1️⃣ 東北クラブカップ大会は8月23、24日に秋田県のさきがけ八橋球場、琴丘スカルパ球場で7イニング制で行われ、下記のような結果となりました。一球速報ホームページ情報を元に試合結果を記録します。
▽一回戦 大崎トリプルクラウン13─0 いわき菊田ク
前年優勝チームの大崎は連覇を狙って今年も意気高く挑み、初回に2安打で先制。その後も都市対抗本大会経験者による3点本塁打、六回には4安打3四球で5点をあげるなど毎回のように得点し大勝した。いわき菊田クは三回に死球と安打で二死一、二塁とチャンスを掴んだが生かしきれず苦杯を喫した。
▽一回戦 鶴岡野球ク 2─0 キングブリザード
キングブリザードが奮戦を見せたが、鶴岡が要所を押さえて勝ち上がった。鶴岡は初回に四番の適時打、三回は犠牲フライで2点をリード。キングブリザードは四回以降リリーフした投手が奮戦。二回に一死一、二塁とをチャンスをつかんだが得点を奪えず、2年ぶりの勝利とならなかった。
▽一回戦 オール江刺 7─1 能代松陵ク
各々東北部分の戦いで存在感を見せる両チームの対戦は、わずかな差を拡げた江刺が勝ち上がり。初回に四番の適時打で能代が先制するも、江刺が二回に満塁から2点、三回には六番打者の3点本塁打で大量リード。能代も毎回のようにランナーを出したものの得点に結べず、特に三回はサードライナーで併殺になったのが惜しまれた。
▽一回戦 秋田GLANZ4─1 盛岡球友倶
近年の東北部分での実績では1枚上回っているGLANZが小刻みに点をあげ勝ち上がった。GLANZは初回に先頭打者ホームランで気勢を上げると、二、六、七回に小刻みに得点を上げリード。盛岡球友倶は四回まで攻めあぐねる展開。五回に1点を返したあたりから塁を賑わせたが得点に結べず、この日登板した先発投手の力投に応えられなかった。
▽準決勝 大崎トリプルクラウン 12─6 秋田GLANZ
近年急成長の大崎に長年は秋田のクラブ球界を支えるGLANZがどこまで戦うか注目されたが、勢いの上回った大崎が大勝。二回にGLANZ投手陣の制球苦と犠打を絡めて3点リードを広げると、五回には5安打4四死球の猛攻で7点を挙げコールドに持って行った。GLANZは四回裏に5連打で3点返したが、五回のディフェンスに悔いを残した。
▽準決勝 オール江刺 5─2 鶴岡野球ク
オール江刺は万難を排しエース左腕が先発すると三回に二死から2安打を重ね3点。五、六回にも1点ずつ加点し試合をリード。鶴岡は四回に初安打が適時打、七回にも4安打を重ねるが1点に止まり、江刺投手陣を攻略できず涙を飲んだ。
▽決勝戦 オール江刺 5─3 大崎トリプルクラウン
前日までの準決勝で交流大会出場権(を獲得したと思われる)両チームによる優勝決定戦。江刺が序盤から攻勢をかけ、初回4連打で2点をあげると、三回にもベテラン四番の2点適時打でさらに差を広げる。大崎は終盤から反撃を見せ、五回に3安打で2点、六回にも適時打が出たが、二人目のランナーがアウトとなり気勢をそがれた。江刺は若手成長株→左腕エースと継投し優勝を成し遂げた。
2️⃣ …ということで、日曜日の午前中までに大会が完了しました。正直天気予報が不安で、近隣地域では大雨にも見舞われ、琴丘スカルパ球場の近くもダメージを負ったようですが試合は予定通りに行われました。
優勝はクラブ選東北部分でも存在感を見せるオール江刺。近年は選手の入れ替わりもありチーム文化の継承と成績に苦しんでいる様子もありますが、それでも結果を出す辺りはさすがというところでしょうか。一方で近年成長株と目される大崎が、この大会連覇こそはならなかったものの準優勝を果たしました。トップに立って勝ち続けられればいいのでしょうけども、一定の地位を食らいつくということもまた楽ではないのも事実です。そういう意味で粘りを見せ、「次の躍進」を視野に入れている両チームの頑張りを見ておこうと思います。
準決勝敗退チーム。昨年は交流大会に出場した鶴岡が江刺の序盤の構成を食い止められず、GLANZは大崎の強力な攻撃力に飲まれてしまった部分もありましたが、各々のチームも爪痕は刻みました。
緒戦敗退チームでの中で奮戦を見せたのはキングブリザード。2年前の大会で1勝も上げていますが、この日も奮戦を見せました。能代はチームのムードの良さを評価する人もいて、試合も毎回のようにランナーを見せましたが残念ながら、の結果に。
盛球は寸前に主力投手が負傷する場を見てしまったのですが、この日当番した投手が奮戦したことは後に生きるのではないでしょうか。いわき菊田は残念ながら苦い結果となってしまいましたが、まずはこのような大会に出るということが一つのモチベーションになれば、と。30万都市いわき市ではEKC習志野が活動を休止していますが、オールいわきだけじゃないいわき市のチームということで注目していただければと願います。
3️⃣ 例年、この大会の上位チームは北海道・東北クラブ交流大会に出場。今年は10月11、12日に函館市で開催されますが、少なくとも決勝に進出した江刺と大崎は出場権を得ることができたものと思われます。現在北海道サイドでは「北海道地区クラブ野球選手権大会」が開催中。この大会の上位チームと合わせて開催される予定です。新たな展開が見えたら紹介します。
大会に参加した皆様、ほんにお疲れ様でした。
