1️⃣ 社会人野球の記事ですが、試合が行われた土曜日から数日が経過しての掲載となってしまいました。色々と用事が重なり、10日試合の見どころ記載ができないなど記事の作成が遅れてしまったことは自分の至らぬところです。申し訳ありません。この間、FacebookやInstagram等のSNSでは動画記事も掲載していますが、試合結果の詳報が遅れたことをお詫びいたします。
それでは、5月9日・10日にかけて行われた都市対抗野球岩手県予選の速報を、ホームページ等の情報をもとに記していきます。
▽クラブ一回戦 赤崎野球ク 7対6 住田硬式ク
(延長11回タイブレーク)
住田ク 00001010202=6
赤崎ク 00003100003=7
試合終盤に同点に追いつき延長戦に持ち込んだ住田だったが、赤崎が爆発力を見せ、逆転サヨナラで二回戦進出を決めた。
試合序盤は両者探り合いの展開となったが、五回に住田が先制。その裏、赤崎は三、四番打者のタイムリーで逆転に成功する。六回にも追加点を挙げ赤崎ペースかと思われたが、住田は赤崎投手陣を後半に捉え、七回に1点、九回には守備の乱れからチャンスを広げると、主将の適時打で同点に追いついた。
11回表、住田が中軸の攻撃でリードを奪うも、赤崎はこの日仕事で途中出場となった本来の4番打者が、住田の投手を捉えて逆転サヨナラ3点本塁打を放った。住田は粘りを見せたが、最後は抑えられ無念の初戦敗退となった。

▽クラブ一回戦 MKSIBC 11対0 北上REDS
北上は長年チームを支える4番エースをはじめ、5人が10年選手表彰を受けるなどベテランの活躍も期待されたが、MKSIが序盤から試合の流れを掴み毎回得点を記録。特に四回、五回の分厚い攻撃は、北上の反撃の意欲を削ぐものとなった。北上も時折得点圏に走者を進めるが、あと一本が出なかった。
▽クラブ一回戦 宮古倶楽部 12対11 一戸桜陵ク
下馬評では一戸優位と目された試合だったが、新戦力や新たに中軸に指名された選手の奮闘もあり、宮古がビッグイニングを作って勝利を引き寄せた。一戸は初回に先制すると、着実に加点し六回表まで7対0とリードを広げる。前半無得点に抑えられていた宮古だったが、六回裏に一挙11点を挙げて試合をひっくり返した。一戸は終盤3イニングで4得点を挙げ猛追したが、宮古の七回の追加点が効き、ここ数年の悔しさを払拭する一勝を挙げた。
▽クラブ一回戦 遠野クラブ 9対7 花巻硬友倶
前年の悔しさを持つ遠野が、強豪チームから復帰した中軸選手を中心に奮起し、激しい打撃戦を制した。二回終了時で5対4という乱打戦の様相を呈したが、四回に3点、六回に2点を挙げた遠野の攻撃が試合を決定づけた。伸長も期待された花巻は四回以降2得点に抑え込まれ、初戦で姿を消した。
▽クラブ一回戦 盛友クラブ 17対12 黒陵クラブ
すでに今季公式戦1試合を経験し、体が動いている盛友が大量得点を奪ったが、黒陵も途中までは打ち負けず意地を見せた。三回まで6対2とリードした盛友に対し、黒陵は四回と六回に5点ずつを奪い六回終了時で12対12の同点に。試合を分けたのは七回裏、盛友の5得点の猛攻だった。盛友は終盤の黒陵の追撃を振り切り、初戦を突破した。
▽クラブ一回戦 久慈クラブ 5対4 高田クラブ
春先特有の厳しい寒暖差の中でのナイトゲームは中盤以降の競り合いを制した久慈が、地元・高田を破り二回戦へ進出。二回に先行した高田が六回裏まで3対2とリードしたが、久慈は七回、八回で3得点を挙げ逆転。高田の反撃を封じ込めた。高田は新顔の投手が奮闘したが、あと一歩届かなかった。
▽クラブ一回戦 盛岡球友倶 23対7 一関BBC
5月上旬に行われた福島市長杯で2勝を挙げ準決勝進出した盛岡球友が好調を維持。初回に8点を挙げるとその後も攻撃の手を緩めず、終わってみれば23得点の猛攻を見せた。一関は序盤3イニングで15失点を喫し後手に回ったが、四回の5得点など計7点を挙げ、意地を見せた。
2️⃣ 一回戦7試合の結果は以上の通りです。
まず赤崎野球クラブですが、この時期に仕事のピークが重なった会社があったり研修が組まれていたりと、なかなかベストな布陣が組めず、この日は指名打者(DH)なしで試合に臨みました。それでも「チーム全員で野球をやる」という意識のもと、安定した投手継投を見せ、急造気味だった守備陣もキズを最小限に抑えて勝利に持ち込むことができました。
最後、サヨナラ本塁打を放った選手は、仕事の都合で試合途中からの合流だったため打順を8番に置いていましたが、巡り合わせの妙もあり、その運も手伝って急成長を見せている近隣のライバルを超えることができました。
次の相手は、昨年僅差で敗れているMKSI。強力なチームへと成長させたエースが復活している姿も確認しました。兜の緒を締め直して臨みたいと考えています。


また、昨年は公式戦での勝利がなかった遠野や宮古といったチームが、それぞれ新加入選手や新たに中軸として指名された選手の活躍によって勝ち上がったことも印象的でした。社会人野球…ことにクラブチームは「3年経てば戦い方が変わる」と言われますが、最近では選手の移籍などの人事異動も活発になっています。そうした変化を乗り越えてチーム力を維持しようとする各チームの取り組みにも注目していきたいところです。
本項では、9日・10日に行われた試合の様子を記してきました。16日に金ケ崎町・北上市で行われる試合については、また改めて別エントリーにてお送りいたします。
