MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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久慈26点勝利、高田は乱戦を制す!-クラブ選手権岩手県予選第1日結果と第2日見所【2019社会人野球】

 今日は。午後から雨模様となり、特に降り始めがだーっと来たもので、現場に居合わせた皆さんは大変だったと思います。今記事ではクラブ選手権岩手予選第1日の様子ですが、制作時間の都合で結果のみををJABAHP(jaba.or.jp)の情報を元に記していきます。

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【左】高田・山田投手【右】福高・陳場投手。(18年撮影)

△江刺総合運動公園
◆雫石クラブ 14-7 福高クラブ
 六回までは両者譲らぬ展開だったが、福高が七、八回に8点をもぎ取る攻撃で一気にコールドに持っていった。陳場は完投勝利。雫石は七回にも2点は返していただけに八回を踏ん張りたかった。
◆高田クラブ 10-8 盛岡桜窓ク
 序盤は激しい乱打戦も、四回の6得点でリードを奪った高田が山田の力投で以降桜窓の反撃を封じ、二回戦に進出した。桜窓は四回までに8得点。先発した田屋は五回以降立ち直り奮戦したが、打線が再逆転といかず涙を飲んだ。
◆一関BBC 10-3 宮古倶楽部
 前半は3-3と競った展開だったが、一関が六回以降攻勢を見せコールドに。完投した熊谷柊は二塁打も2本、中鉢は長打2本と見せ場をつくった。宮古は初回3失点の急襲から立て直したが後半に崩れたのが惜しまれる。
△前沢スポーツランド
◆花巻硬友倶 4-1 オール不来方
 不来方は右アンダーの瀬戸、花巻は左技巧派の柿澤が先発。瀬戸は奮投見せたが四、八回に2失点ずつ。不来方打線も援護を図りたかったが五回の1点に封じ込まれ無念の敗退を喫した。
◆北上REDS 10-1 盛岡倶楽部
 北上は新鋭須賀が都市対抗の借りを返さんと先発。盛倶はベテラン斎藤が先発したが北上は六回までに毎回得点を重ねコールド圏内に持ち込むと、須賀→菊地雄とつなぎ今季初勝利をあげた。盛倶は三回に1点返したが裏の3失点が響いた。
◆MKSI BC 9-1 前沢野球倶
 それぞれの持ち味が違いながらも競り合いなるか、と予想されたが終盤の攻勢で差がつき、MKSIが二回戦に進出した。四回にMKSIが先制すると七回にも4点。前沢は八回に1点返したが九回に止めを刺され万事休す。
△胆沢野球場
◆釜石野球団 16-9 黒陵クラブ
 体制が変わり更なる伸長を期す釜石は五回までに11得点。しかし黒陵も力投見せる加藤を援護せんと三~六回に9点あげ食らいつく。ネジ巻き直した釜石は九回に3点をあげ、乱戦にもなった試合を制した。
◆久慈クラブ 26-1 住田硬式ク
 ここ数年苦戦を強いられていた久慈が毎回の26得点をあげ二回戦進出。佐々木が本塁打、五回に8、六回に7得点と容赦を見せず投げても廣崎が完投。住田は黄川田、菊田が苦戦。六回に意地の1点をもぎ取ったが苦しい試合になった。
 続いて2日目の見どころ。
△江刺総合運動公園 8時50分頃開始
◆遠野クラブーMKSIBC
 MKSIは予想以上の大差で2回戦進出。二本柱の太野先発が予想されるが緒戦の得点力をそのまま発揮することができるか。遠野は参加2大会で1勝2敗。1大会を戦える陣容は整ってきているだけにあとはそれぞれの能力をどう活かすか。
◆盛岡球友倶-釜石野球団
 ともに東北CCで存在感を見せたチーム同士の対決。中盤に攻勢をかけ16得点で勝ち上がった釜石は去年の躍進を支えた菊池、鈴木が巧者の盛球にどう相対するか。盛球は従来の投手陣に力感ある米島が加わり戦力UP。千葉を中心とした打線がどこまで得点力を高めているか注目。
◆オール江刺ー久慈クラブ
 ここ数年苦戦していた久慈だが、緒戦は26得点を挙げ勝ち上がってきた。勢いをそのままぶつけに行く。江刺は小山、関の加入で陣容増したが都市対抗では決定戦2連敗。吉田の復調と照井、後藤の機動力が鍵を握る。
△前沢運動公園 8時50分頃開始
◆水沢駒形倶-福高クラブ
 終盤の猛打で勝ち上がってきた福高は投手集合・起用をどうして行くか。打線の援護でくらいついていきたい。岩手屈指の選手層を持つ駒形は投手の高橋代の伸長が著しい。新人野手4人がいつ頭角を表すか注目。
◆一戸桜陵クー高田クラブ
 中盤まで荒れた試合をまとめた山田の好投で勝ち上がった高田は嶋村、千田が続くことができるか。一戸は参加2大会共にトヨタ東に苦杯を強いられたがその分経験値も多く得た。クラブ選での初東北進出を狙いにいく。
◆盛友クラブ-一関BBC
 熊谷柊、中鉢と若手が躍動を見せた一関。山本や小野寺博といった中軸選手の活躍で更なる飛躍を見せ久しぶりの東北進出を目指す。去年は思わぬブレーキ、今年都市対抗でも1勝1敗の盛友は、投手陣強化、連携強化など宿題こなしながら再浮上を。
△胆沢野球場 8時50分頃開始
矢巾硬式ク-花巻硬友倶
 花巻は緒戦を柿澤の踏ん張りと終盤の得点で勝ち抜いた。投手の集合がどこまで図られるかが第2週進出の鍵を握る。矢巾は前年東北CC優勝と飛躍の年に。都市対抗でも力量は見せただけにあとは駒形・江刺にどう戦うか。
◆赤崎野球ク-北上REDS
 去年のクラブ選手権4強同士の対決。北上は須賀、菊地雄の力投でエース高橋を温存できた。小菅、安部らベテランが勝負どころを突き援護したい。赤崎は都市対抗三回戦敗退も収穫はあった。今野凌と花崎が青年代選手をどう引っ張るか。尾崎の進化にも注目。
 この時期は梅雨でもありまして、複雑に変わる天気にどう合わせていくか問われる大会でもあります。東北の他県予選では一〜二週間延期という状態になったりもして、当然その間日程をやりくりするのに大変な思いもするわけです。グラウンド内外で行動しながらまず東北、そして西武ドームを目指す戦いに挑みます。

 私自身ですが、仕事・所用なども乗り、一番近い江刺球場に行って大会パンフを入手するので精一杯でした。丁度高田クラブが試合していたので何ぼかでも見ていきたかったのですが…。無論、前沢に行く(北上-盛倶)ことも考えましたができずじまいでした。

 東北他県予選、トヨタ自東が参加しているJABA北海道大会は日を改めて行います。おつきあいいただきありがとうございました。

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