MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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CK34 焦んないで!その行動…2題。

 こんばんは。伊東です。
 ここではスポーツで気になった事2つばん書かせていただきます。じっくりコトコト書きたかったけど、先の記事の制作でだいぶ時間使ってしまったのでそそくさと書いていきます。

びー:んな事語ってんならとっとと書け!

伊東:だったらおまえは出て来んな!
 …えー、大変お見苦しい所お見せしました。
 記事全体がそう?ま、そう言わずに見ていってください、お兄さんお姉さん。
 では本題。

企業名解禁を!東京V前社長最後の訴えも…
 スポニチ Sponichi Annex ニュース 09年4月4日配信


お飾りもうウンザリ!ラモス常務退任
 スポニチ Sponichi Annex ニュース 09年4月3日配信


 …「Jリーグのチームに企業名を入れてくれ」という発言が、東京ヴェルディサイドにいる方から相次ぎました。正直、まだこういう発言する方がいるのか、と。
 確かに、企業名の名前付ければ金を出しやすくなる。それも1つの意見でしょう。
 だども、なぜJリーグは…ひいては世界のスポーツでチーム名に企業名を前面に押し出さないチームが多いか。
 色んな意見はあるかと思いますが、私が思うに…その地域のスポーツは、その地域に住む人、所在する(関係する)企業、その行政。すべての人が関わって物事進めなさいっていう意味での共同体として、チームの名前は最大公約数受け入れやすい「地域名」にした方がいいって事じゃないかな?

 確かに…記事中の「日テレFC」にすれば、日テレとしてはその名前が常時宣伝されるようなもので効果あるし、それに似合うだけの金を出しやすい。チームとしてもお金は必要だから、その手に乗りやすいというのはあるとは思いますが、そこまででしか物事進められないと思います。

 社会人野球でも、企業名を出したチーム(企業チームの大方がそうですが)に後援会が付き、所在地域に一定の規模・影響力を持つチームもあるのですが、実態はどうなのでしょうか。ある企業一社だけが持つチームというのなら、そこに協力する事が素直にできるか(会社がライバル企業だったり、会社の所有物、というのに対する『抵抗』)。幅広い協力体制をとるのなら、どこか1つだけが得するのではない、そこに関わる人たちが共同して責任と益を得る。そういう形にすることこそ、広くその競技、あるいはそのチームが浸透する力となるのではないでしょうか。

 東京ヴェルディ。確かに、今のプロ化につながるチームシステムを作り上げ、強力なカラーを作り上げてきたチームです。しかし、この一点に関してはこのチームのとる態度には納得いきません。そんなに「日テレFC」にしたいのなら、Jリーグ脱会してどうぞJFLで頑張ってください、といいたくなりますよ。
 でも、そのヴェルディに期待をかけ、再び日本一のチームにしたいと頑張る人もいる。
 それも事実。

 だから、どこか一つの大きい所が引っ張るという形でなく、関わる人たちが力を発揮する形でないと…一見遠回りだけど、考えていただ炊きたい部分です。
 岐阜なんかスポンサー集めに苦慮しているし、その実態も分かるけど、ここで「企業名優先」にしたら、より広く手をつなぐという事が忘れ去られかねない。その部分だけ不安で、あえて記事書かせていただきました。
 もう1つ。「CK33~」に連なる記事を作っていたときに、1つの気になる記事が掲載されていました。

200円おかずを節約しているいま、OBCに千数百万円補助することに市民は納得しない
共産党岐阜県高島市議団ホームページ 活動報告より。
※このリンク先では直接記事につながりません。2008年9月17日の日記をご覧いただきます。


 一年で割っても500万円。はっきり言って大金です。
 スポーツの振興を果たす上で、行政側の関与も必要である事は確かです。
 しかし、それは地域住民が納得いく形でなすべきもの。

 私も社会人野球に関わる人間です。
 野球がしやすいような政治状況というのを作っていただきたいし、そういう道を作る事も自分の(微々微々微々微々微々たるものですが)役目だと思っています。
 でも、この高島市共産党議員団のホームページを見たときに固まってしまいました。
 こんな性急なやり方でいいのか、と。

 かつて、某強豪クラブチームが選手を市内の公的機関に就職させていたそうですが、試合の時には欠勤をすることが多い…その事をとらえられ、市議会で追及を受ける事態に発展した事もあった、という話を聞きました。
 お金を集めるという事、チームを活動させる事は簡単な事ではありません。
 そのことは重々承知しています。

 でも、その集め方、チームの進め方は、その地域に関わる方がみな納得いく形ですすめていっていただきたいと強く思います。そうでないと、一時的に“利”を得た所で『なんだあれはよ』と後ろ指さされる…そういう肩身狭い思いをさせたくないので。その部分くみ取っていただければ、と思います。
 どうにも…何かにつけて、こらえるという事が大変な時勢となっています。
 だから、その助けになるものなら…って思いで以上にあげた行動に傾いてしまうのかもしれません。でも、それはより広い協力というものを止めてしまう物事ではないでしょうか。そういう事態を招いてしまうものではないでしょうか。

 岩手ではJリーグ(あるいはJFL)を目指すチーム3つ目のチームができましたが(※1)地元に根付く行動を…言いかえれば、地元に住む方と一緒に歩む、という行動をどこかで軽く見なかったか?という思いをしてなりません。

 どうせ何かするならみんなが楽しくやった方がいい。
 誰かが不愉快な思いをする事は勘弁してほしい。
 今回も、ルル生意気語らせていただきましたが、その思いの大元はと言えば、こんな事だけです。この一文から、何か考えていただければ、と思います。

※1 「アンソメット」設立へ 八幡平市にサッカーチーム (岩手日報09年3月14日)
 今日も拙文、長文にお付き合いいただきましてありがとうございました。
 花粉症も相変わらずですが、何とか生きてはいますのでご安心を。
 皆さん、お体ばかりお気をつけてお過ごしください。

 整理がつき次第、次回の記事は「政治・政策」でお送りします。
 今日はここで失礼します。おやすみなさい。


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