MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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2018社会人野球 クラブ選手権開幕。第1日出場チーム紹介。

 こんにちは。皆様いかがお過ごしでしょうか。自然災害多々起きていますが、その中でもクラブ野球選手権は行われます。過日は山形県で全日本軟式野球大会を見てきました。軟式野球最高の大会、硬式社会人野球でいう都市対抗のような大会で「全国にはまだまだおれの見ていないすごい野球がある」というのを感じてきた次第です。

 硬式野球のクラブチームのナンバーワンを決める大会も9月10日から開幕。今年は残念ながら岩手県からの出場チームはありませんが、西武ドームに集結した選手たちの、そして選手を応援する人たちのを様子を見届けてきます。10日に出場する8チームの紹介をしていきます。

◇第1試合 和歌山箕島球友会−弘前アレッズ

 ここ5年で全国制覇3回。押しも押されもせぬ強豪チームにのし上がった箕島は、今年も強さを見せ、大阪和歌山予選一次予選を免除されて臨んだ西近畿二次予選で兵庫県警、NOMOに勝ち抜き本大会出場を果たした。去年優勝の原動力となった二人のピッチャーは健在。都市対抗予選では2連敗に終わり、主力打者の穴田の勇退など選手の異動はあるが、強固な後援体制に支えられ、全国制覇、更に日本選手権一勝を目指す。

 去年は全国を逃した弘前は、監督が交代。新体制で臨んだ今年度は主軸に頼りきりにしない姿勢を示し、クラブ選手権東北予選でも山口が救援に回り山上、久米田、諏訪などが踏ん張ると、最後は水沢駒形を破り本大会進出を勝ち取った。全国出場チームレベルではは珍しく指名打者をあまり使わないスタイル。いわゆる二刀流ぞろい。弘前市民球団がいかに西武ドームで旋風を起こすか注目したい。

◇第2試合 ビッグ開発BC−REVENGE99

 16年に全国制覇をしたビッグ開発も、去年は水沢駒形の馬場に不覚をとり、一回戦で敗れた。都市対抗予選は対企業4連敗。しかしク選予選ではてるクリニック、佐賀魂、嘉麻市バーニングヒーローズにそれぞれ勝ち、代表決定戦鹿児島ドリームウエーブ戦でも終盤に突き放して優勝・西武ドーム行きを決めた。選手の入れ替わりはあるが=で新戦力の台頭も。2年ぶりの優勝を目指して戦いに挑む。

 かねてファンの間で実力派と呼ばれていたREVENGE99がようやく全国の舞台に名乗りをあげた。一昨年は都市対抗に補強選手を配出。去年はク選二次予選で足利を破るも本大会を逃していた。今年は都市対抗二次予選で鷺宮製作所にあわやというところまで追い詰め、ク選二次では横浜球友に競り勝つと、サウザンリーフ市原との代表決定戦で中川が完封。念願の西武ドーム進出を果たした。クラブチームブームが起きる前夜に結成されたチームは体制も練り上げつつ大舞台を勝ち取った。実力発揮したい。

◇第3試合 所沢グリーンBC−ゴールデンリバース

 3年振りに西武ドームに帰って来た全国優勝経験有する所沢。ク選兼都市対抗一次予選はクラブ部分では勝ち抜くも、都市対抗部分で予選敗退。地元埼玉で臨んだ二次予選で近くて大きい大舞台に進出を決めた。地元中の地元の開催でありチアリーディングを中心とした応援団も健在と。意気たかく挑んで2010年以来の優勝を目指す。

 2年前は我々あわやノーヒットノーラン−から去年は全国一勝をあげたゴールデンリバースは、TDKからの転部者も加わり、より力強さを増して3年連続の全国大会進出。小沼など腕自慢の投手陣、更にそれを支える捕手に四番も打てる菊池に存在感。前身チームのユーランドクラブ時代から東北屈指の実力を持ち、東北上位で戦い続けてきた。最終日まで勝ち上がり、甲子園で活躍を見せた金足農業高校に続く活躍を期待したい。

◇第四試合 ウイン北広島−ロキテクノBC

 ここ数年北海道で強さを見せていたのはWEEDしらおいやトランシスだったが、それを打ち破り7年ぶりの西武ドーム進出を果たした。ここ数年来北海道内でも辛酸をなめ、今年も都市対抗では二次予選に絡めなかった。ク選では函館、ホーネッツに勝ち、反対ブロックでライバルWEEDに勝ったトランシスに吉田が完封。大会直前に襲った北海道大地震の影響は北広島市でもあり、その中で臨む大会となる。強い意思もち戦いたい。

 これまでは北陸ブロックの強敵に上位進出を阻まれてきたロキテクノ、打撃力を強化し壁を破った。今年に入って都市対抗予選で富山に勝つと二次予選も強豪信越クに互角の戦い。ク選一次予選では金沢HBC、バンディッツクに大勝し、二次予選でも佐渡軍団、新潟コマーシャルに大勝、去年準決勝で競り負けた千曲川に対しても先制攻撃をかまし優勝を勝ちとった。ロキテクノも雌伏を経ての本大会。存分に実力を発揮して戦いたい。

 当日朝の完成でしたが、ひとまず記事を起こすことができました。大会を直前にNOMO、箕島や大和高田などが所属する近畿地域は台風に、ウイン北広島は出発直前に北海道胆振地区の大地震に見舞われました。もともと参加するだけのも大変で、参加するための準備を作るというところから戦いが始まるのが社会人野球。今回は個人個人の事情だけでは済まされない重大な事態があちこちで。北広島も大会には参加しますが震災対応で来られなくなった選手も多くいると聞きます。

 大基本として、グラウンドに現れた選手が一生懸命に頑張ることを望みますし、その姿を見てとどう思うか…これからの野球でも人生でも、それぞれにおける糧となるようなクラブ選手権にしていただきたいと思います。こういう記述ですが、お付き合いいただきましてありがとうございます。

 ロキテクノ−北広島の試合を見届ける予定です。

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