今晩は。
今日はブログオリジナル記事でお送りします。
岩手県の社会人野球は先週末の岩手アマ王座決定戦をもって終了。4日付の毎日新聞岩手県版には今年度の表彰選手が記載されていました。敬称略でお知らせします。
投手 松本利隆(駒形)
捕手 小野勝司(トヨタ)
一塁 千葉秀幸(駒形)
二塁 北見昂之(トヨタ)
三塁 羽田野恭平(トヨタ)
遊撃 林竜希(トヨタ)
外野 本郷智之(駒形)
羽藤嵩晃(駒形)
村岡康仁(江刺)
指名打者
大谷龍太(トヨタ)
監督 三鬼賢常(トヨタ)
新人賞
畠山瑞生(盛友ク)
渡辺学賞
大越拓人(JR盛岡)
特別会長賞
吉田幸太(駒形)
後藤佑輔(釜石野球団)
表彰された皆様、おめでとうございました。
さて、特別会長賞を受賞した後藤投手の在籍する釜石野球団からは2002年の及川義彦選手、下村五五男監督兼投手以来13年ぶりの年度末表彰となります。やはりインパクト大は東北クラブカップでの「一試合22奪三振」でしょうか。
その試合の各打者個人別の打撃結果は以下の通りです。
【全白河】 1回 2回 3回 4回 5回 6回 7回 8回
6)黒沢 三振 三振 - 三振 - - 三振 -
8)横 四球 三振 - - 四球 - 三振 -
7)吉成崇 三振 - 三振 - 三振 - 死球 -
4)3小笠原 三振 - 死球 - 三ゴ - 左2 -
5)4坂本 - 右安 三振 - 中2 - 死球 -
3)9吉成淳 - 左2 三振 - 三振 - 三振 -
2)広澤 - 右安 - 中直 - 三振 - 三振
1)中野目 - 四球 - 三振 - 三振 - 三振
9)深谷 - 三振 - - - - - -
5 小林 - - - 四球 - 三振 - 三振
…5月の都市対抗の対水沢駒形戦、0-2の敗戦投手となりましたが、スワローズ・石川投手を思わせるような切れのある直球・カーブを織り交ぜて、それらの球を厳しい所に制球する。そうして追い詰めて、最後は切れのいい球をびしりと決める。この時から「侮れない投手になってきた」と思いましたが、そのスタンスを最大限に生かした中での偉業です。
ただ、一方で3失点奪われたのもひとつの事実。ランナーを出した後の痛打が点に結びついてしましました。これをどう克服していくか。まだ発展途上の後藤君の成長にも期待です。
近日中に開幕する「プレミア12」。
五輪種目からは外れ、普及に不安も残しましたが、その中で世界中で「根っこ」は出来つつあります。その中でも、日本くらい裾野の広い地域もないのではないでしょうか。その広い裾野を支えているひとつの柱は社会人野球。成人年代になって、職業選手に非ずとも野球で成長し続けることはやめない「社会人野球選手」に、これからも注目よろしくお願いします。