13日は開催しています。
12日８時15分 ＪＡＢＡ岩手県連盟エックスより12日の試合は雨天中止・順延になったことが報告されました】
1️⃣ 11日記事第２段は北上市長杯大会の結果です。私は仕事の休憩利用して１時間半ぐらい野球場に滞在し、北上ＲＥＤＳ対一戸、久慈と盛岡球友の試合をわずかながら見届けてきました。突っ込んだレポートどこまで書けるかという不安はありますが、この日行われた６試合の雑感を記していきます（大体は一球速報・baseball.omyutech.com）
▽一回戦 盛岡球友倶 ８対２ ＴＦＵクラブ
県トップクラスのチームを追いかける存在の両者。序盤四回までは鍔迫り合いを見せたものの盛岡球友が徐々に突き放しをかける状況に。試合折り返しの六回に大量５得点をあげ、コールドには持ち込めなかったが大勝。ＴＦＵは六回のディフェンスに悔いを残した。
▽一回戦 ＭＫＳＩBC ６対５ 黒陵クラブ
今シーズンの公式戦ここまでキラリと見せ場を作ってきた両者。どちらが強く見せ所を作るか注目されたが、それを最初に見せたのは四回に４点あげたＭＫＳＩBC。しかし黒陵は試合折り返しの六回に５点あげ同点に追いついた。そこからの次の一手を打ったのは八回に１点をあげたＭＫＳＩがしぶとく逃げ切った。
▽二回戦 一戸桜陵ク ５対４ 北上ＲＥＤＳ
両チームともこの大会の優勝経験を持つが今シーズンは一戸が数多く試合を経験。ただ、地元で今季初勝利を目指す北上が中盤３イニングに攻勢をかけ一戸投手陣から４点を奪い一時リード。一戸は七回から交代した投手が流れを変えると、中軸選手の長打で一気に試合をひっくり返した。北上は後半反撃が効かず涙を飲んだ。
▽二回戦 大曲ＢＢＣ 13対２ 遠野クラブ
今シーズン投手陣再構築を図っている遠野は、秋田県内大会優勝を経験した大曲の攻勢を受けた。大曲は三回までに６点をあげると、六回裏に大量７得点。遠野は攻撃陣が反撃したかったところだが初回と六回に１点ずつ返した他は反撃が効かずコールドで敗れ去った。
▽二回戦 ＭＫＳＩBC ９対３ 青葉クラブ
この日に２試合目となるＭＫＳＩBCは青葉クラブに立ち上がりを突かれ、序盤３イニングはリードを許すも四回に４点、七回にも四点をあげ逆転。青葉クラブは中盤以降の反撃が効かすコールドは阻止し最終回に１点を返したが勝ち星は遠かった。
▽二回戦 盛岡球友倶 ４対３ 久慈クラブ
久慈クラブはチーム最盛期時の二刀流エースが、盛岡はシーズン途中から加わった左腕投手が先発。今は監督となった二刀流投手が先発していた久慈クラブが四回に先制。盛球は六回に１点を返したが、終盤まで激しい守備戦となったが最終回は一転して激しい打ち合いに。久慈クラブは九回裏に２点をあげ一気に試合の流れを持ってきたと思われたが、盛球はその裏に一気に３点を返し今シーズン３度目のサヨナラ勝ちをあげた。
2️⃣ 当初は前所属チームの北上の試合だけ見て帰るつもりでしたが、盛岡球友対久慈の試合の先発投手発表に仰天。
かたや大船渡出身で会話をしたこともある左腕投手。
かたや久慈クラブの最盛期を支えた岩手クラブ野球界を代表する二刀流投手。
2000年代は他に赤崎の投手兼ショート、駒形の捕手兼投手と二刀流選手は多くいましたが、長く両方の一線級に立った選手が久しぶりに登板するということで、帰りかけた足をくるっと540度回転してスタンドに戻りました。やはり20代にがっちり鍛えられた人は力は落ちないなというのを見せつけられました。「真剣なラジオ体操」で最低限の体力を維持している私とはえらい違いです。盛岡の左腕先発投手も不安はあったと思いますが、序盤の試合を作る投球は見せられたものと思います。
古巣の北上ですが、今日は一番試合を作れる投手が登板し、チームを底支えしている中で攻撃陣が一定の力を見せました。母校扱いの後輩選手もこの日は３番打者で出場し奮戦。今シーズンは勝ち星とは遠い結果となりましたがまた来年元気にお目にかかりたいです。
3️⃣ では延期して13日に行われる対戦カードは以下の通りです。
▽準決勝 盛岡球友倶対一戸桜陵ク
▽準決勝 大曲ＢＢＣ対ＭＫＳＩBC
（13日午前８時 MKSI棄権で大曲不戦勝、の記述あり）
▽決勝戦
記事を作りはじめた11日19時30分、岩手内陸部は雨が降り、それは翌朝になっても変わらず雨天順延となりました。全国各地では雨を見据えて早々と大会の動向を決めた大会も。しばらく台風が相次ぐといいますから体調調整などは心してかかりたいです。
天気は一気に底冷えすら感じる天気となってきました。去年は雨天の中で行われた試合もあったので参加される皆様には気をつけて臨んでいただければと願います。
