MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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赤崎野球クは東山で試合-一関市長旗大会開幕!4会場で12試合のみどころ。【社会人野球】 

 一関市長旗大会はいよいよ13日開幕。一関市内の4会場(一関、東山、花泉、室根)で行われます。情報などは一球速報の該当ページよりご覧ください。

 例年、この一関大会は高校野球と重なります。なのでどうしても記述する体制が薄くなってしまう。時々は記録さえできなかった時もあります。過去5大会の参加チーム一覧を掲示しておきます。

 この時期の社会人野球といえば都市対抗野球がどうしても注目を浴びますが、それ以外で一番大きい大会は東日本地域の有力チームが集まるこの大会の見所を記していきます。各会場、第1試合は9時頃の予定です。

◎一関運動公園

▽一回戦 一関BBC - 八千代Age

 地元チームの一関は第1回大会からの皆勤賞。今シーズンは2大会参加しているがともに初戦の敗退。クラブ選手権での住田戦は二の矢が打てれば…という状況だったがそれを逃したのが残念だった。この試合で払拭を図っていく。八千代は今シーズン公式戦は2大会経験。勝てば次のステージという戦いに2度挑んだがそれぞれにライバルチームにせり負けてしまった。千葉県内のトップチームを追いかける存在として認識が深まっているだけに、この大会でどういう立ち振る舞いをするか。

▽一回戦 オール江刺 - REVENGE99

 江刺は今シーズン公式戦を2つ経験。都市対抗ではクラブ予選を勝ち抜くと水沢駒形と激戦を演じ存在感を見せたが、クラブ選手権では1勝したのみ。住田の台頭を許し、クラブカップ進出戦でも延長で競り負けた。一関大会は再起のきっかけとするか。REVENGEは前年全国に進出したクラブ選手権で東京予選敗退の憂き目にあったが、都市対抗では3連勝して2次予選進出。4試合を戦った経験は糧となるはずだ。一関大会は秋に行われる関東連盟大会への試金石ともなる。

▽二回戦 両試合勝者

◎東山球場

▽一回戦 赤崎野球ク - 片山商会BC

 6年ぶりの出場となる赤崎野球クラブは前年の活躍から飛翔も期待されたが、都市対抗、クラブ選手権ともに初戦敗退。ほぼ何もできなかった盛友戦と違い江刺線では一定の手応えも感じさせるものとなった。公式戦2試合無得点の状況もあり今大会は打ち勝つことを一つの目標に。一つ一つの戦いで存在感を示していきたい。片山商会は都市対抗、クラブ選手権ともに山形に破れ上位大会進出は阻まれたが、県内ライバルの鶴岡、新庄には競り勝つなどチーム結成3年で一定の成長を見せている。1つの総決算を目指す。

▽一回戦 ゴールデンリバース-全大宮野球団

 リバースは今シーズン3大会を経験。春季大会は緒戦敗退となったが都市対抗では1勝、クラブ選手権では優勝しクラブ選手権の東北予選進出を決めている。尻上がりに上げてきた調子を東北予選に結ぶためにもこの大会どう立ち振る舞うか。全大宮も3大会を経験。関東連盟クラブ選手権、都市対抗では初戦敗退もクラブ野球選手権予選では春季大会で敗れた相手にリベンジ。2年前はクラブ選手権本大会に出場しているチーム。約1世紀の経験は伊達でないところを示したい。

▽二回戦 両試合勝者

花泉運動公園

▽一回戦 弘前アレッズ - TSUKUMOBC

 弘前アレッズは今シーズンも青森県内では無敵の力を示しているが、都市対抗東北予選では見せどころは作るものの集中的な失点を喰らうことが多く2連敗と悔しさを見せている。県を代表するチーム同士の戦いで集中的な失点をいかに防ぐか、チームとして取り組みを強めたい。TSUKUMOは都市対抗野球県予選では桂倶楽部に勝利も関東進出はならず、クラブ野球選手権でも詳細は不明ながらこちらも2次予選進数はつかめなかった。2018年関東クラブ連盟大会以来の関東進出を目指すために一関でどういう経験を踏むか。

▽一回戦 東北マークス- ウイン北広島

 北広島はエースの上位カテゴリー進出の影響もあったのか都市対抗では初戦で敗退。しかし体制を整え直すとクラブ野球選手権では新鋭2チームを倒し、ホーネッツには敗れたものの準優勝という成績も見せた。北広島の野球熱を加速するためにもこの大会での躍進目指す。東北マークスは今シーズン福島市長杯で初戦敗退を喫すると、都市対抗野球の県予選でも企業チームの前に苦戦を強いられたが、クラブ選手権では猛追するTFU、大崎を破り東北に躍り出た。再度の全国狙うためにこの大会もしっかり戦いたい。

◎室根野球場

▽一回戦 水沢駒形倶 - オール高崎

 水沢駒形は今シーズン福島市長杯大会から始動し1勝1敗。都市対抗では県3位で東北に進出すると東北予選では5日間連続試合を体制を崩さず戦い切ると、クラブ選岩手予選は猛追受ける場面も見せたが連続優勝。東北に向けての新戦力も見出したい。オール高崎は群馬県勢久しぶりの参加。都市対抗、クラブ選とも上位進出に絡めずにいるが、かつては北関東を代表するチームとして存在感を見せていたチーム・地域。この大会が再生へのきっかけとなるか。

▽一回戦 エフコムBC - 全府中野球倶

 今シーズンは例年通り福島市勝敗で始動したエフコムは優勝すると、都市対抗も県を制したが、東北部分では激しく競り合うも2連敗。クラブ選では習志野、FKC、いわきに3連勝し東北の舞台に立つ。今度こそ全国1勝目指すためにもこの試合をがっちり戦いたい。全府中は東京クラブ野球の中で名門とうたわれるチーム。今シーズンはここまで2大会を経験し、クラブ野球選手権予選では関東予選進出を決めているが都市対抗野球では2次予選進出線に敗れている。元職業選手も複数在籍、いろんな意味での経験をチーム力上昇に結びつけて再びの全国を目指しに行く。

▽二回戦 両試合勝者

 ということで出場16チームの横顔も含めて試合の見所を書いてきました。まあ例によって仕事をギリギリに押してしまって、私が球場到着するのは朝早くにはなりますが何時間寝れますかね。岩手県連盟のホームページには「健康、天気、そして“睡眠”お気をつけて」と書かれていましたが、一番危なっかしいのは私ということになりそうです冷汗。

 まあそれはともかくとして準全国大会という位置付けとなっているこの大会、それぞれのチームの目的というのもありましょうが、まずは全力で臨んでいただければ。当日の天気状況などにもよりますが、この日は応援活動を実施する方向で進めております。

 天候なども様々荒れております。西日本では痛ましい事象も起きたりして大変な時期ではありますが、なんとか無事でいただくことを願い、月並みの言葉ですが野球ができる環境をありがたく思いながら全力のプレーをし続けてまいります。

 最後に。本日はおつきあいいただきありがとうございました。

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