私が世の中に伝わるように社会人野球の記事を書くようになって20数年になります。当初は紙媒体で所属チーム内で新聞を書いていましたが、2005年からブログで記述。その後Twitter、Facebook、Instagramなど書く媒体を広げてきました。個人ブログではありますが不特定多数の人に見てもらうということは意識し、心持ちは職業的な記者・ジャーナリストに負けないようにと心がけ、加えて2018年冬以降、野球の調べ物をするようになってからは「確認できた事実をもとにして記述する」ことをより徹底してきました。
ただ後者の部分について徹底できるようになったのはここ5~6年の話で、事実誤認や錯誤を起こしてしまったことも多々ありました。
今回、秋田のゴールデンリバース、山形の新庄球友クラブ、福島のオールいわきの歴史認識について誤認を起こしたことについて記述します。
① 謝った認識を起こした経緯
秋田ユーランドクラブとゴールデンリバース
新庄球友と新庄球友ク
オール常交とオールいわき
ゴールデンリバース、オールいわきは「左側にあるチームが解散したのち、解散したチームのメンバーが新しく右側にあるチームを結成」、新庄は「新庄市に新たに作られたチームに、同地にかつてあったチームの名称をつけた」。
私は上記2チームに関してチームを継承したもの、新庄球友クは1つのチームと思い込んでいました。それぞれ関係者からのご指摘や事情を記した雑誌記事で「同一のチームで扱うものではない」ことを認識。その部分を改め、これまでのSNSで記述してきたものを点検して書き直す&以降の記述で改めて行く所存です。ゴールデンリバース、オールいわき、新庄球友クラブの関係者にお詫び申し上げます。
② 他にもある「迷う」事例。
実は、他にもチームの歴史に関しての認識に迷うチームが数チームあります。例えば2023年に新しく出てきた福島県のFKC、JABAの連盟登録では「福島硬友クは解散→FKCは新規登録」も、Instagramは福島硬友クのものを継続使用となっているので認識に悩むところです。また、岩手県の一関ベースボールクラブは2006年に一関三星倶楽部からチーム名改称されていますが、近年の都市対抗野球パンフレットではチーム創立年を2006年という記述となっていて、同様の迷いをもっています。
③「社会人野球記述者」として。
地域の同好会的チームにまで詳細な歴史を公表・認識する必要があるのか、とも思われますが、上記に記したミスを経験したことで「より正確な認識で表現をしていく」と思うようになりました。
いまはSNSでより精密にクラブチームの活動を取り上げて紹介しようとする人が増えています。行ってきた年数だけは古参にあたる私としては、その間に出てきた新たな宿題・課題を認識し直して、誠実に事に当たろうと考えております。
加えて。読んでお分かりと思いますが、いまの発信者の記述レベルは高く、商業用にも耐えられる発信者もいます。それに比べれば「こんなレベルでしかない」人間の私です。それでも皆様に丁重にご対応いただいてることに感謝し、来年も体調整えて活動30年目となる社会人野球をし続けようと考えております。
付記 先週末、社会人野球クラブチームマネジメント会議が行われました。今回はファン・記述者の参加もあり盛況だった模様です。取り組まれた皆様お疲れ様でした。