当記事では8月20日に行われた岩手県野球連盟定期リーグ戦の様子を記述していきます。去年から編成された岩手県クラブ選抜の存在は野球好事家から注目を浴びる存在となりました。本当なら見に行きたかったんですけどコロナ感染が…、で断念。行われた試合結果は下記の通りです。
▽第1試合 クラブ選抜 5-0 JR盛岡
岩手クラブ選抜はJR盛岡若手投手陣を攻略し5得点。投手陣も6投手継投しJR盛岡打線に得点を与えず歴史的初勝利をあげた。JR盛岡は攻守ともにクラブ選抜に先んじられ苦杯を喫した。
▽第2試合 トヨタ自東 10-0 クラブ選抜
第1試合の勝利を元にトヨタも…という強い意気込みをもって臨んだクラブ選抜だったが、トヨタ自東はその意気込みをへし折るかのように初回に3点をあげると、四回にも大量5得点をあげ試合をリード。その後クラブ選抜も反撃する様子は見せたが七回にコールド圏内に持ち込まれる1点を奪われ万事休した。
▽第3試合 トヨタ自東 5-4 JR盛岡
第1試合で悔しい敗戦を喫したJR盛岡は、この試合強い気概で挑み、初回に先制、三回に追いつかれるも七回の3得点で試合の流れを掌握したかに思えた。しかしトヨタは最後土壇場九回に底力を見せ、一挙の4得点で逆転サヨナラ勝ち、優勝を勝ち取った。
個人表彰はブログの方針により書きませんが、打撃賞にクラブ選抜から表彰選手が出たようです。クラブ選抜の様子は各チームのSNSで書かれていますが、「1日限りのドリームチームをいいものにしよう」と工夫を凝らして行動されていた選手の様子に、何と言うか熱いものを感じさせられた。「自らの力に頼んで盛り上げることができる」様子をクラブ選抜チームの立ち振る舞いから見させていただきました。
私も本調子であればクラブ選抜宛の横断幕作って持って行こうとしましたが、コロナ感染に倒れ、とてもじゃないけど作業をすることができませんでした。ほんに、残念です。
この後岩手の社会人野球は今週末行われている東北クラブカップ→来週に行われるクラブ野球選手権本大会→9月に行われる日本選手権最終予選→同半ばに行われる東北連盟会長岩手県クラブ予選と続いていきます。いよいよシーズンの終わりというのも見え始めてきましたが、「ある中でどう立ち振る舞って立場を築いていくか」というのはどのチームも共通の宿題。1つ1つの経験が糧になれればと思いながら試合を見届けることにします。