお、ここ数年の岩手県予選では、東北クラブカップ進出決定戦を兼ねた独自の方式がとられています。

▼クラブ選手権東北予選第一、第二代表:6日の決勝戦に進出した2チームが進出。

▼第三代表決定戦(7日): 準決勝敗退の2チームによる対戦。勝者がクラブ選手権東北予選の第三代表となり、敗者は東北クラブカップの県第一代表となります。

▼東北クラブカップ岩手第二代表決定戦: 三回戦で敗退した4チーム(住田硬式ク、盛岡球友倶、MKSIBC、釜石野球団)のうち、決勝進出チームに敗れた2チームを対象に行われます。

 6日の試合結果によって7日の出場が決まるという、全国的に見ても非常に珍しい、緊張感あふれる方式です。運も実力のうちとはいえ、選手・関係者の皆様は大変な準備を強いられることと思います。最後になりますが、本日もお付き合いいただきありがとうございました。

 

 

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