
9月20日、洋野町オーシャンビュースタジアムで都市対抗野球岩手県予選が行われ、東北大会に進出する3チームが決まりました。前回記事で伝えきれなかった準決勝2試合と併せて雑感を記していきます。情報元は日本野球連盟ホームページ(www.jaba.or.jp)より。
▽準決勝 トヨタ自東 5―1 水沢駒形倶
初回に駒形が先制したが、トヨタはすかさず逆転。三回に2点、五回ににも1点を追加しだめ押し、ペースを加速させた。駒形は主戦級3投手継投で、後半は失点を許さなかったが、打線もトヨタのタイプの異なる3投手の継投に抑え込まれた。
▽準決勝 JR盛岡 7―5 オール江刺
延長にまでもつれ込む熱線はJRが攻撃力を見せ江刺の猛追を振り切った。初回に江刺が先制も、JRはすかさず追いつき、四回には勝ち越し。江刺は六回に同点に追いつくと、後半は両者得点奪えず延長戦に。延長十回に4得点を挙げたJRが江刺の反撃を2点に抑え決勝進出。
▽第3代表決定戦 水沢駒形倶 10―1 オール江刺
春のクラブ選では苦杯を喫した駒形だったが、この日は四回に先制すると七回までに3得点。江刺は七回に職業選手経験した強打者が本塁打を放ったが、駒形は九回にに大量7点をあげ、投げては移籍した本格派投手が完投、東北大会進出を決めた。
前年秋に壁をこじ開けたJR盛岡だったが、都市対抗の舞台でここまで県8連覇のトヨタがスタート良く2点先制。JRは二回に1点を返し、以降は両チーム守備陣の奮闘で無得点が続いた。最終的にはトヨタが序盤の2点をジグザグリレーで守り切り9連覇を達成。JRは追撃が欲しかった。
さて、個人表彰ですが…日本野球連盟のホームページをご覧ください。(拙稿では2021年中は個人名出さない方針)ただ、例年出ている新人賞や特別賞が対象者なしというのに「うーん」という思いを持ちました。選手名簿をパンフレットを見ても、新人がごそっと入ったチームが見えず。生きていくことだけで精一杯の今の世の中を反映したものと感じました。
あと10日もすれば東北予選が始まります。その組み合わせをまだ見ていませんし、1ヶ月野球離れてる間に他の県の一次予選が行われていて、その様子をつかめていないもので、いまの時点では何とも語りようがないです。都市対抗岩手予選は延期や会場変更がありながら、なんとか代表を送り出す所まで持って行きました。そこに関わられた皆様に「お疲れ様でした」と申し上げます。
そういえば東北クラブカップの記事書いてなかったですね(焦)なるだけ早くします(焦焦)。おつき合いいただきありがとうございました。