MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

下記ランキング参加しています。にほんブログ村 野球ブログ 社会人野球へ
にほんブログ村
社会人野球ランキング

JR盛岡前川(参考)無安打無得点!トヨタ東、マークス、きら銀勝ち上がり。駒形は惜敗―都市対抗野球東北予選三日目の結果と四日目の見所。

 では、都市対抗野球東北予選の記事を記していきます。大会は三日目、敗者復活の第2代表トーナメントの一回戦が行われました。ここから代表狙うなら5日間ずっと勝ち上がらなければならないシビアな戦い、そのリスタートはどうなったか。

【金ヶ崎町・トヨタ東日本 11-1 富士通IC】
 10安打に12四球を選び好機を積み重ねたトヨタ東が5点をあげた5回以降は富士通を圧倒。7回サヨナラコールドで勝ち上がった。中里は7回を1失点に抑えた。富士通は余分な四球を与え自ら窮地に。4回に村島の適時打で1点は返したが東北の壁を目の当たりに。

仙台市・東北マークス 2-0 郡山市・郡山EJ》
 緒戦TDKと惜しい試合をし追いかける気概を見せたマークスだったが、この日はその逆を味わうことに。福島最後の砦で気合いみなぎらせる郡山EJは藤井が投打に奮戦。8回まで0-1と踏ん張ったが佐藤力の本塁打で命脈切ったマークスが継投で逃げ切った。

山形市・きらやか銀 9-6 奥州市・水沢駒形》
 最後は差をつけたが、終盤まで競ったゲームで水沢駒形の存在感を思い起こすものとなった。4回に中島の本塁打で追いつかれたが5回に逆転、その後シーソーゲームになったが8回の3失点が痛手に。きら銀は地力の差は見せたが、勝負の執念を思い起こさせるものとなった。

盛岡市・JR盛岡 11-0 八戸市・三菱八戸ク》
 三菱八戸の突き上げも期待されたカードではあったが、15被安打はもとより8エラーで好機を与えてしまい、期待された打線はよもやのノーヒット。ダメージ残る負け方となった。JRは前川が参考ながら無安打無得点の快勝。開始予定が大幅にズレての“構え”が響く形に。

 …と以上4試合の結果を記してきました。トヨタ東は持ち味発揮しての勝ち上がりでしたが、他の3試合は各々に「追う者」の気迫を感じさせるものになりました。まずは郡山EJ。去年は「東北大会一勝」したとはいえ同県の福島ク。他県チームには苦杯喫していたわけです。JABAのHPでは投手の藤井君が活躍した跡が残っていました(二塁打欄にも名前)が、チームの底上げもなければマークス相手にああは戦えません。酸いも甘いも覚えつつある郡山EJ、認知度広まりつつある応援団をバックにどこまで伸びるか、見ものです。
 第三試合の水沢駒形。19年前に勝ってはいますが当然その時とは別チーム。今も選手として残るのは当時は投手だった佐藤君ぐらいでしょうか。しかし県内でも東北圏内でも“対企業”を意識した戦いを構築できる数少ないチーム。この意識を松本君らが引き継いで行けるか。着目していきます。
 第四試合のJR盛岡。前川君がここまで伸びるとは。高校時代は失礼ながら認識できず、社会人に入ってから「原石」を磨くように成長していきました。関、大越、赤澤、鳥谷部、生平各選手は言わば「JRの第三世代」。環境越えての成長に期待します。

 煽られた格好の3チーム。マークスは「NTT東北」時代、あるいは「JT」在籍選手が相応の年齢になったのを受けて、企業チーム以外の“梁山泊”的存在として奮闘もまだ波があるようです。門奈さん等が後援し、いち早く割って入った伊藤選手を中心にもうひと伸び。
 きらやか銀行は陣容が揃いつつあるので期待もされますが、昨日は水沢駒形に「19年前の悪夢」思い起こされる苦戦。これをバネにできるか。三菱八戸は…ここ2年の伸長を見た者としては少なからずのショックを持ちました。めげずに再挑戦を。トヨタ東だけ記述なくてすみません。

 さて、今日行われる4試合の見所をハーフバージョンでお知らせします。「締め切りギリギリに書くのが悪い」言われればそれまでですがご容赦を。

◆【仙台市営】
△10:00 仙台市・JR東北 - 仙台市七十七銀行
 JRは共に初出場狙うトヨタ、きら銀破り勢い。七十七は快勝した2試合でどこまで復調なるか。
△12:30 石巻市日本製紙石巻にかほ市・TDK
 磐石の戦いで2試合を大勝した石巻が王者奪回に勢い。TDKは苦戦を糧にできるか。

石巻市民】
△10:00 金ヶ崎町・トヨタ東日本 - 仙台市・東北マークス
 JR東北に苦杯も富士通に持ち味出して勝ったトヨタは更なる足固め。マークスは平日戦をどう戦う。
△12:30 山形市・きらやか銀 - 盛岡市・JR盛岡
 駒形の猛追もあったきら銀は背水の陣。JR盛岡は昨日の勢い持続を。

 やはりギリギリの記述にしてしまいましたが、参戦される各チームの健闘を願いまして項を終わります。


下記ランキングに参加しています。にほんブログ村 野球ブログ 社会人野球へ
にほんブログ村