※9月21日早朝にアップする予定でしたが、できませんした。「記録」として残します。
東北連盟会長大会クラブの部岩手県予選大会は9月21日、秋空の下奥州市の前沢いきいきスポーツランドで準決勝・決勝戦が行われました。一球速報ホームページを元に試合結果についての雑感を記していきます。
▽準決勝 水沢駒形倶 28対5 黒陵クラブ
黒陵の強い意気込みを駒形の上書きした気迫で跳ね返し、大量得点で準決勝に進出した。初回に3点をあげ先制したのは黒陵だが、駒形はその裏に1点を返すと二回裏に7点、三回に10点、四、五回も打者一巡の勢いで攻撃を続け、終わってみれば大量28点。黒陵は3度のビッグイニングを食らった後も諦めず五回に2点を返したが、全国帰りの力を見せつけられた格好となった。
▽準決勝 オール江刺 8対6 住田硬式ク
この大会に入り上り調子の住田は初回に2点を先制すると、五、六回にも2点ずつをあげ5点リード。しかし江刺は六回に2点を返すと、七回には大量5点をあげ逆転。住田はここで息切れしたのか終盤跳ね返す力を失い、オール江刺が決勝進出。
▽決勝戦 水沢駒形倶 6対5 オール江刺
全国を経験してきた駒形が一部出場メンバーを入れ替えたものの、意欲は落とさずもオール江刺が猛追、五回までに3対2とリード。六回にも追加点をあげこのまま行くかと思われたが、駒形はリードを許した九回二死から途中出場の選手が2点適時打を放ち同点に追いついた。
延長タイブレークにもつれこんだ試合は江刺の攻勢をリリーフしたエースの気迫の3連続三振で切り抜けると、その裏に無死満塁から全国大会でも存在を知らしめた遊撃手がサヨナラ適時打を放ち決着をつけた。
2️⃣ …ということで、水沢駒形が優勝しましたが、決勝戦は江刺の猛追で激しい試合となりました。駒形としてはこの日登板した若手投手がさらに成長して一本立ちできればという願いを持ってマウンドに送ったと思いますが江刺の洗礼を浴びた格好となりました。
3週間連続の公式戦になり、ベストメンバーいつも組めるわけではないクラブチーム。その中で「いつでも出番買って出るからな(推測)」存在の選手も出場し結果を出すあたりはさすが。
オール江刺は準決勝住田に逆転勝ちすると、決勝でも駒形に食らいつきました。色々悩みアップダウン悩みを繰り返しながらトップを狙おうと取り組んでる様子は見てますので、この後の北海道・東北交流大会では北海道のトップクラスチーム相手に存在感を示ししてほしいです。住田は登板投手が分かりませんが、今年前半の苦戦を払拭できた戦いか、と見ております。それは黒陵も同じで、駒形には28点取られて破れましたが取った5点の方が重要と考えます。あとはここから差を詰めていく黒陵の取り組みに注目します。
全国では駒形と熱戦を演じた全鹿嶋が関東クラブ選手権茨城県予選で同じ鹿嶋市の鹿島レインボーズに4対0で敗れる結果となりました。当然目の前の試合に勝ちたいという思いで臨んでるのでしょうが、そう思って野球やってるのは自分だけではないというのもまあ思い知らされる結果となります。全国大会帰りで言えば静岡県クラブ大会で全国大会では悔しい敗退した焼津マリーンズが静岡クラブの古豪的存在富士クラブに勝利あれだけ熱のこもった愛媛での戦いから間もなく、色々な戦い・人生模様が展開されています。
2 今後の岩手県関連社会人野球日程
8月あたりから始まった社会人野球後半戦も、岩手県内で山場となる大会が終わると、いよいよシーズン終了に向けて走り出していきます。開催大会と岩手関連で参加するチームを記していきます。
△10月3~5日 日本選手権東北最終予選(仙台、石巻)→トヨタ、JR盛岡
△10月11、12日 北海道・東北クラブ交流大会(北海道)→オール江刺
△10月11、12日 北上市長杯(江釣子など)→久慈、盛岡球友、北上REDS、一戸桜陵、遠野、MKSI、黒陵ク。他に宮城のTFU、青葉ク、秋田の大曲ク。
△10月18、19日 東北連盟会長大会
・クラブの部(宮古)→東北6県各1チーム、岩手は水沢駒形倶
・企業の部(高田松原)→東北企業8チーム、岩手はトヨタ自東とJR盛岡
△10月26、27日 岩手アマチュア王座決定戦(花巻)→組み合わせ、出場チームは決まっていません。
ということで、確認できた日程表は出してみました。まあ去年は出た北上市長杯ですが、今年の沿岸地区の出場枠が遠野クラブとなった模様です。前年優勝の大崎トリプルクラウンは同じ日に行われる交流大会出場のため不出場。例年出場していただいている青葉クラブとTFUクラブが出場。それぞれの大会の近くになったらまた記述はしますが、とにかくまだ公式戦の残っているチームの皆様には頑張って頂きたいと思っております。
