MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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8月の野球―定期戦結果、東北CC&三陸沿岸クラブ組合せ【2022社会人野球】

 今日は。今回記事は3部門触れていきます。大きな情報源は一球速報HP(https://baseball.omyutech.com/)。 

1.県連盟定期戦、優勝はJR盛岡!久慈ク奮戦。 
 
 8月6、7日にかけて行われた県連盟定期戦。弘前アレッズが出場辞退となり、トヨタ自東、JR盛岡、久慈クラブの3チームによるリーグ戦が野田ライジングスタジアムで行われました。 
▽JR盛岡 4―0 久慈クラブ
 二回までに3点を取ったJR盛岡だったが、久慈クは三回以降JRの攻撃を食い止める。JRは七回にダメ押し点を奪い、完封勝ちしたが、久慈がディフェンス力で見せ場を作った。
トヨタ自東 16―4 久慈クラブ
 前試合でディフェンスで見せ場つくった久慈クだが、トヨタ東打線は三回までに11得点を挙げる猛攻。しかし、今度は久慈ク打線が三回に4点を返し、コールドには持っていかれたがオフェンス面で意地を見せた。
▽JR盛岡  2―1 トヨタ自東
 近年県内大会でトヨタに激しく詰め寄るJR盛岡。この日は四回に先制。トヨタ東が五回に同点に追いつくが、“ラッキーセブン”七回にJR盛岡が1点を奪い、ディフェンス陣がトヨタの攻撃力を防ぎ止め、定期戦優勝を成し遂げた。
 トヨタ自東は18年都市対抗に出場したメンバーの多くが第一線を引いています。MLBなどでは「再構築状態」という言葉がありますが、それ以前の話として「いるメンバーで勝ちにいく」というのは当たり前すぎるくらい当たり前。都市対抗と今大会の悔しさを9月の日本選手権最終予選にどう結ぶか注目。
 「いる選手〜」でいうなら、その下で力を発揮し続けてきたJR盛岡も同じこと。補強の条件は限られますが、それでも近年は投手が多く加わっているのが目を引きます。ライバルJR秋田、そして“六強”にどう対峙するか、また注目です。
 久慈クはJR盛岡戦でディフェンスが、トヨタ戦では攻撃陣が見せどころを作りました。後項に記すクラブカップにどうつなげるか。弘前アレッズは1ヶ月内3大会は厳しかったのでしょう。以前は弘前大会、さらに古くは青森市長旗大会に岩手チームが多く臨みました(81〜00年年代)。交流がなされる状態が戻れば、と思います。 

2.東北CC組合せ。高田クは山形の新興チームと!
 
 いよいよ今週末、石巻市の市民球場と河南球場で行われる東北クラブカップ。初日20日は両球場で一回戦2試合と準決勝まで進み、21日は決勝戦が行われます。 
 この大会の上位進出チームは北海道・東北交流大会に進む権利を得ますが、コロナ感染拡大の状況で先が見通せないものがあります。それでも、去年は約半数のチームが辞退したことを思えば「この戦いの場そのものが貴重」です。
 では、組合せは以下に。 
石巻市民球場》 8時半前開始予定
▽一回戦 TFUクラブ―全弘前倶楽部
▽一回戦 久慈クラブ―ALL北嶺 
▽両試合勝者で準決勝。
 第一試合、クラブ選で不覚をとったTFUが再起を狙う。全弘前は東北で戦う機をどう活かすか。第二試合、ここ数年昇り調子にあるチーム同士の対決。全国経験の久慈、東北機会が増えた北嶺どちらが先んじるか。
《河南球場》 8時半前開始予定
▽一回戦 能代松陵ク―郡山BBC
▽一回戦 高田クラブ―片山商会BC 
▽両試合勝者で準決勝。 
 第一試合は80年代後半に成立したチームの対決。都市対抗経験投手もいる能代が復調。郡山Bも勢い取り戻したい。第二試合は“左腕王国”高田がリード役捕手に好人材得たのがどうプラスに。片山商会は天童地区の野球経験者が伸長に尽力し初東北舞台どう戦うか。

3.三陸沿岸クラブ大会も今週末。 
   赤崎クは住田ク、宮古倶とリーグ戦。 
 
 個人的にはこちらがメインになる「三陸沿岸クラブ大会」。参加予定チームのうち2チームが東北CCに回りましたので、遠野クと盛岡球友倶が参加しての6チーム開催となります。大会初日に3チームが1ブロックになってのリーグ戦→参加6チームの中で上位4チームが翌日のトーナメントに進出します。つまり、必ずしも両ブロック上位2チームが進出するわけでありません。各ブロックごとに見所。
高田松原一本松球場》8時半前開始予定
▽第1試合 釜石野球団―遠野クラブ
▽第2試合 遠野クラブ―盛岡球友倶
▽第3試合 釜石野球団―盛岡球友倶
 遠野はリニューアルになった三陸沿岸クラブ大会は初出場、盛岡球友は沿岸ブロックの公式戦そのものが初出場。ここまで2連覇の釜石は資質ある選手が集合して成果を出しているが、チーム力の安定化はまだ途上。真価が試される大会となる。遠野は打線に力強さが出てきた。投手陣も新しい運用が確立することができるか。盛岡球友は近年加入投手が目立つ今年の公式戦、戦績では近隣チームに先行かれているため今大会できっかけを。
《住田町営球場》 8時半前開始予定
▽第1試合 住田硬式ク―赤崎野球ク
▽第2試合 赤崎野球ク―宮古倶楽部
▽第3試合 住田硬式ク―宮古倶楽部
 このブロックに入った3チームは今季公式戦でまだ後半戦の経験がない。赤崎はクラブ選手権で1勝。住田、宮古は模索中の苦しみか勝ち星がない。模索を重ねつつ結果を出す公式戦の場で一歩抜け出すのはどこのチームか。住田は第1回大会の準優勝チーム、宮古は第2回大会、二日目に進出した経験を持つ。赤崎はこの大会まだ勝ち星がないだけに、“初日”を出したいところだ。

 いつもは大会前日あたりに記事を出しますが、今週はそれをする時間がなく、早く出させていただきました。東日本クラブカップ三陸沿岸クラブ大会に参加される皆様の健闘を願います。
 
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