今回記事は、3月にFacebookに記載したWBCに関しての記事を、“今さら感”ありますが、転載します。この間「奈良」「福井」社会人野球史を連載していたので、掲載期を逃してしまい、今日のアップとなりました。
【WBC2023、日本代表優勝/“二人”には飛翔を。俺は肥やしになる。】
1)ワールドベースボールクラシックは見ていました。大谷翔平君が優勝した時にものすごい勢いでグラブと帽子を放り投げていましたが、あの「想いの爆発」には染みるものがありました。ずっと息を詰めるほど自分を律して戦ってたんだろうな、と。その立ち振舞いには、ただ脱帽するしかありません。
2)私が社会人野球に関わり始めた約30年前。岩手からNPBに引っかかる選手はかなり少なかった。1学年、2学年上の専大北上高出身選手がプロに入ったけど、一軍での活躍はほとんどなくNPB生活を引退。その頃は岩手からスーパースターが出るなんて考えたこともなかった。
それが。
ピッチャーもバッターも同時に献身的に働いて、チームを優勝させて、大会MVPを取った選手もいれば、2試合に先発して痛い目にもあったけど平均球速160キロ!と可能性を見せてくれる立ち振舞いをした選手もいる。
「野球の世界の天井を高くしてくれ」とは思ったけど、そのスピードが速い速い高い高い。この先、どんな軌跡見せてくれるのでしょう。楽しみに見届けるとします。
3)いよいよ野球のシーズンが本格的に始まります。自分のいる位置は「社会人になっても野球も続けたいと集まる人」の中。足で地を踏み固めるように、社会人野球に関わった人たちがそこにいたことを何か自分の中に残せるように立ち振る舞って、彼らを後押ししたい。そういう意思で、29回目となる社会人野球のシーズンも手伝っていく所存です。
大谷翔平君
佐々木朗希君
野球の世界と可能性をどんどん広げて。
俺はその広くなった世界の中でいろんな立場を持ちながらプレイする野球人を支える肥やしになりましょう。
WBC2023に臨まれたすべての皆様、お疲れ様でした。