MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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赤崎序盤の失点追いきれず…盛球、MKSI、江刺、久慈が本予選進出─都市対抗野球岩手県予選18日結果【社会人野球2025】

1️⃣ 都市対抗野球岩手県予選は陸前高田市高田松原第一球場と住田町運動公園野球場でクラブ予選代表決定戦が行われました。赤崎野球クの試合は直接、他3試合は一球速報ホームページ(baseball.omyutech.com)情報を元にそれぞれの試合の雑感を記していきます。

▽クラブ代表決定戦 MKSIBC 7─5 赤崎野球ク

MKSI 410011000=7

赤崎   100103000=5

 MKSI序盤の大量得点を猛追した赤崎だが、あと一歩届かず県本予選進出はならなかった。MKSIは初回、赤崎先発投手の立ち上がりをつき4点を先制。ニ回にも1点をあげると、中盤にも得点を重ね7点をあげる。赤崎は初回、四回に1点ずつ返すと、六回裏にはツーアウトから4安打を重ね3点をあげ一気に2点差まで追い上げた。しかしMKSI守備陣はあと一歩を踏ん張り本予選に進出。赤崎は猛追を見せたがあとひと押しが利かなかった。

▽クラブ代表決定戦 オール江刺 14─1 一関BBC

 序盤2イニングはつば迫り合いを演じた一関だが、江刺が三回にチームの象徴的選手の本塁打などで4得点をあげるとその後は攻撃陣が本領発揮。七回の6得点でコールドで勝ち切った。一関は火のついた江刺打線を止められず、七回に1点を返し爪痕は刻んだが無念の敗退となった。

▽クラブ代表決定戦 盛岡球友倶 11─1 高田クラブ

 若手の成長が著しい高田とチームの底上げなっている盛球の対戦は予想通り激しい鍔迫り合いになったか…と思われたが、試合折り返しの六回表、盛球は高田投手陣に猛攻撃を仕掛け大量9点。高田はその裏に1点を返したが試合を跳ね返すまでには至らずコールドで敗退した。

▽クラブ代表決定戦 久慈クラブ 14─7 盛友クラブ

 この対戦も前年の因縁も絡むカード。前年のリベンジを図る久慈は初回に4点先制、三回にも2点をあげリードするが、盛友は三、四回に3点ずつあげ一度逆転も、久慈は五回に4点をあげ再逆転。以降は毎回得点で八回にはコールド圏に。盛友は逆転直後の久慈反攻を止めることができなかったのが悔やまれた。

2️⃣ 試合結果はこの通りです。

 さて、赤崎野球クラブですが、序盤の失点を返すことができず予選敗退となりました。実は…金曜日の時点では「人数がギリギリ」という状況でしたが、雨天順延となったことで逆に「日程が空いた」「試合に対応できます」ということで、集合した選手は22人。ここ数年は試合に対応できる人数を揃えるだけでも苦労することが多かったのですが、大人数のメンバーが集まって賑やかに野球ができた…それだけでもよかったという思いを抱いています。

 ただ、来場することはできても「それまで仕事に集中していて選手としての調整が思うままになっていない」という現実もあったようで、意識的に練習に参加できるようになっていた選手を先発マウンドに立てたのですが、やはり都市対抗という一大イベントでの登板は大変だったようです。

 「勝つ」だけだったら違うやり方も取れたのでしょうが、意識を持って取り組んでいる若手選手をくみ上げるというのも一つのやり方、ということで。それで結果が出れば嬉しいことだし、そうでならなかったら「先輩たちの総力で盛り返す」という意気込みで試合をしましたが、MKSIに要所しめられてあと一歩届かない結果となりました。

 それでも。

 多くの人が集まって、それぞれが役割を持ち、1つのチームとして戦うということを思い出したのは無駄じゃない。試合に負けたのが悔しいのは野球歴40年、社会人野球歴30年かわりありませんが、貴重な経験をもとに今後の公式戦に挑もうと考え、願っています。

3️⃣ 対戦相手のMKSIですが…この試合に対応できた人数が12人(たしか)。延期した日程の対応に苦慮されたようですが、それでもレギュラー10人+鉄腕エースは来場し、先発した投手は9イニング約170球を投げ、球数多くとも要所は締めるスタイルの投球でリードを守り切りました。赤崎サイドの私としては無念のいろんな思いがありますが(←そこ割りきるほど大人じゃないです←おい50つ)。それでも県本予選に進出するチームには頑張ってほしい、と心から願うものです。またやりましょう。

4️⃣ 他3試合の結果に関しては論評で書いた通り。浮上のきっかけをつかみたい一関でしたが江刺の猛攻撃を受けて差をつけられたのは残念だったろうと思います。盛球─高田、久慈─盛友は接線も予想されたカードでしたが、前者は集中打、後者は後半の一気呵成で流れを持ってかれ大差というゲームに。今シーズン中に敗戦チームのリベンジの機会はなるのでしょうか。

 まだ5月。

 野球シーズンは始まったばかりです。

5️⃣ 今週金曜日からは岩手県本予選大会が行われます。木曜日までにはそれに関連する2つの記事をアップできるように努めます。天候不良、そして突然の猛暑の中、大会の運営に関わられた皆様、野球場にご来場いただいた皆様、本当にお世話になりました。

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