MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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トヨタ東、JR盛岡東北に!駒形と久慈で残り1枠争います─都市対抗野球岩手予選、24日結果と25日見どころ【社会人野球2025】

1️⃣ 都市対抗野球岩手県予選は5月24日、盛岡市のきたぎんボールパークで準決勝2試合が行われました。今日は仕事などで現地に赴くことができず、一球速報ホームページ(baseball.omyutech.com)を見ての雑感を記します。

▽準決勝 トヨタ自東 12─0 水沢駒形倶

 岩手トップクラスを争う戦いで鍔迫り合いも期待されたカードだが、寸前まで実戦・鍛練を欠かさずにいたトヨタが駒形相手に1分の隙も見せず完勝した。駒形はニ、三回に3点ずつ、四回には5点あげ駒形投手陣を圧倒。駒形は2安打。三度先頭打者が出塁したが得点に結べず。二回の無死一、二塁を生かせなかったのが悔やまれた。

▽準決勝 JR盛岡 9─0 久慈クラブ

 成長軌道を見せてきた久慈クラブだがJR盛岡の威信かけた打者一順の攻撃にぶち当たり敗者復活戦に回った。JRは初回に主力打者の長打で先制。二回も前日勝利打点選手の適時打でリードするも、ここで久慈守備陣が踏ん張り五回までは均衡のとれたゲームに。しかしJRが六回、先頭打者の三塁打をキッカケに5安打2四球で6点の猛攻でコールド圏に。久慈は三回に2安打で好機を作るが後続が抑えられ、以降はJR若手3投手の前に出塁すら許してもらえず敗退した。

2️⃣ …ということで感想を述べてきましたが、各々に接戦も期待した試合でしたが、トヨタ・JRの意地が勝った結果となりました。トヨタはこれまで水沢駒形に詰められる場面もあっただけに、前年苦杯を喫した都市対抗という舞台で思うところがあったのでしょう。それが力量以上に点差に現れた結果かな、と見ています。

 一方でJR。前日盛岡球友倶に一時は同点に追いつかれる試合になったことがJRメンバーの中で“ビリッ”とくるものはあったのでしょう。「油断したら足元をすくわれる」と序盤から積極的に攻め、そして六回の集中得点に現れたものと見ます。

 一方で、駒形や久慈も戦う体制を作ってきたのですが、ここまでに述べた意気込みにさらわれた感じでの敗退でした。

3️⃣ では、日曜日25日に行われる試合の見どころを紹介していきます。

※5月25日朝6時時点

◎きたきんボールパーク 9時開始予定

▽第3代表決定戦 水沢駒形倶─久慈クラブ

 1990年代後半から2000年代前半にかけて岩手クラブチームを強力に支えた2チームがそれぞれに道をたどり再び大一番の勝負に巡りあう。駒形は何と言っても選手層の厚さ。力量承知の先輩選手が支える中で若手選手の躍進が見出せれば。久慈はJR戦で「上位との戦い」の厳しさを改めて突きつけられたが気持ちを切り替えたい。4チームの中では一番厳しい遠征だが乗り越えて目標達成となるか。

▽決勝戦 トヨタ自東─JR盛岡

 力量に定評のある両チームが今年も決勝に勝ち残ってきた。JRは厳しい初戦を跳ね返し、集中得点で勝ち上がった準決勝と成長過程を歩んできた。県内最強ライバルを相手にどこまで「今の自分たち」が通用するか。トヨタは初戦江刺、準決勝では水沢駒形と近隣の強力クラブチームを打ち破っての決勝進出。強い気持ちの維持で次につながる形での勝利を目指す。若手の主力打者候補生の活躍に注目したい。

4️⃣ 大会第3週ではずっと書いていますが、日曜日にはJFLグルージャ盛岡の試合もあり、駐車場は使えないと見ていいでしょう。岩手県連盟の記事を再び連結しておきます。公共交通機関を利用してのご来場を呼びかけています。

 私も時刻表を見て2つぐらいプランを持って球場に行こうかと考えています。

 5月に入ってからの3週間、毎週末雨にも泣かされながらも大会を進めてきて、いよいよ今週末が決着です。東北では他に青森と山形がすでに終了、福島、秋田、宮城では予選展開中となっています。都市対抗野球はある意味残酷ですが二次予選が面白いとも言います。その舞台に立てるチームはどこなのか見届けてます。

 記事におつきあいいただきありがとうございました。

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