今晩は。岩手県内陸部は気温20℃まで上がる好天でしたが、会場の洋野町種市はどうだったでしょうか。第三試合は結構遅くに始まったから試合終わる頃はひんやりしてしんどかったかな、などと思いながら記事を書いていきます。情報元はJABAHP(jaba.or.jp)、試合評の部分敬称略します。
◆準決勝 トヨタ自東 15−0 一戸桜陵ク
数年前に0−17の大敗を食っている一戸は数年間の成長をぶつけたかったが、成長していたのはトヨタ東も同じで、一、三回のビッグイニング、6長打で一戸を圧倒。一戸高出身山崎、菅原と年長者が役割をきっちり果たし決勝進出。
◆水沢駒形倶 4−3 JR盛岡
トヨタを追いかける一番手はどちらか―去年1勝1敗というライバル対決はJRが序盤に3点入れ先手をとる。駒形は4投手継投で以降を抑えるが八回まで無得点で追い込まれたが、九回にJR投手陣をとらえ怒濤の攻撃で一気にサヨナラに持っていった。
◆トヨタ自東 4−0 水沢駒形倶
前試合の流れをそのまま持っていきたかった駒形だが、トヨタ東はその出鼻をくじき先制。四回に3点入れ試合の流れを掌握。投げては左のA中里→右変則阿世知→右アンダー吉橋の継投で駒形攻撃陣を完封。駒形は千葉康含め継投策に出るも四回の失点が響いた。
…と、以上踏まえて今年最初のタイトルが決まりました。表彰選手は下記の通りです。
中里優介(トヨタ東)最高殊勲選手
吉田幸太(水沢駒形)敢闘賞
雑感、ですか。まずトヨタから。ターンオーバーなのか、経験積ませたかったのかわかりませんが準決勝では原田捕手が先発に。去年から入社していた選手で「姿勢の良さ」が記憶に残っていてましたがこういう形で出番が来るとは。小野君という名捕手がいますが、やるからにはとことん頑張ってほしいと思うものです。2人目の捕手(厚楽君)は、そのユーティリティさに改めて驚きました。
水沢駒形。年によって「完投主義」「継投主義」織り混ぜてきますが、なんにしても登板可能投手が片手の指を越える(5人以上)体制を作れるのが強みです。JRは投手で一人新しい名前(木下選手)を見ましたが、それ以上は情報量が足りません。「詰め方」の形を再構築を。一戸は…大差をつけられましたが、どういう心持ち、あるいは中身で試合をしたか。都市対抗に向けて生かしていただきたいです。
昨日の記事製作で遠野クラブの活動年数に不正確な記述がありました。1994年都市対抗パンフで「創部7年目」という記述があり、JABA大会参加は88年からで32年目の活動となります。お詫び申し上げます。
都市対抗まではあっという間です。準備整えて臨めるようにします。おつきあいいただきありがとうございました。