こんにちは。都市対抗野球の一次予選、岩手は今週末から始まりますが、一次予選全体としては終盤戦に。今記事では一足先に始まっていたJABA大会について触れていきます。岩手のトヨタ自東はスポニチ、静岡の2大会に参加しました。JABAHP(jaba.or.jp)記載の情報を基に結果を紹介します。
《3/11〜14 東京スポニチ大会(神宮ほか)》
◆トヨタ自東 1−10NTT東日本
今年初の公式戦、先発に千葉を送ったトヨタ東だったがNTTは初回から攻勢をかけ3点。三回に大谷龍太の本塁打で1点を返したが、以降も新人含めトヨタ東5投手を攻略したNTT東が七回コールドでチームとしての経験値の豊かさを見せた。
◆トヨタ自東 1−5JFE東日本
トヨタ自東はエース阿世知を先発に立てたがJFE東は三回に1点、五、六回に今川の本塁打などで4点奪いペースを握った。トヨタ東打線は五回に1点を返したものの、次の回の1点が効いて以降の気勢を削がれてしまった。
まず一勝を、と臨んだトヨタ東だが、日本新薬は三回に3点を先制。六回にだめ押しの1点を奪われるもそれ以上は引きずらせず、九回に2点を返す意地は見せたが届かず、3戦3敗で大会をあとにした。日本新薬は齋藤が好投。
《4/3〜5 静岡大会》
東京大会の反省点を生かし初回に2点、追いつかれた3回にすかさず2点をあげペースを自身に引きつけ続けたトヨタ東。7回にも2点を奪いだめ押し。阿世知、吉橋が三菱岡崎の反撃を封じ、一勝をあげた。
二勝めを狙ったトヨタ東は三回に2点を先制するが、西濃運輸は3回に同点に追いつくと、四回には大量5点をあげ、トヨタ東の勢いを折った。以降は六回にも2失点、打線も反撃できず七回コールドに持っていかれた。
鷺宮が先手を奪ってはトヨタ自東が追いつく、を2態してむかえた五回裏に鷺宮が大量7点を奪う大攻勢。六回にも2点奪いこのまま終わるか、と思われた七回にトヨタ東は2点を返し、あと一歩でコールド阻止まで迫ったが届かず。
…スポニチ大会は高校野球でいうと春の選抜大会。350を越える社会人野球の強豪の中から選出された16チームだからどこをとっても強いチーム。岩手勢では1996年宮城建設以来の出場となりましたが、勝ち星はならず。静岡大会でも1勝という結果となりしました。上記2大会含めた約10の大会は日本選手権の予選を兼ねていますが、5月3日時点で東北勢の戦績は以下の通りとなっています。
▽日立大会 日本製紙石巻2勝1敗、JR東北3勝1敗(準決勝)
▽ベーブルース大会 TDK0勝2敗(5/3時点)
そして、5月8日からは仙台、石巻でJABA東北大会がはじまります。予選リーグ組み合わせは次の通り。赤字は東北連盟所属チーム(東北にある企業…だとバイタルネットー野球チームは新潟ーも当てはまるので)。
B)七十七銀行、JX-ENEOS、永和商事ウイング、バイタルネット
C)日本製紙石巻、明治安田生命、パナソニック、室蘭シャークス
D)JR東北、JFE東日本、TDK、伏木海陸運送
トヨタ自東をはじめとした東北勢にはぜひ優勝&日本選手権進出めざして頑張っていただきたいです。以上駆け足ですがおつきあいいただきありがとうございました。