都市対抗野球岩手県予選は金ヶ崎町のしんきん森山スタジアムで第3代表決定戦と決勝戦が行われ岩手から東北予選に出場する3チームが決まりました。基本一球速報(https://baseball.omyutech.com/)ホームページ、トヨタJR戦のみ直接見た感想を述べていきます。
▽第3代表決定戦 水沢駒形倶 6―3 オール江刺
江刺はこの日左腕投手陣を中心に駒形に相対したが、駒形は初回に2点を先制すると、六回以降毎回得点を上げ江刺を突き放した。江刺は四回に1点を返すものの追撃が利かず、九回に2点を返したが追いつくことができなかった。
トヨタは期待の若手投手、JRは試され済みのエースが先発。序盤は両者0並び。試合の流れが変わった4回以降、トヨタは2得点イニングを3つ作るが、そのいずれもイニング3出塁以上でJR守備陣にプレッシャーをかけた結果だった。JRは四回に暴投で1点を返し、9回には満塁後新人捕手が7球連続ファールで粘った後1点をもぎ取ったが、全般的にトヨタの粘り強いディフェンスに得点機を阻まれた格好となった。
まず岩手県に関して話すと、この通りの結果でトヨタが岩手11連覇を成し遂げました。初戦こそ大勝(泣)したものの、準決勝の駒形戦では途中リードを許す場面もあり、またJR盛岡にも得点力では勝りましたが、安打数ではJRに上を行かれてしまいました。勝負強さと力強さが融合したトヨタが岩手11連覇を成していますが、他のチームも ただやられっぱなしにだけはさせない―ほとんどは駒形、JRの奮闘ですが―様子も見えています。それでも確かな力を見せたトヨタ自東野球部にはただ脱帽するばかりです。関わられた皆様、お疲れさまでした。
2)東北のライバルは―21日版
今日は宮城県と秋田県で試合が開催。宮城県では準決勝が行われ、JR東北が東北マークスを、日本製紙石巻が七十七銀行を破り東北予選進出を決めています。22日にはマークスと七十七銀行で第3代表決定戦、JR東北と石巻で決勝戦が行われます。
秋田県は準決勝・決勝が行われ、TDKが近隣の由利本荘を破り、ゴールデンリバース―能代松陵のクラブチーム対決は延長タイブレークで能代が逆転サヨナラ勝ちをおさめ、初の東北予選進出決定。決勝戦こそTDKが大勝しましたが、快挙に湧いた1日となりました。
〆)東北予選まであと10日あまり。今週の記事制作予定ですが、「先に発表された日本野球連盟登録チーム情報に関する雑感」そして「先週、今週の赤崎野球クラブ応援活動記」の2つを記す予定にしています。「東北予選」記事は来週に。