社会人野球日本選手権東北最終予選は９月８日に準決勝、９月９日に決勝戦が行われ、日本製紙石巻が優勝し東北地区代表として本大会に進出します。一球速報ホームページ（baseball.omyutech.com）を元に感想を述べていきます。
▽準決勝 七十七銀行 13―４ ＪＲ秋田
一時は逆転するなど勢いを見せたＪＲ秋田だが、七十七銀行が分厚い攻撃を見せ再逆転し試合を掌握し決勝に進出した。ＪＲ秋田は三回にランナーを２人以上出して１、３番打者の適時打で逆転。しかし四回裏に七十七銀行が本塁打など長打攻勢で勝ち越すと、その後も隙間なく攻撃を見せた七十七銀行が大勝した。ＪＲ秋田は６投手継投で七十七打線にに立ち向かい、中盤にさらに１点を返し奮戦したが及ばなかった。
前日都市対抗本大会出場のＪＲ東北を破ったトヨタは、この日も本大会出場チーム越えを目指し懸命に戦ったが、日本製紙石巻打線が勝負どころを的確につかみ着実に加点した。石巻は二回にルーキーの適時打で２点を先制。トヨタは若手先発投手が奮闘、時折ランナーを２人以上貯めてチャンスは作るが得点には結ぶことができず、次に得点に結んだのは日本製紙石巻。八回に４番打者の長打で加点するとさらに適時打、犠飛で一気に５点を挙げ試合の流れを引き寄せた。トヨタは機は作ったが決定打に至らず無念の敗退。
都市対抗野球代表決定戦では壮絶な点の取り合いを見せた両者。３ヶ月ぶりにどんな戦いを見せるか注目されたが、終盤に突き放した日本製紙石巻が久しぶりの日本選手権本大会出場を決めた。石巻は二回に満塁と攻め２適時打で３点を先制。七十七銀行は下位打線の奮起で２点を返し１点差まで詰めたが、石巻は七回にクリーンアップ３人の３連続タイムリーで一気に突き放した。継投策が注目された石巻だがこの日は先発した投手が８回まで力投。
さて、社会人野球の日程表を見てみると、今週末には東北連盟会長大会クラブの部岩手県予選が行われるんですね。残念ながら赤崎野球クラブは不出場ですが今季初登場の滝沢スイカーズはじめ18チームが参加して行われます。様々所用が乗ってしまって記事製作が遅れ気味になり、見どころ多かった日本選手権も経過を書くので精一杯という状況。日本選手権の最終予選はここから代表が決まっていく段階です。東北からは長野大会優勝のＴＤＫとこの日本製紙石巻が代表、クラブチーム代表のマツゲン箕島とともに注目していこうと考えています（と言ってなかなか記事書いてないけど）。
そして今週末、土曜日の朝までにはなんとか先述大会の記事を書ければと考えております。気温差が激しくなっています。皆様お気をつけてお過ごしください。
