今日は。6月29日に行われたクラブ野球選手権岩手予選の第二週の記事をJABAHP(jaba.or.jp)の情報を基に記していきます。
【江刺運動公園】
◆水沢駒形倶 14−2 一戸桜陵ク
近年伸長の一戸がどこまで駒形に迫れるかが見ものだったが、ふたを開けてみれば駒形が二度のビッグイニングを形成するなど力の差を見せてコールド勝ちをした。一戸は松田廉が3長打を放ち意地見せた部分もあったが力尽きた。
◆矢巾硬式ク 10−7 盛友クラブ
中盤まで劣勢を強いられていた盛友が終盤に一挙7点奪い、投げては佐々木が立ち直り完投勝利でベスト4に進出。矢巾は6回まで6−3とリードも、それまで力投見せていた岩舘が攻略を受け、九回の4失点で止めを刺された。
【前沢スポーツランド】
◆MKSI BC 4−2 北上REDS
MKSIは田村が3連投。接戦の展開になったが五、六回に3点あげて勝ち越したあと北上の反撃を1点に封じベスト4に進出した。北上は林崎から3投手継投で戦ったが、田村を攻略しきれず九回の反撃も届かなかった。
◆釜石野球団 9−5 オール江刺
両者譲らず延長タイブレークに持ち込まれた一戦は、十回に釜石が一挙5得点!その裏の江刺の反撃を封じベスト4に勝ち上がった。乙津が完投。江刺は二回に3点先取も中盤に逆転され、八回に追いついたが大量失点に泣いた。
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今日は主に盛岡にいましたが、午後3時には雨がザーッと降ってきていました。第一試合開始が8時半なので第2試合の途中からは雨とも戦うことになったと思います。
その中でトピックになったのが9年連続で東北に進出していたオール江刺の敗退。タイブレークになるとどう転ぶかわからなくもなりますが、釜石が大量点奪取という先行チームが優位になる状況を産み出し、ベスト4進出を果たしました。江刺は過渡期に入ったか、今年は苦戦強いられる場面もありますが、この後の大会での逆襲に期待したいところです。
では、6月30日に行われる3試合の見所を紹介します。江刺運動公園で開始は8時20分頃の予定。
◆第一試合・準決勝 水沢駒形倶−盛友クラブ
駒形は土曜日の試合は馬場がまかない、松本兄弟など他投手を最終日に残した。質の高い攻撃を発揮し続けられるか。盛友は前日終盤に見せた逆転劇の勢いをまま持ってこれるか。継投策も駆使し目先を散らしていく。
◆第二試合・準決勝 MKSI BC−釜石野球団
前年後半戦の戦いで成長を見せた釜石は乙津が中心にした守備と佐々木憲が支える好調な攻撃でクラブ選18年ぶり東北を目指す。MKSIは最終日2連戦をいかに戦うか。昨夏の借りを返し、東北初進出を目指しにいく。
◆第三試合は両試合勝者による決勝戦です。
30日朝5時の時点では小雨がパラパラと落ちている状況です。雨空も覆う中いかに戦うか注目しましょう。私は遠野行かなければならないので観に行けませんが、戦いに臨まれる皆様の健闘を願います。おつきあいいただきありがとうございました。