クラブ野球選手権は台風10号による影響も受けながら、この日も一回戦の継続試合1試合と二回戦3試合が行われました。一球速報ホームページ(baseball.omyutech.com)を元に感想を述べていきます。
▽一回戦・継続試合 エフコムBC 7-0 シンバネットアーマンズ
二回で中断し約16時間が空いたこの試合、二回から再開した直後は両者鍔迫り合いを演じていたが、六回裏にエフコムが攻撃力を発揮。本塁打後ランナーを貯めて押出しで3点を加えると、七回裏には2適時打でサヨナラコールドに持ち込んだ。シンバは7投手継投でエフコムの攻撃を抑えにかかったが無得点に終わった攻撃共々悔いを残しての敗退となった。
▽二回戦 大和高田ク 8-1 ハナマウイ
近年上位に多く進出している両チームだけに好勝負が期待されたが、大和高田が分厚い攻撃を見せハナマウイを圧倒。特に三回の連打による4点が利いた。ハナマウイは五回にようやく1点を返したが追撃できず無念の敗退を喫した。
▽二回戦 マツゲン箕島 3-1 水沢駒形倶
全国に多く進出している両チームの対決は三回に岐路。箕島が駒形エースを攻略し、ランナーを貯めて長打で2点あげると、四回にも敵失で加点しペースを握る。それ以降崩されなかった駒形は試合後半に得点機をつくり始めるが、六回に内野ゴロで1点あげたのみ。安打数はほぼ同じだったが決定力で差をつけた箕島が準決勝に進出。
▽二回戦 ショウワコーポレーション10-2 川口ゴールデンドリームズ
ここまでの経験の積み重ね+勢いで全国1勝までたどり着いた川口だが全年王者のショウワは打線二回り目で攻略。特に四回の5点は相手エラーに突けこんで着実に点を奪った。川口は中盤に適時打2本を返したがショウワの攻撃を抑えきれずコールド敗退となった。
東北地区2チームは一回戦の継続試合となったエフコムが試合中盤にたたみかけてコールド勝ち、一方の駒形は試合全体で言えば鍔迫り合いを演じましたが箕島の決定力に破れた格好となりました。数年前、エフコムが全国制覇したチームに善戦した時に「(主旨)これを善戦と言いたくない」とSNSで書いたのを見ましたが駒形も…今は悔しさ一杯でしょう。何にしろ2試合足跡を刻んでいただきました。後は気をつけて岩手に戻ってきてください。
川口ゴールデンドリームズもチーム創設十数年、初の全国舞台出るだけでなくて1勝して足跡を刻んだというのも確かです。時折一関大会などま県外の大会にも出場している様子は目にしています。それがどういうふう結果に現れるのかな、と気にかけていましたが、今回の全国出場に。
川口市は長く硬式野球のクラブチームが活動。ゴールデンドリームス結成前には川口球友クラブというチームもあり、度々都市対抗などで関東地区の戦いを経験していました。チームは違えど積み重ねた「川口市の野球熱」がゴールデンドリームスに集まって、このような結果に出したものと思います。これからも川口市の野球熱を灯す場として活動していただくことを願います。
月曜日は継続試合の影響もありニ回戦1試合のみの開催となります。
◎ジェットフラワーズスタジアム
(足利総合運動公園)10時開始予定
▽二回戦 エフコムBC-全府中野球倶
悪天候による継続試合の影響で全府中は1日待たされた格好となったが、初日焼津戦で見せた勝負強さはここ数年の戦いで鍛えられてきた経験の発揮。この試合でも見せるか。エフコムは中盤以降の攻撃力発揮でシンバネットに勝ち上がってきた。こちらも初戦エースが完投、投手陣容に余裕あるだけにどのように作戦を練っていくか注目。
日程が様々変更になって記事製作の環境が変わりましたので、明日・明後日に今年の高校野球で目立ったある件をもとに特集記事を掲載する予定です。
…とは言ってもSNSは今やTwitter・X全盛でブログ見に来る人は多くないですからね。ご覧いただいてありがとうございます。奮闘した選手にはお疲れ様でしたと。そしてここから頑張る5チームの選手には長い日程なるけど体調気をつけて頑張ってくださいと申し上げるものです。
おつきあいいただきましてありがとうございました。