日本シリーズ。あっという間に決まった「魔の８回」 ／ＤＨに関する話あれこれ。

29日の記事の内、野球に関する部分を別エントリでお送りします。

◇日本シリーズ。８回の６点には驚きましたよ。明日にまで延びると何が起きるかわからない、好機はキチンとつかみとる―話題性見れば「大谷－黒田の最終決戦」が見ものでしたが、勝負事、やむを得なし。一年間戦われたＮＰＢの皆様、ほんにお疲れさまでした。

◇ＤＨのルールですか。
１）赤崎クで12人しか遠征にいけなかったときはＤＨ抜きで臨んだ事あります。
２）硬式社会人野球では企業チームはＤＨ使用が当然ですが、フェズント岩手は一時期投手も打たせました。
３）きらやか銀行は企業登録復帰直後の試合では投手がＤＨに。
４）シミュレーション野球ゲーム「ベストプレープロ野球」ではＤＨの選手と他の守備位置の選手と交換可能。つまり

２ 伊東
Ｄ 菊地
　↓
Ｄ 伊東
２ 菊地

　当時はテレビなどでお目にかかる野球はＤＨなしのセリーグなり高校野球。ＤＨは「特殊なもの」として見ていた記憶があります。今では成人の硬式野球ではＤＨが当たり前に。一方未成年あるいは軟式野球ではＤＨ不適用。逆にしたらどうなるかな等と不謹慎に思う自分がいます。
　水島新司さんが短編集「平成野球草子」で「守備攻撃完全分業制」書いたことがあります。イチローさんのような選手は両面出ますが。それで見てみたい部分もありますが、やはり「何か違うだろ」思うものもありまして。攻守でひとつの競技ですから（ＤＨは投手の特性補助）。守備で唯一他の８人と違い攻め手の行動に出る投手。他の守備陣より多くの行動をするがゆえにその消耗は並でなくＤＨの適用はそこから来たもの。それを考えると両面で抜けた才能を発揮する大谷翔平君のすごさはより際立つものになります。
　一連の話まとめ。このあとフル、Ｕ23両代表の活動はありますが、野球シーズンはほぼ終わりに。社会人野球も岩手で県王座戦、全国でも日本選手権が行われてオフシーズンに入ります。そのどれもが無事に終わっていただける事を願います。

　最後に、社会活動の一テーマ書いてお寝むしますね。「核兵器禁止条約」の決議に、日本が反対に回ったと。今までの棄権という態度ですら「自国がどういう経験したかお忘れか」と思っていたのですが、“宗主様”にはそれも不満だったようで「反対に回れ」と。宗主様にすがりたい方々が反対に。
“長所短所”の話は他の方が既にやっているでしょうからいいです。私からはひとつだけ。

　『その兵器で焼き殺される者の存在を考えたことあんのか』

　日本が唯一、その経験をして…された国ですが、その国が「大量殺戮兵器なくさなくてもいいです」としたんではね…。「いまは世が乱れているから日本も持て」と。あちらこちらで持っていたらいずれ使う所も出てくる危険性もありますが「核は危険だ、使うやつはいない」と。でも抑止論に走る。
　一回でも使われたら「使うのが当たり前」になる。そうなったら？焼き殺されんのは市井の者だ。
　一旦「核使用」が恒常化して、文明が失われて、それが再興できると思うな―とどこかのツイートで見ましたね。人類の生存の事情考えれば核兵器で自爆するわけにいきませんよ。そういう意味で今回の日本の対応は「一線越えちまった」と怒りを覚えるものです。

　来週はＴＰＰの攻防もあり、他にも…で、身体ひとつで足らないてんてこ舞い状態ですが、ここで足止めたら「これまでのが序章」言われるほどの苛政やられます。「戦前」なんてぬるい、４～５世紀も時計の針戻されるのはごめんです。また明日も歩きましょ。お付き合いありがとうございました。