秋季東北大会が終わったあたりに「東北の21世紀枠」に関する記事が出ていまして、そこには「秋の実績踏まえれば宮城・古川。話題性でいけば佐々木朗希投手のいる大船渡」という見出しが。瞬間的に「これはな…」と思いまして。
1)そもそもの目的として「秋季大会の成績以外で特色のある取り組み」をしたチームが対象になるもので、話題性を拾うためのものではありません。
2)更に。岩手県勢はここうん年で「沿岸被災地の奮闘」で釜石高が、「選手10人で東北大会奮闘」の不来方高が選出されています。
3)加えて、釜石の岩間、不来方の小比類巻と両チームのエースがダメージを負ってしまったことも“キズ”になっている。「条件にたどり着くのでさえ大変だ」という思いを抱きます。
大船渡高の甲子園進出で人生救われた私。地域の後輩に大きな舞台を踏んでほしいという思いはありますが、その実現の道は「納得ずく」で進めることを願うものです。