MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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クラブ野球選手権2日目(後編)-松山、深夜の決戦制す!/オールいわきの応援に行った理由。【2014社会人野球】

 後編の記述入ります。

 第二、第三試合も熱戦、第一試合はタイブレークの熱戦…で、第四試合が始まったのがなんと7時20分!外は豪雨、雷雨の影響もあり、西武第二球場での開催というわけにも行きません。ドームの中は別世界でしたが、都市対抗野球出場チームの松山フェニックスと、逆転劇でゴールドジムや所沢グリーンを破ってきた山梨球友の試合は始まりました。逕サ蜒・0136.jpg

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 前試合終盤にデジカメがダウン。この試合途中にも携帯電話が電力ダウンしてしまい、写真が撮れない状態に。上記2写真はかろうじて電池が残っていたときに撮ったものでした。試合後半のツイートは電話から電池をはずし、30分に一度何とかメールでツイートをするのがやっと。試合は事前の予想をよそに、松山の松井投手のスピードガンでは計れない剛球を山梨打線が打ち込み、投げても山梨のエース、平井投手は企業チームで主戦だった底力を見せ、8回までで5-5。もう西武球場で寝るか(やけくそ)などと思っていた9回、試合が動きました。

 松山の川本選手の適時打、さらに押し出しで平井投手がKOとなると、リリーフの鈴木選手から田渕選手が満塁一掃の三塁打。後で知ったことですが、これがサイクル安打を決めた一打でもありました。最後は山梨の反撃を秋山投手が切り、22時15分に試合終了となりました。しかし、山梨球友も多くの人が球場に詰め掛け、にぎやかに選手に声援を送っていました。なお、長年応援されていた方から「どうだ、山梨も応援していかないか」言われましたが、完全に力尽きていたこと、現場との折衝(実は山梨の応援も考えていました)する時間が取れないことで丁重にお断りすることに。いずれ、また見てみたいチームがひとつ増えたのは間違いないです。 



 以下、色をつけた部分は松山と山梨の試合中につぶやいたもののまとめです。なぜ、自分がオールいわきの応援をしようと思ったかを書きました。一見いただければと思います。

  さて、第3試合ですが、オールいわき、奮闘届かず2-15で大和高田に敗れました。好機は幾度か作りましたが、大和高田に力で押し切られてしまいました。戦われたオールいわきの皆様、本当にお疲れ様でした。なお、応援に対応していたので、この試合のツイートは一切していません。恐れていたことが...デジカメ、ダウンしました。4年使ってきたからそろそろか思ったら、しばしの所用は携帯カメラで対応しますが、買い換えですね。

 順番あちこち行きますが、オールいわきの皆様には大変お世話になりました。東北予選3日目が赤崎、三菱製紙八戸、いわきと震災被災地3チームが揃ったとき、当然自分(赤崎)が勝つつもりでいましたが、このブロックの勝ち抜いた所を応援に行こう、と心中思っていました。とはいえ、チームのリズムを崩すかもしれない副作用も考えると、行っていいのかどうか悩みもしました。過去に福島硬友、須賀川と同様の行為をしていて尚。
 いわき、八戸ともに対戦歴はあるとはいえ。

 それでも行動してしまったのは、2010年の連鎖的な後悔が。
 この年のクラブ選手権、赤崎と高田は県予選ベスト8で激突。し烈な投手戦の末、勝ったのは高田でした。高田は勢いに乗り、県予選優勝、東北予選も江刺を破り西武ドーム行きを決めました。当然、本大会は同級生も2人いるし、長い付き合いの後輩もいる高田の応援行こうと。その矢先に、長く同居していた祖母が、更に2日後には離婚し18年あっていなかった父がなくなりました。特に父は居場所も分かり、高田の応援行ったらそっちにも行こうと思った矢先の死。ショック受けまして、行こうと思っていた所沢行きをやめました。

 そして、東日本大震災...。高田クラブも金野潤也君と佐々木敏行さんをなくし、生き残った選手も誰か関係者はなくすという非常事態に。私も50人知人をなくしましたが、多くは陸前高田市でした。そういう経験がありましたので、やらないで悔やむよりは先ずは行動してから...で。精神的な障害もあり、中々うまく行かない面もありましたが、福島硬友、須賀川、そして今日のオールいわきの関係者皆様には親切に対応していただきました。本当にありがとうございます。

 今晩はまた記事を製作しますが、こういう行動をとっている理由を書いておきたかった、説明しておきたくて、一筆記しました。ブログにも後程書きます。いまはまだ西武ドーム。松山フェニックスと山梨球友の戦いを見届けて帰ります。

 2012年都市対抗でも思いましたが、何かすんべとは思っていても能力が絶対的に劣っている俺にできることは、その場にいて、頑張っている人のそばにいて、朝顔の支柱になる。これしか思いつきませんでした。そして、福島に関しては、自分のいる岩手とはまた違ったゆるぐなさもありまして、必要以上に何かいわれている面もありまして、特に一部勢力の言い方にカチンときて…行動したわけです。
 帰ってからの病院で、身体の保護のため既存の活動の縮小を提言され、野球の応援も来年度以降はこれまでよりもする機会が減ることになります。どういう立場になったとしても、働きながら、生きながら野球にも打ち込むクラブ野球を応援しようという心は変わりません。そして、オールいわきの皆様にはグラウンドに立ったら、の熱意を学び、余所者である私にも良く接していただいた心をいただきました。本当にありがとうございました。
 以上でクラブ野球選手権のリポートは終わります。
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