北海道東北クラブ交流大会は28日に開幕。弘前はるか夢球場で一回戦３試合が行われました。一球速報ホームページで得た情報を元に感想を記していきます。
▽一回戦 ウイン北広島７－０ 鶴岡野球ク
北広島が二回と三回に集中攻撃。二回には本塁打などで３点、三回にも長打でためたランナーを返し４点をあげリードした。鶴岡は二回に２安打を放ち得点機を作ったがそれをものにすることができず、以降は北広島の攻勢の前に五回ゴールどで破れた。
▽一回戦 トランシス ６－５ 大崎トリプルクラウン
試合中盤トランシスが小刻みに得点をあげ３－１とリードを奪うが、大崎が最終回に下位打線のタイムリーで同点に追いつき延長戦へ。延長八回に大崎が２点をあげリードしたが、ただその裏にトランシスが３タイムリーで逆転サヨナラ勝ちを納めた。
▽一回戦 WEEDしらおい７－４ 久慈クラブ
試合序盤は両チーム点を取り合う展開だったが、試合の流れを大きく変えたのは三回。しらおいが満塁のチャンスを作ると４番の元ＮＰＢ選手が長打を放ち、以降もタイムリーを重ね４点。四回にも１点加えたしらおいがリードした。久慈も六回に２アウトから長打で２点を返し意地を見せたものの、三回の大量失点で損ねた試合の流れを返すことはできなかった。
…という結果を経まして、一回戦３試合は北海道チーム３勝となりました。北海道勢は近年全国大会の進出経験を持つチームなのに対し、東北勢チームは今年クラブ選手権二次予選には進出できず、セカンドルートとしてのクラブカップを勝ち抜いての大会挑戦。クラブカップ戦線での戦いを経てクラブ選手権部分でも伸長をするというケースも多々見られるだけに、ここからの戦いに注目したいところです。
29日に行われる準決勝、決勝戦は下記の通り。この日から地元の弘前アレッズも出場します。
◎弘前はるか夢球場 ８時30分開始予定
▽準決勝 弘前アレッズーウイン北広島
この日から登場する弘前アレッズは今シーズン県内では公式戦無敗。都市対抗二次予選ではＪＲ秋田、ＪＲ盛岡に２連敗したものの経験を積み、一関大会では１勝。クラブ選手権では準決勝で駒形に敗れるも、代表決定戦ではゴールデンリバースに勝ち本大会に進出、川口ゴールデンドリームスに惜敗したもののコロナの影響で欠場していた時期を超えて足跡を刻んだ。弘前大会でも秋田３チームを破り優勝。チーム結成10数年となりメンバーの入れ替わりもあるが青森の王者として立ち振る舞いを見せ続けたい。
北広島は一回戦二度の集中打で鶴岡を突き離し勝ち上がってきた。その陰で投手陣も２安打完封。全国進出チームに対し攻守の長所をぶつけて決勝戦進出を目指したい。
▽準決勝 トランシスーWEEDしらおい
この対戦カードは北海道クラブ選手権の準決勝の再戦となる（この時は９－１でしらおいが勝利）しらおいは久慈クラブ相手に三回の４点で抜け出しペースを掴み勝ち上がり。所々失点は受けたものの１日経ってどう修正してくるか。トランシスは大崎との接戦になったものの最後に勝負強さを発揮して逆転サヨナラ勝ち。劇的展開で勝ち抜いた勢いをもって数週間前のリベンジを果たしに行く。
▽決勝戦
参加される皆様の健闘を願います。
おつきあいいただきありがとうございました。
