MBC野球発信局-袖番号96 伊東勉のページ。

17年9月から移籍。こちらでは社会人野球など野球中心の記述をします。

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No195 一人のおろかな行動が 社会人野球をぶっ壊してくれた-万年補欠の怒り

 今日の本題は茨城ゴールデンゴールズの遠征中にろくでもない事をした痴れ者をここにて扱います。その男の名は山本圭一極楽とんぼの一人といえば分かりやすいだろうか。彼が何をしたかは、既に多くの媒体が伝えている通り、野球の遠征中に未成年の女性を連れ込み、みだらな行為をしたという。
 まず、山本圭一(こいつにつける敬称はない。また、名前までつけて書くのは、同じ山本姓でも誇れる仲間と一緒にされても困るから)の取った行動が誰を傷つけたかを羅列する。なお、被害者に関しては、当たり前すぎるので書かない。
 1)萩本欽一さんはじめ茨城ゴールデンゴールズ選手・スタッフ・このチームの周りに集まった皆さん
 2)極楽とんぼの相方・加藤浩次さんと、ファン・関係者
 3)同じ社会人野球でたたかう全選手

 もちろん、家族などもそうなるだろう。それにしても…腹立つわ。

 まず、判断力に劣る人を連れ込んで事に及ぶ…一部報道で「暴行」とも言われたが、そういわれても仕方がない行動を取った。私の嫌いな行動の一つは立場の劣る人に対して、力に任せてねじ伏せる事。山本圭一はその「禁」を破った。
 そして、ゴールデンゴールズの遠征で移動中の愚行。大体、次の日は函館オーシャンとの試合だっただろう。試合前日にこんな事するか。野球なめている。オーシャンに対して失礼だろう。
 彼は、こういう女性問題には「前科」があった。その都度反省を口にはしていたんだろうが、身になっていなかった、という事だ。
 
 結局、彼は、生きることに対して「なめていた」。自分だけではない。チームをもぶっ壊した。萩本さんは解散をも口にした。よほど責任を感じての事だろう。ま、04年の球界再編問題で「野球をやる場所を 野球を盛り上げるため」に作られたゴールデンゴールズ。色々な意見も寄せられるが、社会人野球に世間の目を向けさせた、という意味では貴重な存在だし、地元に根ざしつつあっただけに残念な話だ。課するべき処分は処分で考えるとして、何とかならなかったものだろうか。ここに集まった選手は、それぞれの目標に向けて頑張るために、そのための舞台にこのチームを選んだ。その舞台を取り上げてしまった山本圭一の罪は重い。

 このチームに片岡安祐美という選手がいる。日本女子代表にも選ばれたセカンド。体格差はいかんともしがたいが、それ以外ではすっかり成長をみせていた。新井純子さんや、松本綾乃さん(かつてアムウェイレッドソックスに在籍)ら先駆者には悪いが、女子野球を身近に感じさせた一人者ともいえた。
 その彼女は、去年のインタビューでこんな趣旨のことを語っていた。
 「女だからと手加減されるのが…」
 この言葉を語っていた片岡さんの表情には怒気がこもっていた。そのインタビュー直後にTDK・津口、高田ク・菅野からヒットを放つシーンを見、更に今年の映像を見てみた。やっぱり今年の方が成長している感じを受けた。

 なぁ、山本圭一よ。代表として片岡さん書いたけど、他の人の頑張る姿を見て何か感じなかったのか。相方の加藤さんにしても色々自分を高めようとした結果が、レギュラー増加に結びついたんだろうが。
 「自分高める事できねえ奴が 他人から尊敬受けること何ざねえよ!」
 ついでに一ついいか。俺の事話すのも難だが頭来たついでにしゃべってやる。
 俺は社会にでてからの不摂生の成果とも言えるが、腰を病み、体を病んでしまって草野球レベルでも野球が出来なくなってしまった。もうグラウンドに立ちたくても立てねぇんだよ!立つようになるまでにはかなりの時間がかかるんだよ!お前はグラウンド立てるんだろうが!だったら、それに恥じない行動とるものだ!お前の行動が社会人野球ぶっ壊したんだよ!そこのところ思い知れ!

 ゴールデンゴールズにも問題がなかったとは言わない。5月の都市対抗野球県代表進出決定戦。ホームでのクロスプレーをめぐって乱闘にまで発展してしまった。意識の高いのは分かるが、それとこれとは違うだろう。「優れたスポーツ選手・優れた人間」であってほしい。グラウンドではすごくても、それ以外で蔑ずみの目で見られる事が果たしていいのかな、って事だ。

 そして、芸能界。いい加減くだらない「特権意識」どうにかしてくれないか。バカな事やっても「ま、芸能界だから」ですますようなやり方。いい加減にしてくれ。何やっても視聴率が取れればいいやという奴には、それと入れ替わりに何を失うんだ、と聞いてみたい。

 怒りのあまり乱暴な書き方になりました。特に、赤字で書いた部分には、最初別な表現を入れていました。しかし、これをアップしてしまうと、自分まで低レベルの人間にしてしまうので、いったん消して書き直しました。
 しかし、私も人生の一部分をかけてきた野球を、こんな形でチャランポランにされたくなかったのです。クラブチームバブルともいわれる昨今ですが「団体は、作るよりも続けるほうが大変」。これを心して、活動してほしいと願いながら、筆を置きます。また明日、お目にかかります。
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