山々の色着きも濃くなってきましたがいかがお過ごしでしょうか。社会人野球の日程も残りわずか。アマ王座決定戦が中止になったのでこの北上大会が最後の開幕になります(月末開催の毎日旗争奪戦は9月開幕)。では、大会初日の見所を紹介します。
◎北上江釣子球場
1)黒陵クラブ−MKSI BC
黒陵はエース頼りにならない投手起用で臨み、勝ち星もあげたが参戦機会が少なかったので今大会でひとつの形を作り上げたい。MKSIは田村を中心に戦う力をつけてきた。個々の力量はたしかなものもあるだけに、試合運びの技量もつけたい。
2)前沢野球倶−能代松陵ク
安定して上位に食い込みたかったがマークも受けた前沢は萬の復調と千葉の成長を図りたい。打線は「現時点」計るにはもってこいの場。地力発揮を。能代はGリバースなど上位チームをとらえる一歩として数年前の準優勝を越えたい。
3)富士大学−第一試合勝者
富士大はどの形体のチームが参加するか分からない(一軍orBチーム)が、神宮大会目指すことを考えれば抜いた試合はできない。第一試合勝者チームは余力作る余裕はないはず。窮地でどう力を発揮するか。底力に期待したい。
1)北上REDS−花巻硬友倶
今年クラブ選県4強進出の北上、課題は高橋郡に続く投手。加藤はじめ次世代に期待したい。打線は「返す力」の強化を。花巻は投手陣の強化も図ったが、力が発揮できなかった。その借りを今試合で返していけるか。小菅−上野のベテラン捕手対決にも注目。
2)遠野クラブ−青葉クラブ
照井真の成長、佐々木の加入と陣容増した投手陣を経験豊富な佐々木隆がどうまとめるか。打線は集中点叩き出せる場面作りたい。青葉は東北クラブカップにあと一歩届かず。今季の集大成として戦いたい。
3)オール江刺−第一試合勝者
江刺は去年からの投手陣再構成がどこまで進んだか、ひとつの決算の場。野手陣はここまで控えが多かった選手が見せ場をつくりたい。第一試合勝者は近隣の強豪に一泡ふかせて来年につなげる結果をつくりたい。
…ということで、今シーズンはこの大会と、毎日旗争奪戦で幕を閉じます。早いですね。毎年言っていますが。
今年は特に自チームが7月に活動を終え、その間に所用がドンと乗って野球から意識が離れてしまいました。この大会の記事作るにあたって「北上信金スタジアム」なる名称見つけたときは「大堤球場でも復活したか ※北上総合運動公園のラグビー場付近にあった野球場」とか思ったくらい。様々悩みごと持つ野球界ですが、ひとまずひとつの歩みを止めます。大会に臨まれる皆様のご健闘を願うものです。
尚、今大会の記事製作も時間を置いての記述になります。空気乾いているのでその部分お気をつけてお過ごしください。