MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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図書館についての覚え書き─伊東の野球歴史調査経験から。

 図書館について色々ニュース出ています。様々思うモノが。

1️⃣ 私は2018年から社会人野球の歴史調査を行っていますが、その一歩目を踏み始めたのは近隣の北上市中央図書館でした。

 当時の北上市中央図書館には1950年からの毎日新聞縮刷版が所蔵されていて、青森/山形/福島/山梨/福井/奈良/鳥取/島根/宮崎/沖縄の各県主要大会戦績を約4ヶ月かけて拾いました。また、戦前部分は朝日新聞の縮刷版を利用。二次予選の代表決定戦は書かれていたのでそこを記録。

 その記録を基に調べものの範囲を広げ、次は青森県福島県図書館で戦前部分を→盛岡市上田公民館で戦後直後を(原紙保存!)、やがて対象各県の調べものをするに当たって「まとまってそれを実行できる」箇所として国会図書館に行くように。気軽に行けないので、資料を集めるのに数年の時間を要しました。

 集まったファイル数は約15000枚。それを基に近年記事を書いています。近隣の図書館で幅広く物事を調べることができたからスタートできて、ここまでのモノになりました。

2️⃣ しかし、図書館行政の変化が影を差すことになります。

 簡単に言えば「資料類の除籍」。

 近隣の北上図書館からは「毎日と読売の縮刷版は除籍します」と私に連絡が。一番使っていた?人間だからと気を遣っていただいたのですが…①見方・スタンス②主催行事の記録を考えると、縮刷版は1種だけあればいいわけで無しと考えます。野球だけでも

▽社会人野球→毎日新聞

大学野球→読売新聞

高校野球朝日新聞

 と主催・得意分野は変わります。それと似たような物事は各分野であるわけで。それを見ることができなくなったのは痛かったです。北上の除籍と同時期に、奥州市水沢でも縮刷版の整理が行われ、毎日・読売の縮刷版を見たければ岩手県内では岩手県立図書館に行くしかなくなりました。

 他に、縮刷版代りの検索サイト…毎日新聞で言えば「毎索」ですが、岩手県内図書館にありません(大学は1ヶ所あり)。毎索を図書館で見たければ、北方面では青森県立、南方面では東京都内まで行かなければならない(那須塩原市は除籍、越谷市は権利者以外使えない)状況です。

3️⃣ 今記事では私の関わる部分のみ記しましたが「実は~」の事例は少なくないのでは。「図書にふれてもらう意識」は強くなりましたが、「地域文化の足跡を残す」という部分については弱くなってないか─図書館運営に予算が回らなくなっているのも原因でしょうが、この不安を抱くものです。

 歴史探索や調べものをしようと思ったら遠距離移動しなければ用が為せない、という状況は果たしてどうなのか。図書館整備にその部分も考慮していただくことを申し述べて項を終わります。

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