山梨県の社会人野球に関しては2つの大会に関しての記述をさせていただきます。
◇南アルプス市長杯
4月26日に一回戦2試合終了。南アルプスクは8対1でTSUKUMO-BCに勝利、山梨球友クは7対3でARTS-int.Cに勝っています。この後5月6日に準決勝・決勝戦が行われる予定でしたが順延となり、この後の日程情報をつかんでいません。この後行われる大会2日目では準決勝で南アルプスク対甲斐府中ク、山梨球友クと桂倶楽部、そして決勝戦の3試合が行われる予定です。
◇クラブ野球選手権山梨県予選
6月7、8日の週末2日間でクラブ野球選手権の山梨県一次予選が行われます。会場はYBS山日・小瀬球場。一球速報ホームページ(baseball.omyutech.com)を元に試合の組み合わせと見どころを紹介します。
◎6月7日開催分
▽一回戦 ARTS-int.C─TSUKUMO-BC
Artsは都市対抗、中盤の競り合いに遅れを取り敗戦、山梨との再戦となった南アルプス大会でも六、七回の集中失点で逆転負けした。懇切丁寧な活動紹介で注目を集めたチームはどのような戦いを見せるか。TSUKUMO-BCは都市対抗では桂倶楽部のミスに突けこみ1勝するも甲斐府中クに大量失点くらい敗退。南アルプス大会はよもやの大敗も喫した。今年に入ってブレーキがかかってるだけに復調のきっかけとしたい。
▽一回戦 南アルプスク─桂倶楽部
南アルプスは都市対抗準決勝から登場、山梨球友クを後半突き放し1勝し西関東進出を決めるが甲斐府中クには先手を食い敗戦。地元で行われた南アルプス大会では常に先手を打ち続け1勝。対戦相手が強力になるだけに今大会で先手とる気概を強めたい。桂は都市対抗で長打で得点を上げるも守備の乱れから実力以上の大敗も喫した。練習を向上的に続けておりポテンシャルはあるはず。結果に結びつけたいところだ。
◎6月8日開催分
▽準決勝 甲斐府中ク─Arts九十九勝者
甲斐府中クは都市対抗県予選優勝。TSUKUMO-BCにコールド勝ちし、南アルプスにも点差をつけて勝つなど現状一番充実した戦いぶりを見せている。南アルプス大会はまだ試合ができていないが、緊張感の続く戦いをポジティブに過ごしたい。
▽準決勝 山梨球友ク─南ア桂倶勝者
ここ数年は今季活動チームの中では一番多く勝ち星をあげていたが不調も囲っている。都市対抗ではArtsに競り勝ったものの南アルプスに後半崩れて苦杯。南アルプス大会ではArtsとの対戦で得点力を増しているだけにその流れを継続していきたい。
山梨社会人野球は今年行われる県の4つ大会のうちこの大会が3つめ。当大会が終了すれば次の公式戦は県民体育祭り除けば8月頃に予定されている関東クラブ選手権県予選を残すのみになります。都市対抗では甲斐府中クと南アルプスが関東予選進出を決めていますが、この2チームを連続で関東進出させるか、あるいは別なチームが関東での戦いを経験するか。それぞれのチームにとって重要な戦いが展開されそうです。
南アルプスクが6月30日等々力球場でリベラック小田原と、甲斐府中クは7月2日等々力球場で今季復活した日産自動車と対戦します。多くの人に注目していただくことが選手たちの力になりますので、ご注目いただきたいと思います。
(甲斐府中─日産見に行くのを企画したけど仕事が入って行けなくなった人間が言うのも難ですが)