1️⃣ 岩手県内の社会人野球は三陸沿岸クラブ大会に焦点が集まってますが、山梨県は今週末から大型連休を挟んでの大会が開催。南アルプス市長杯大会が4月26日と5月6日の両日に開催。4月26日は一回戦2試合が行われます。一球速報ホームページ(baseball.omyutech.com)を元に大会の組み合わせなど感想を述べていきます。
◎4月26日 南アルプスジットスタジアム
9時開始予定
▽第一試合・一回戦 TSUKUMO-BC─南アルプス倶
▽第二試合・一回戦 山梨球友ク─ARTS-int.C
◎5月6日 南アルプスジットスタジアム
8時30分開始予定
▽第一試合・準決勝 甲斐府中ク─九九南ア勝者
▽第二試合・準決勝 桂倶楽部 ─梨球ARTS勝者
▽第三試合 決勝戦
2️⃣ 見どころ。
初日第1試合に登場するのは先の都市対抗では準優勝の南アルプスと大会1勝したつTSUKUMO-BC。南アルプスは都市対抗西関東予選をにらんでプレーの精度を上げたい。TSUKUMOは劣勢時の崩れで泣いた都市対抗の反省点を克服に。
第2試合は都市対抗一回戦の再戦。山梨球友クは攻撃力の向上で浮上のきっかけ作るか。ARTSも「あと一押し」に泣いた前戦を糧にリベンジを狙う。
大型連休を挟んで5月6日、珍しく火曜日に設定されたカードは第1試合で都市対抗県予選優勝チームの甲斐府中クが登場。勝負と底上げ両方図って都市対抗西関東予選につなげたい。第2試合では桂倶楽部が登場。守備の乱れに泣いた都市対抗からどこまで調子をあげるか着目。
3️⃣ 都市対抗記事でも触れましたが、かつてはこの南アルプス大会(前身の春季大会)が山梨の社会人野球スタートを彩る大会でしたが、近年の日程変更により都市対抗の方が早くスタートという形になっています。
春季大会にあたる大会は戦後直後から行われていましたが、1960年代後半に桂クラブ(当時はカタカナ表記)と全韮崎(活動終了)あるいはオール櫛形(現・南アルプス倶)2チームまで減少していた時期は開催した跡はなし。70年代になってチームが増えた際、春季大会も復活しますが、一時期この春季大会が秋に行われる日本選手権の予選を兼ねていたという時代もありました(連盟報の記録が一致)。
4️⃣ 山梨の社会人野球にとって次の大きな大会は6月7、8日に開催されるクラブ選手権県予選。今大会は都市対抗予選で見えた課題をどう乗り越えていくかという部分に注目という大会になりそうです。参加される皆様の健闘を願います。